北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

友 遠方より来たりて・・・・・去る

2014-07-12 19:00:50 | 日記
昨日までの豪雨が嘘のような晴天。 台風一過と云うヤツだ。
今日帰ってしまう京都のK御夫妻をホテルへ迎えに行く途中、昨日は見えなかった阿寒岳が見えるのを確認して少し嬉しい。
「やっと晴れてくれたか・・・」と云う気持ちだ。

真っ直ぐ空港へ向かうのも物足りないので、港湾地域を通って京都には無い漁港の雰囲気を感じてもらい、
ついでに島が一つもない水平線の広がる太平洋を見せたくて 道の駅「恋問(こいとい)」へ寄ったのだが、
この辺りだけは何故か霧が立ち込めて見えるのは目の前の波打ち際だけ。


かなり残念なのだが、それでも二人はカメラを手に ハマナスの花や波と戯れる若者にレンズを向けている。


よく見ると、若い男女は上から下まで濡れて寒そう。
どうやら海へ入ってきた様子。気温は何とか20℃まで上がったが釧路の海の水は冷たいし台風の余波で波も高いままだ。


「もう少し若かったら体で温めてあげられたのにね」と若いオネエチャンに云ったら「うん、温めてぇ~~」と手を広げて寄ってきた。
しかし、その横には臨戦態勢のオトコがいるので近寄れない気弱な私。


今度はもう一人のオネエチャンが勢いよく駆け出して海へダイブ。


荒れる波間で手を振ると入水自殺にしか見えないが、時々泳いでいる気配。


ホントに溺れたら、マウスツーマウスの役を絶対に譲らないぞとスタンバイしていたが、残念ながら元気に陸へ上がってきた。


濡れた服を何処で着替えるのか訊いてみたら「車の中」と云う返事。
「シャッターチャンス狙っていたんでしょ」と云う屈託のない可愛い笑顔に、今の若者の明るさを見た思いだ。

道の駅で土産物を買った御夫妻を我が家へ案内。無理に団子を食べさせて さらに近くの店で豚丼を腹に詰め、腹パンパンにして空港へ。


そして空港前で荷物を下してあっけなくサヨナラ。
丹頂鶴を見せてからと思ったのだが時間もなく、お土産も渡さないままのお別れだった。
悔しさの残る別離。ハグも握手もチュッも無し。

先ほど、大阪の伊丹空港へ無事到着のメールが入った。
飛行機嫌いの私は、とにかく無事地上に降りたのを確認できてホッとした。
台風の中でも事故なく走れたのが良かった。
また、来てくれるかなぁ~。摩周湖を見てもらいたいんだよね。

何か、気が抜けてしまったなぁ~~