昨日は、栄町から南東方面に歩いてみた。ホテルを出ると直ぐ裏には「女子大小路」という、名古屋では古くからの歓楽街がある。その中を通ると、夜通し飲んでいたのであろう、酔っ払った若い女の子とホスト風の男がウロウロしている。女子大小路を過ぎると丸太町、此処には私の高校の同級生の実家がある。「美芳苑」という花屋さんだ。ここのお父さん、お母さんにも随分可愛がって頂いた。
更に、進んでいくと鶴舞公園がある。鶴舞公会堂というのは地元では有名なホールで、私も20歳頃、当時大好きだった人に「ダイアナ・ロス」のチケットを買って、ドキドキしながらコンサートを見に行った覚えがある。当時、1チケット5000円くらいだったと思ったが?二十歳そこそこの私には高い物だった。
鶴舞公園を抜けて、さらに進んでいくと御器所から八事方面に途中で「瑞穂運動場」の看板を見つけ、南に進路を変える。御器所から引き返してくればよかったのだが、運動場までだと、ホテルから9キロもある。ちょっと、歩きすぎ?
途中で、ポルシェやフェラーリのショウルームを見つける。子供の頃、スーパーカーブームと言うのがあったが、正に憧れの一度は乗ってみたい車だ。
漸く辿り着いた「瑞穂運動場」。名古屋でのスポーツの殿堂である。陸上競技場、野球場、ラグビー場、テニスコート‥‥ありとあらゆる競技が出来るところである。子供の頃は、市電とバスを乗り継いで来た事があるが随分遠かった記憶があるのだが、大人になって歩いてやって来るとは思いもしなかった。
さすがに、片道9キロは歩きすぎた。帰りを計算すると、デパートの営業時間に間に合いそうに無い。途中の新瑞橋から地下鉄に乗って帰って来た。通勤客の電車の中で汗びっしょりのトレーニングウェアーの私は場違いな感じがした。
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