タカ長の山ときどきタカ見

「タカ長のタカの渡り観察」の別室です。八十路の坂を登りながら更新してゆくつもりです。

これだけは捨てられない

2021-12-12 08:20:00 | 日々雑感
昨日は終活に夢中になり(?)ブログを更新する時間が取れませんでした。

と言っても終活作業は遅々として進みません。文書などもたくさん処分しましたが、その文書などをついつい読んでしまうからです。

山歩きの関係やタカの渡りに関する資料も思い切って処分しましたが、、、、、、

このファイルだけは捨てることが出来ません。

    

2007年3月にマレーシアで行ったプレゼンの原稿です。

その時マレーシアの高級リゾートホテルで行われる、マレーシアネイチャー協会主催のイベントに行くと先方に伝えたら、タカ長たちの渡り観察についてプレゼンするよう頼まれたのです。

頼まれたら嫌と言わないことにしているタカ長、自分の英語能力も考えないで快諾。

当日はリゾートホテルの立派な会場で、多くの人を前に30分間のプレゼンをしました。もちろん英語でのプレゼンです。

その時の英文原稿。これを読んだだけのプレゼンですが、書きこみや息継ぎするところに斜線を入れているこの原稿は捨てられません。

    

    

これはハチクマの渡り方向と風向きを話した部分。

ハチクマやハイタカの渡りだけでなく、渡りの時にハチクマが使うエネルギー効率などにも触れた、中身の濃いプレゼンなのです。

もちろんそのようなプレゼンがタカ長ひとりの力で出来るわけもなく、仲間たちとの考察なども取り入れ、その頃のタカ長たちの到達点を示すプレゼンだったのです。

    

タカ長にとっては一世一代の晴れ姿だったのですが、そのプレゼンを会場で見ていたタカカノや友だちはタカ長に見とれて、、、、、、、いやいや、本当は心配でタカ長の晴れ姿を写真に撮った人は一人もいませんでした。残念。

英文はイギリス人の鳥友にチェックしてもらったので、現地の人にも通じたようです。主催者の事務局の人が、タカ長のプレゼンを聞きながらパソコンのキーボードを叩いていたのを鮮明に記憶しています。

    

タカ長にとっては捨てられないファイルですが、タカ長が持っていても仕方ないので北九州市の鳥友(弟子?)にもらってもらうつもりです。

このような状況ですから終活も進みませんね。(涙)



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする