高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

点と線

2008年04月01日 08時18分29秒 | 出張

今まで何度も東京の蔵前、浅草橋、馬喰町、日本橋、と来ている。しかし、その都度、1箇所づつで用は足りていた。今回初めて、上野御徒町に宿を取り、そこから蔵前、浅草橋、馬喰町、日本橋、の4箇所に仕事があり歩いてきた。普段歩いている朝歩きと違って、革靴での半日歩きであったため、さすがに足が痛い。

41_013 ます、最初は皮のバッグ屋さんに新しいバッグの試作の打ち合わせ。なかなか思うようなデザインが出来上がらず、ある程度、形が決まるまで試行錯誤の連続になりそうである。私の無理な注文にも嫌な顔一つせず、「あー、それならこうなります。此処はこうやったら良いですね!」と親切に対応していただいた。ありがとうございます。

次に蔵前の革屋さんで、革製品の工具を買出し。革の部分は作っていただくが、竹と組み合わせる部分はこちらでしなくてはいけないので、いろんな工具を買い込んだ。

41_014 3番目は以前からの取引先の「手芸屋」さんへ。

4番目は日本橋の「ネオ・ウィング」という会社へ。ここの社長の片桐さんは別府市出身の方で、ネット販売で海外にCDなどを販売するサイトとしては日本でも指折りの会社の社長さんである。

昨年、私たちが「イタリア展示会」を企画しているときにグループの集まりに参加され、別府の竹製品を自社のサイトで扱ってはどうか?と提案して頂いた。「別府市出身者として、少しでもお役に立てれば」と。その打ち合わせでやって来たのだ。別府市出身の方が東京の一等地に会社を構え、若いスタッフを沢山抱え、元気の良い会社を作っている。大した物ですね。

41_016 この日も、新しい社員の面接をしていたようだ。

そんな訳で半日歩き回り、今まで別々だった点が始めて繋がった。続けて歩いてみて、初めてこの4箇所の位置関係が線としてやっと繋がった。

あー、それにしても今日もよく歩いたね 

竹工房オンセ

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