
わが裏山、70番鉄塔からの展望です。窓ヶ山の左側にどっしりと見えるのが寒山。

74番鉄塔の近くから展望。仲間のすぐそばに窓ヶ山が見えています。その左側に大きく見えているのが寒山。
その左側の東郷山がみすぼらしく見えますが、標高的には東郷山のほうが100メートルくらい高いのです。
広島では有名な白木山より20メートルくらい低いだけ。わが裏山の最高地点、極楽寺山は693mですが、タカ長たちが普通に歩いている尾根は620mメートルくらいですから、寒山はそれより250メートルくらい高いのです。

窓ヶ山の稜線から見ても、東郷山より寒山のほうが大きく見えますが、でも、あの山のことは昔からあまり聞きません。登山対象の山として認知されていないのかどうか、タカ長には分かりませんが、登山者の少ない地味な山であることは間違いないようです。
ブログなどで寒山を見ることはありますが、あの山を歩くのはよほどのモノ好きだけ、と言えそうです。でも、実際に歩いてみると面白い山でした。
どなたが設置されたのか知りませんが、近郊では有名な東郷山の登山ルートに「寒山登山口」と明記されたので、あれを見て登る人が増えるよう願っています。
そのルートの復習です。


登山口から主稜線の直下まではルンルン気分で登れる道です。地籍調査のためのピンクテープが邪魔になるくらい巻いてあるので、迷う心配もありません。
ピンクテープを信用して登れば大丈夫です。しかし、トラロープが設置されている最後の登りは急登です。





主稜線にもテープは巻かれています。岩が現れますが、難所はありません。稜線歩きのアクセントになるくらいです。
平らな岩があって、その上に立ってみましたが、木が茂っていて期待した展望はありませんでした。





このようなところを歩いて寒山の山頂に着きました。
写真でも分かりように展望はありません。展望が楽しめるのは寒山山頂の手前だけです。






このようなところを歩いて850メートル地点に着きました。ここもご覧のように展望はありません。岩の上にこのようなモノがありました。
まわりは切れ落ちているので、地権者の方がまわりの木を少しだけ伐って下さると最高の展望地になります。どなたが地権者か知りませんが、登山者としては「展望地」をつくって欲しい気持ちがいっぱいです。
昨日の山歩きをサラッと復習しましたが、でも、サラッと歩ける山ではないような気もします。主稜線にはルートがハッキリしないところもありました。
生意気な言い方ですが、タカ長には見えるラインが、すべての登山者に見えるとは思えません。そのため、このルートは今のところ「経験者同伴コース」と言うことにしておきます。
タカ長だっていつまで登れるか分からないので、近々、逆コースを歩いてみたいと思っています。
寒山は地味でいい山ですが、数字以上の骨がある山、と言うのがタカ長の印象です。