高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

西山徳右ヱ門窯

2009年09月11日 05時35分25秒 | 職人仲間

今回私の隣のブースは佐賀県有田町の「西山徳右ヱ門窯」の西山君である。私の親友「福ちゃん」の後輩に当たる。

Cimg0403 黒天目の器が一番の特徴である。独自の調合による釉薬が窯の中で溶けて泡立ち、泡立ち具合が何とも言えない表情を醸し出す。この泡立ち加減を調節するのが、窯元の腕の見せ所である。時には、意に反して醜い模様が出たり、反対に天からの授かり物のような美しい模様を作り出す。

Cimg0404 西山君の一番の特徴は、ユダヤ人のような大きな尖った鼻だ。「イーグル貴」と陰では呼ばれている。宴会の裏芸で、鼻の穴に500円玉を入れることが出来る。
「500円玉を蓋のように入れるのか?」と思ったのだが、さすがにそれは出来なくて、500円玉を立てて入れるのだ。それでも凄い!

500円玉2枚は相当訓練しているが、まだ入らない。今の所、500円玉1枚と100円玉2枚が限界だと言っている。「700円の男」である。
彼が「1000円の男」になった時、彼の人生は新しいページを開いていくのだろう!

by 竹工房オンセ

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