タカ長の山ときどきタカ見

「タカ長のタカの渡り観察」の別室です。八十路の坂を登りながら更新してゆくつもりです。

散る桜

2021-12-02 09:02:41 | 長女のこと
散る桜残る桜も散る桜

言うまでもなく良寛禅師辞世の句です。

長女は花を見ることもなく紅葉とともに散って逝きました。54歳、思いもしない早い旅立ちでした。

その運命から逃れられないことを知った時、心に決めたことです。

    

誰も恨まない。誰も責めない。

神も責めない、人も責めない。長女はもちろんですが、誰も責めないでこの運命を潔く受け入れることにしました。

そして、おかしな言い方ですが、同じ送るのなら気持ちよく送ってやろう。それがタカ長たち家族も目標になりました。

    

親とは無力なものです。わが子が死に瀕していても何もしてやれません。出来ることがあるとしたら、落ちこんだ顔を長女に見せないことくらいのことです。

そのことを考えて決めた目標が上記のようなことです。タカ長としては一生懸命考えたことですが、そのようなことは次女もタカ長の妹もとっくに決めていました。

タカ長が言うのはおかしいのかも分かりませんが、みんな大人になっていて良かったと思います。

    

事後処理も色々あり落ちついて生活を取り戻すには時間が必お要ですが、この面では次女が強力な戦力になり大いに助けられています。

このようなプライベートなことを公開したのに他意ありません。このことを秘したままブログ生活を継続することは窮屈だと感じたからです。

また、このようなことはいずれ知られるものです。

その時に、かたくなに隠し続けていると、長女の死や人生が訳ありだったとあらぬことを考える人がいるかも分かりません。そのようかことは絶対にあってはならないことだと言う気持ちもあります。

今回のことで教えられたこと、考えさせられたことは多々あります。そのことは後日適当につぶやかせて頂くつもりです。


コメント
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