北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

アッシー君の東北海道観光巡り17 阿寒湖編3 最後の隠し玉

2024-05-08 13:25:49 | 旅行
アッシー君の東北海道観光巡り17 阿寒湖編3

風邪が長引いてしまい御心配をかけましたが、もう大丈夫だと思います。
私から伝染した家族がまだ治療の終盤ですが、かなり元気なので大丈夫です。
かなり元気だと云うことは、それだけ騒々しいと云うことでもありますけれどね(ナイショ)

と云うことで「アッシー君・・・・」を再開します。
と云っても旅ももうすぐ終わりですが・・・・・・


阿寒湖畔を出て、そのまま 「まりも国道」を戻ると思っていたであろうK子さんは、交差点を右折した車に違和感を抱いたのでは無いかと思うけれど、何も説明無いままにアクセルを踏む私。

実は、私が彼女に見せたかったのは阿寒湖では無い。
最後の「隠し球」があるのだ。
そこへ行くための時間を考えていたので気が急いていたのだ。

湖畔からは距離があるので観光ルートから外れた場所だ。
何しろバスも入れない狭い道があるのが理由の一つだ。

それ故に、北海道三大秘湖の一つと呼ばれている。

そして到着したオンネトー。アイヌ語で「大きな沼」の意味がある噴火による堰止湖だ。
もろちん阿寒湖からは独立していて阿寒湖の裏側に位置する。

「沼」と云うには湖水が澄んでいて、静寂に覆われ底に沈んでいる倒木でさえ見透せる。

数台しか停められない路肩の余地に車を置き、湖水の向こうにある雌阿寒岳、そして阿寒富士の美しさに魅了されたのだが、K子さんが阿寒湖より素敵と思ってくれたかどうかは・・・・・分からない。

アッシー君の東北海道観光巡り16 阿寒湖編 2

2024-05-05 14:30:38 | 旅行

阿寒湖畔には大きなホテルが並び熱海に似てきたように感じる。
ホテルの向こう側で湖を見下ろす雄阿寒岳の姿は変わらないのだが、やっぱり何かが違うように思えてしまう。

そんな中でも昔日のままなのは噴気孔が泥の中からガスを吹き出すボッケと呼ばれる遊歩道への道。

その先から見える湖はビルも目に入らず景色は変わらない。

自然を満喫しながら遊歩道を進んでいるとK子さんの姿が消えた。

熊にでも襲われたのかと心配になり来た道を戻ると、草原の陰から顔を出す。
何か興味深いものがあったのだろう。

その繰り返しなのでまた時間に押されることになった。

上手くいけば松山千春の足寄へ行き、ドリカムの吉田美和出身地である池田町を経て空港まで行けるかもと思っていた甘い考えをザックリと捨てた。

彼女が絶対に行きたいと云っていた阿寒湖を満喫してくれているのなら、それを優先しようと考えをかえた。

アッシー君の 東北海道観光巡り 15 阿寒湖編 その1

2024-05-03 09:29:07 | 旅行

早いもので3泊4日、K子さんとの旅も最終日となった。
夕方発の飛行機時間に間に合わせる為に、彼女が熱望したのが阿寒湖。

恩根内木道で少しだけ湿原を散策した後、彼女が前のツアーで夜に着いて何も見えなくて心残りになっていると云う阿寒湖を一気に目指した。

走るのは国道240号、通称「まりも国道」だ。

国道に沿うように走り時々姿を現すのは阿寒湖を水源とする阿寒川。

山道に入りカーブの連続する道に入ると目の前に突然、雄阿寒岳が勇姿を見せた。


Pから観光時期外なのでシャッターを下ろしている店が多い温泉街を歩き、
先ず、阿寒湖畔ミュージアムセンターへ入った。

沢山並んでいる資料や説明版の床一面は阿寒湖を中心とした空撮写真だ。近隣の自然を全て高所から見下ろすことができる雄大さに圧倒される。
雄阿寒岳や雌阿寒岳、そして阿寒湖や今走ってきたばかりの道まで足の下に見られるのは、壮大過ぎる。

そして、詳細な説明入りの展示物の数々。これが全て無料。

それをジックリ、ゆっくり読みながら進む彼女を見て私は焦る。

何しろ飛行機の時間に間に合わせなければならないのだ。

この先、予定していた「隠し玉」の内、どれを外そうかと悩む。

突然、目の前に現れた背丈の倍はありそうな巨大ヒグマの剥製に、説明板に心を奪われていた彼女は気が付き「ヒエッ」と云う顔で一歩下がった。

「クマが出たら私が食べられてあげるから、その隙に逃げて」と云っていた人とは思えない顔だ。

その時私は確信した。
餌になるのは私に違いないと。

アッシー君の東北海道観光巡り14 釧路湿原 恩根内木道

2024-05-01 11:39:46 | 日記

風邪症状で薬を処方され、しっかり患者さんとして日々過ごしているのに微熱が下がった以外咳や痰は出ているし、完治した気配はない。
もう寝るのにも飽きて机の前に座ったということになる。

アッシー君としての記憶が薄れない内にとチョットだけ頑張ろうと思う。

前回の北斗展望台の続き・・・・・でよかったのかな・・・・・

北斗展望台の遊歩道から車に戻りK子さんを助手気に座らせ北へ車を走られせた。今日は彼女の旅の最終日。飛行機の時間が気になる。

坂を下りきった所にある恩根内ビジターセンターが第一の隠し玉だ。
Pがあるだけの休憩所みたいな場所に数台の車が停まっているだけ。
実はこの端にある階段を下りると目指すビジターセンターが見えてくる。

多分、湿原を間近に感じる唯一の場所だ。

そこへ入る前に神社の鳥居を潜る時と同じようにきちんと一礼し「入らせと頂きます」と挨拶する。

実はここは以前案内したJ子さんの縄田張りなのだ。「オチッコ漏れる」と焦るJ子さんをビジターセンターへ案内したのに休館日でトイレが借りられず、野ションをさせてしまった。

モチロン私は現場を見てはいないのだけれど、以来ここはJ子さんの縄張り。
熊もキツネも彼女に敬意を払っているずだ。


「やちぼうず」を間近で眺めK子さんと木道を進む。
「やちまなこ」の底なし沼のような深さを実感させ、適当な処で遊歩道をUターン。

まだまだ彼女が希望する阿寒湖は遠いのだ。