私の好きな映画

私の好きな映画 と 大好きなジュリーな 毎日

萩尾望都の世界のような 映画。

2013年03月04日 | 古い映画
カナダ映画は 最近日本の腐女子への マーケティングを 始めたのかと
思われる映画です。 

”HEARTBEATS"  2010年の映画(だったと 思う。。) 似たようなタイトル
の映画、曲が 多数ありますが、これは カナダの映画です。

まるで、アドニスのように美しい青年 ニコを めぐって 二人の男女が
競い合います。 マリー (映画の設定では25歳?ってことになってますが、
29--33歳くらいに見えます)と、フランシス(ゲイです。 この映画を
監督、主演しています)は 古い友人です。新しく知り合ったニコという、青年に
同時に恋をしてしまいます。 

ニコは (NIELS SHUNIDER フランスの俳優) 本当に、美しい青年です。
金髪、カーリーヘア 青い目。 本当に、萩尾望都様の 漫画の男性のように
美しいです。彼がもう少し若ければ、エーリクにぴったりです。

マリーとフランシスの恋をする様子は リアリティありすぎ。みていて、あるある
ってことばかり。 オードリーヘップバーンが好きといった、ニコに、彼女の
ポスターを買って、ニコののアパートのそばをうろつく フランシス。
マリーは オードリーそっくりの髪型、洋服で、ニコの目に現れる。

ニコは 二人をわざと競わせてる 様です。

この映画 ノンケに 恋をする、ゲイのつらさも 描かれてます。よくあるBL漫画の
ようで、この映画の監督、もしかして、日本の漫画よんでるんじゃ。。。って思ったりして。

この恋の終わりは 苦ーーいEND です。監督、主演のフランシス(本名忘れました)は
こんな苦い恋を何回もしてるのかなあ。と、思わせるような終わり方。ニコのかなり、
きつい台詞で終わります。 
マリーに対しても、マリーが必死な感じですがりつくような目で話しているのに、
ニコは ”今、ぼく、台所に、火をかけっぱなしみたいで。。はやく戻らないと”
日本語にすると、そうでもないけど、映画の中の言い方は本当に、詰まんなさそうに、
あんたがなに言っても、僕には全然重要じゃないんだよ みたいな感じだったんですよ!!

苦い終わりだけど、最後のエピローグで1年後がでてきます。二人はすっかり 回復して、
そして、また、新しい恋の予感?  て感じで終わります。

この映画は とても 綺麗な映画です。本当に萩尾望都の漫画のような世界でした。
セックスシーンも 綺麗です。(マリーもフランシスもしっかり、セフレは いるんです
残念ながら、ニコのセックスシーンはありませんでした。)3人がベッドに寝てるシーン
ありますけどね。
ちょっと気になったのはBGMです。”BANG BANG"が、何回か使われていて、この音楽
”KILLBILL" で、使われてましたよね。どうも、そのイメージが強くって、変な感じでした。

でも、腐女子の方なら絶対好きになる映画ですよ。