ベルサイユの庭園を散歩していたとき、思い出したことがあります。
たいへん、丁寧に 幾何学的に作られた 庭。 こんなの 見たことあるなあ
昔 むかし、銀座でみた、”ある日 マリエンバートで” という、映画。
あの映画の 中のシーンは ものすごい、幾何学的な 庭でした。
豪華なホテルのような 建物。庭が 大変広くて、そして、とても、幾何学的。
こんな 感じに似ていたような。
あの映画は
女性が ひとり、たたずんでいると、男性が 静かに話しかけてくるところから
始まったような。。。
男性は 女性に 去年も会った事、そして、お互いに愛し合っていたこと、そして、
今年こそ二人で逃げようといったことを つげます。
女性は あなたのこと 知らないわ。 覚えていないわ。と いいはります。
たしか こんな会話が ずうーーっと 続いた映画だったような。
女性は綺麗だし、男性は(全然顔おばえていないけど ハンサムだったような)だし、
妙に、気にいった 映画でした。
だって、素敵じゃありませんか。 突然かっこいい男性が”僕たちは 愛し合っていたんだ。
さあ、逃げよう” なんて、言われたら、全然知らない人だって、好みだったら、
私、一緒に 逃げちゃいます。ふふふ。
でも、現実にはそんな事は起こらずに、かえってきたんですけどね。