北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

伝わらなくても

2024-09-16 20:33:32 | ウォーキング
薬効果で眼の調子が回復したので、頑張ってウォーキングへ出た。
一日の最高気温が連日20℃に届かなくなったので長袖にしようか迷った、窓から半袖姿でワンコを散歩させている爺ちゃんを見たので、いつもの白い半袖に手を通した。

秋口に入り熊の目撃情報が増えているので、よつ葉裏ルートをやめ国道を渡って高専から奥へ入ってみた。

国道を渡ることで町内会も違うし、見慣れない建物が続く。

団地の中を新鮮な気持ちで歩いていると、突然民家の前にあるPに置かれたキッチンカーを発見。

何故こんな所に? 商売にはならないだろうにと思いながら見ていたら車の陰から女性が現れて幟を立て、車の横にテーブルと椅子を並べた。

その女性が、何と云うかとっても可愛い。美しいではなくて可愛いのだ。
年齢は40歳位だろうか。とにかく可愛いので思わず引き寄せられて
「もう開店しているんですか?」なんて声を掛けてしまった。
「今 開店したところです」とニッコリする彼女の強烈な引力に抵抗できず、
「それじゃ チーズのホットドックを一つ」なんて注文してしまった私。

「お時間が10分程かかりますが……」と云う彼女に「30分でも1時間でも待ちます」と云う

「その白いシャツに見覚えがあるんですが、よつ葉の裏を時々走っていませんか?」なんて云われてドキッ。

「真剣な顔をして一生懸命に走っていましたけれど・・・・」と云うのに、「それは多分私です」と云うだけで精一杯。

真剣な顔をして必死に走っている時は大抵 ンコを我慢している時だから。
普通なら、こんな可愛い女性を見忘れることは無いし、きちんと挨拶をしているだろう。

私は出来上がったホットドックを受取りルンルン気分。
また、こちらのコースを歩こうと思ったのだけれど開店は不定期だと云う。
キッチンカーだから移動して商売するのだ。今度は いつ会えるのだろう。

私は大きく手を5回振った。もちろん「サヨウナラ」の合図ではない
ドリカムのブレーキと同じく「アイシテル」のサインだ。
伝わるかどうかは知らないけれど。



今はとにかく 無事に家へ

2024-07-02 22:36:08 | ウォーキング

自宅を起点としてのウォーキングコースである「よつ葉ルート」の延長線上で熊が目撃されてからその道を避けていたのだが、目撃情報は一度だけでその後は出ていない。

今日も買物ついでにキョロキョロしながら車でその道を通ったのだが、熊の気配は無かった。

と云うことで昼食後、久しぶりに「よつ葉裏ルート」をウォークしてみることにした。

「ンコ」は少し出たけれど、ルンバに「よつ葉裏」と伝えただけで嫌な顔をされた。
春採湖なら私が車で行くので呼ばれる心配は無いが、「よつ葉裏」なら「警報」が発令されたら車で迎えに行かなければならないからだ。

気温は28℃。ジジイは気温の感知システムがイカレテいるようで元気よく手を振って歩く。
熊にも遭遇せず橋を渡って2キロ地点でユーターン。
帰りは同じ道をジョギングする。

やっぱりと云うかヤツの気配を1キロも走った地点で感じた。走りながらスマホを取り出しルンバへ警報発令。合流場所を廃業したコンビニ名に指定して急いだ。

200m程先の裏道でルンバが車で待機しているのが見えた。彼女も私を確認したのか少しずつ国道へ接近してきたのだが、何を思ったのか左折して歩道の上に載った。
廃業店舗前のPにでも停めようと思ったらしいが既にPは無く歩道の上はマズイと思ったのかゆっくり前進して車道へ降り、そのまま左折して団地の中へゆっくり消えていった。

まるで私に「ここまでおいで」と嫌がらせをしているように見える。
私は怒る気力も無く団地への道を折れたが50m程先にあるバスの停留所に停まっている車を発見。

バス停は駐停車が禁止されているのに私にばかり運転させる彼女はそこにバス停があることを知らないのだ。
私はやっと車に乗り込みシートベルトをして揺れる車内でズボンのファスナーを開け家へ飛び込む準備を開始。

彼女に「何故車を動かした」と文句を云うのは、無事にンコを出してからだ。
ズボンがボタンを一つ外すだけでスパッと脱げる状態にし、右手には家の鍵をしっかり握った。

頑張って 立ち上がるんだ

2024-06-30 21:07:26 | ウォーキング
気温は22℃。札幌の方は30℃超えだと云うが、同じ北海道でも違い過ぎる気候だ。

熊が怖いので、今日も自宅から15キロ程離れた春採湖をウォークすることにしたのだが、問題は「大」をモヨオサナイカと云う事だ。

私だけなのかも知れないが歩くと腸が動いてしまうので、湖の西側に3ケ所しかない公衆トイレに辿り着くまで大変な目に会ったことが何度もある。

何故、湖の東側にもトイレを作ってくれないのだろう。

で、腸が動くのを予想して湖の南端近くにあるPを出発地点にして先ず東側を歩き腸が動き出した頃、スーパーのある北側や公衆トイレのある西側に到達すると云う名案を考え出し、今はそれを実行している。

一応出発前に自宅のトイレへ入り様子を見たが「ンコ」の気配も無かった。
それで目指すは春採湖と云う事になるのだが、港に外国の客船が入っているのを見つけて寄り道。

港から対岸の丘にある施設「まなぼっと幣舞」を見て、もう一度トイレへ入って様子を見ようと考えた。

先ずは、ヒーヒー云いながら10階の展望室まで階段を上がり、そして1階のトイレまで階段を下りた。

トイレへ入り気合で少しだけだが出して、その量だけチョット安心。

湖の遊歩道をヨタヨタと走り、無事にトイレの無いエリアを通過し、このぶんならイケるかと思ったところでモヨオシタ。

脂汗を流しながら公衆トイレへ辿り着いたが、何とこの時代に水洗だけれど和式だって。
迷っているヒマは無い。邪魔なウエストバックを外し、尻を落とすと同時に大量の「ンコ」を噴射。

幸いトイレットペーパーも付いているので安心だが問題は一つ。
久しぶりの和式なので立ち上がれるか自信が無い。

10階まで階段を上がり3キロ以上をジョギングした後なので脚がヘロヘロだ。
見回しても掴まるところは無いし・・・・・大丈夫か・・・・・オレ。

大外れの日

2024-06-16 20:33:57 | ウォーキング

「今日は22℃もある。暖かい」

下着を脱ぎスポーツシャツを直に着てウォーキングへ出ることにした。

家を出る前に必ず確認するのは「ンコ」の気配がないかどうか、これが重要だ。
気配が無くても一応トイレへ入って数分間ねばってみる。

何しろ、昨日一年ぶりでテーメン店へ行き、腹いっぱい食べたので「ンコの素」は沢山体の中に蓄積されているはずなのに・・・・・出ない。

天気予報も確認し雨風の確立を調べて春採湖へ行った。

湖の西側に4か所の公衆トイレが散らばっているが、東側に一つも無い。

その東側から攻めることにして、気配がした時には西側に辿り着くようにと考え、今日も4.7キロの湖畔一周を目標にジョギング開始。

何故か気配の無いまま東岸を通過したのがかえって不安を煽る。
ポツポツと雨が降ってきた。予報が外れたと云う事だ。

ポツポツの中、気体の気配さえ無いまま、4ケ所あるトイレを通過し、ゴールである自分の車に到着。

どうしたんだろう。何故「ンコ」で出ないのだろう。
気体も出ないし・・・・・
身体に何か異常があるのだろうか。

不安を抱えたまま汗と小雨で触れた顔を拭き運転席に座った。

その日は来る

2024-06-09 20:08:00 | ウォーキング

4~5日前にジョギングで春採湖をやっと一周できたことを書いた。
実は、走って一周出来たのはそれで2度目だ。

定年退職後、春採湖に一周4.7キロの遊歩道があることを知り、ウォーキングを初めた。
通りかかった春採湖を見た時に沢山の人がウォークしているのを見たからだ。

だから自分にとって春採湖は自宅からは遠いのに、わざわざ車で通って来る程価値のあるウォーキングのメッカだから今でも時々歩く。

少し気温が低かったり雨が降ったりでここ数日ウォーク出来なかったが今日は良い天気。気温は18℃。

朝食後のグータラ寝をやめ、半袖のスポーツウェアを着て春採湖へ行った。

骨伝導イヤホンを装着し、最初の一歩から走り出した。数日前にジョグで一周出来たことが大きな自信になっている。

交叉する顔を知らないウォークの人と軽く挨拶を交しながら走る。
ヨタヨタの爺に誰もが道を譲ってくれるのは有難い。

私が病の再発で手術を3回連続で受けた病院が丘の上に建っている。
点滴をされ尿道にカテーテルを挿れられた情けない姿で、春採湖をウォークする人を羨ましく思いながら見下していたのを思い出した。

あの時は、まさか又頑張れる体に戻れるとは思っていなかった。

今日も病室からウォークする人を見ている患者がいるに違いない。

(こんなに頑張れるようになるんだよ)と教えたくて、目立つように白いドライビング手袋を穿いている。

窓から(アノ人、まだ走っているよ)と思って見ている人がいるかも知れない。

「きっとアナタも私のように元気になるよ」と伝えたくて、私は白い手袋を穿いた手を大きく動かし続けた。