北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

拡散

2023-09-09 20:15:15 | 日記
時々行くラーメン店の美味しい餃子を食べなくなったルンバ。
それまでは帰宅途中の車内でガムを配っていたのに突然食べなくなった。

どうやらニンニクが何故かダメになったらしい。

当然、冷凍の餃子も口に入れなくなった。

そのルンバが突然「餃子の王将へいきたい」と言う。
何があったのかと思ったら「ニンニクの入っていない餃子」がメニューに加わったとテレビ番組で知ったらしい。

それで夕食は久しぶりの外食。

巨大スーパーの奥にあるテナントが入った区画へ向かうが、マスクをしていない人を見掛けるようになった。

店舗前には行列も無く(今のうちに)と急いで店の入口へ立った途端、意識せずに気体が漏れた。
ニンニクよりも臭いのが漂ったら店の方に申し訳ないので急停止し一歩後退。

店員さんは「いらっしゃい」の「い」の口の形で声を出すのを止めて不思議そうな顔。

私はルンバに「屁が出ちゃったので一旦退避」と告げテナントコーナーを一周して匂いの元を拡散する。

餃子は美味しく頂いたけれどニンニク抜きの餃子は、今の所北海道を除く店舗でしか提供されていないのだそうで、ルンバはガックリと項垂れた。

パラダイス

2023-09-07 16:32:10 | 日記
私の長年通っているクリニックから紹介状が出ていた。
先生が引退した時に作成してくれたようだ。

数年後に私が車の免許証を返納してもバス一本で通院できるエリアで私の病気を得意とするクリニックを選んでくれたみたいだ。

紹介先のクリニックまでの距離が今までの半分になった。

ドキドキしながらPへ車を入れ院内へ。医院の規模は今までの半分程度かも。
待合室の半分は既に席が埋まっていて、そこそこ人気はあるようだ。

恐る恐る受付で紹介状を出したが受付嬢がとても可愛い。大学を卒業したばかりかも。
その可愛い子がわざわざ受付の中から出て来て私の横に寄り添うように立ってニッコリ微笑むと「おくすり手帳はお持ちですか?」と秘め事のようにささやく。

私の大好きなウッフン系だ。
それだけで私は病人だったことを忘れ元気に走れそうな気分。

何とか頑張って自分を取り戻し、お薬手帳を渡して受け取った初診時アンケートに記入すると食事指導室のような部屋で呼ばれ、多分栄養士さんだと思うが今の食事内容について色々と訊かれた。
私も減塩に務め一生懸命運動していることを2倍程に誇張して丁寧に説明したが、どうやら真面目に病と戦っていることが彼女に気に入られたようで待合室へ戻って数分後、スススッと音もなく私の横に座り、「今度来た時も色々聞かせて下さいねウフッ」と❤のマークを残して去っていった。

体重を測り採血と採尿。
これまた可愛い看護師さんに「出ますか?」と訊かれ「患者歴が長いですから大丈夫」と胸を張る。

「注射は怖いので刺す時には誰かが手を握っていて欲しい」と我儘を云いそうになったけれど今回は自粛した。

結果、臓器に負担をかけると云うことで薬が一つ減り素敵なパラダイスから解放。

建物を出てから振り返って再確認したが、そこには間違いなくクリニックの文字。

コスプレとかキャバクラの文字は無かった。

白い闇の中で

2023-09-05 16:58:19 | 日記
昨夜、入浴後に髪を乾かしているとテレビ画面に突然「大雨警報」の文字が出た。

注意報ではなく警報だ。

そんなに降っているのだろうかと思ってカーテンの隙間から外を見たが、確かに雨は降っているが普通の雨だ。特別大騒ぎする程の量ではないように見えた。

テレビを消して寝室へ上がり、もう一度外を確認していたら数秒後に雨粒と云うより厚いレースのカーテンを何枚も重ねたような大雨に変わった。

近所の家々が白い闇の中へ消えた。

屋根を打っていた雨音さえも騒音の重なりの中では無音になることを知った。

私が普通の雨だと思ったことが雲の上の誰かの怒りを買ったのかも知れない。

これは何処かが冠水するかも知れないなぁ・・・・・

一昨夜の「どん」と云う地震に続き、安眠出来そうにない夜になりそうだ。

「ドン」の夜

2023-09-04 19:41:25 | 日記
一昨日の深夜
正確に書くと9月3日00:03分のこと。

ベッドに寝転びいつものように文庫本を開いた時、突然誰かに思いっ切りベッドの左側を蹴とばされたような、「ドン」と云う衝撃を受けて本を開いたまま固まった。

何? 何? と思った時「ドン」の反動だろうか、ベッドのスプリングがゆっくり左右に揺れ、その奇妙な動きが私を呪縛から解いた。

もしかしたら「ドン」の正体は地震だろうかと思いスマホの地震情報を確認するが何も出ていない。

地震だったら津波が心配だ。逃げた方が良いのだろうかと自問自答する。

「ドン」だけの一瞬で終わったような珍しい初体験の地震?

5分程して、スマホの画面にやっと地震情報が出た。(遅いだろうと毒を吐く)
津波がきていたら死んでるかも知れない。

M4.1  震度2  震源地は海上ではないようで津波の心配はなさそうだが、
震源地を示す✖印は私の家がある場所と云っても良いエリア。

だから震度2が納得出来ないのだ。
「ドンだからねドンッ」 震度3以上はあるだろう。

続きがあるかも知れない。
眠ってはいけない夜になった。

ワンコイン分の安心感

2023-09-02 19:49:51 | 散策
狂ったように窓ガラスを叩いていた雨が、テレビのチャンネルを変えたようにピタッと止まり、覆っていた黒い雲が東の空へ吹き飛んだように見えた直後、青空が見えた。

水溜まりが出来ていた路面は一気に乾き、空気の入れ換えをしようと開けた窓から飛び込んできた風は、爽やかと云うよりは湿気を含んだ冷気だった。

あわてて窓を閉め、冷気ならば汗もかかないだろうとウォーキングの準備。
それを見てルンバは室内干しの場所を空けるためにDAISOで買った棒を器用に使って下準備。

玄関で「出たの?」と訊かれて指でワンコインの小さな丸。
つまりコインサイズのが何とか一つ出たと云う事だ。
それでも全く出ないよりは良い。

湿気った冷気に後押しされて、いつもの交差点へ急いだ。