高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

バッグの修理 3

2010年09月30日 06時37分07秒 | 竹細工作業工程

長年、竹のバッグを生産してきた。毎日使う方も多く、どうしても磨耗や変形も起きてくる。中には、事故で大きく痛んでしまうものも持ち込まれる。

これもその一つだ。
Photo おそらく、転倒か?何かした時、上に載ってしまい潰してしまったのだろう。
Photo_2







角の部分も、穴が開いてしまった。






Photo_3ちゃんと修理できました。



817_025a










また、こんな修理も持ち込まれてきた。この籠は、私の作品ではないのだが、・・・・
「母の形見の籠なのだが、娘が、成人したので持たせることにしました。ところが、踏み潰してしまったので、出来ることなら、この籠の使える所を使って直して欲しい!」と持ち込まれてきた。

817_026a 底の力竹と巾着部分の絞りの布を新しい籠に移しました。





それで出来上がったのが、これです。以前より、随分グレードアップしました。

Photo_4 この籠には、成人式に頂いたお母様の気持ちが込められていたのですね、それを今度は、自分の娘さんに伝えて行きたい!
そんな気持ちの手助けが出来た事を嬉しく思います。

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