私の好きな映画

私の好きな映画 と 大好きなジュリーな 毎日

安井かずみがいた時代。

2013年03月10日 | ジュリー
読みました。 単に、ジュリーのことがのってないのかなあという、だけの理由で、
この本買いましたわ。
ジュリーはまつげが長くて、素敵って、こしのじゅんこのところに書かれてました。
それだけで うれしい私。

あと、”危険なふたり”は 加瀬さんの かずみさんのお話。でも、これは なんというか
もう、すっかり、しってるお話だけでした。。。。

ジュリーが ZUZUソングで、コンサートをしたということは 全然描かれてなくて、
ええ? どうして? 調査不足ではありませんか!!!

ジュリーには この本を書くにあたって、お話がなかったのでしょうか?それとも、
ジュリーが断ったのか。。。?

安井かずみさんに関しては、本当に、若いとき、奔放に生きて素敵だなあと
思います。まあ、経済的に普通はできませんよね。パリに洋服買いにいくとか
何時も、ファーストクラスとか。 

かずみさんは もしかして、本当にジュリーが好きだったのかもですね。でも、
ジュリーの描く女性像とは かなり、へだたりがありますよね。
ジュリーはもっと 庶民的な人がすきですよねえ。
でも、ジュリーが結婚したときと 同じときに 彼女は加藤和彦と結婚したんですね。
これは ちょっと意味深かなと 思いました。

この本にも随分書かれてましたが、 加藤和彦の早すぎた再婚。
私は安井かずみさんは ほとんど知りませんでした。単に、ロックミュージックの訳詩が
うまい人としか。でも、亡くなった時には、加藤和彦が随分つくしたとかは
なんとなく、週刊誌のタイトルとかで、分かっていて、その後、彼が再婚したときは
ちょっと、びっくりしたのを 覚えてます。というか、なんだ?こいつ? 前の奥さん
愛してたっての 嘘だったの?みたいな。 いまでも、そう感じてます。ちょっと許せない
感じです。 自殺したというのは 知りませんでした。でもねえ。 この人
ちょっと、甘えてるんじゃないのかなあ。 

ところで、ジュリーの新曲 まだ、聴いてません。 13日(日本では14日かな)に、届く予定。
やっぱり、震災の歌で、同じように、直接的な歌詞らしいですね。
早く聞きたいです。

炎の肖像 が 一番好き。

2013年03月06日 | ジュリー
ジュリーの映画のなかで、ジュリーが一番素敵なのは と聞かれたら、
私があげるのは ”炎の肖像” かな。
映画として、まとまってるのは”MISHIMA"なんですが、ジュリーが素で、素敵なのは
”炎の肖像”だと 思います。

この映画のなかの 彼は 彼の分身でもあり、また、ちょっと違う
自分を見失った歌手 でも、あります。
無茶なけんかを したり、運転できないのに、車を動かして見たり、
突然、街中で叫んで見たり、わけの分からないことをする 人、でも、彼は
自分が許されることを知っているちょっと 甘えた人間。これは、ジュリーが
演じてる人です。
でも、ジュリーそのものも、映画の中にたくさん現れてます。
映画の中のライブ。 時々ぼんやりしてるジュリー。 だれも、自分を理解
してくれない みたいに じれったがってる ジュリー。
これは けっして演じているわけでは ないと思います。

ジュリーは この映画のように、自分を見失ったことが ないと思います。

この映画はジュリーが 初めて演じることを試みた映画です。素直に、
自分の感じたままに演じているところが、可愛いです。

ジュリーが若くて、綺麗なときにたくさんの映像が残っていて、よかったわ。
ジュリーの ライブがこういう、形で残ってるのもすごいうれしいです。



萩尾望都の世界のような 映画。

2013年03月04日 | 古い映画
カナダ映画は 最近日本の腐女子への マーケティングを 始めたのかと
思われる映画です。 

”HEARTBEATS"  2010年の映画(だったと 思う。。) 似たようなタイトル
の映画、曲が 多数ありますが、これは カナダの映画です。

まるで、アドニスのように美しい青年 ニコを めぐって 二人の男女が
競い合います。 マリー (映画の設定では25歳?ってことになってますが、
29--33歳くらいに見えます)と、フランシス(ゲイです。 この映画を
監督、主演しています)は 古い友人です。新しく知り合ったニコという、青年に
同時に恋をしてしまいます。 

ニコは (NIELS SHUNIDER フランスの俳優) 本当に、美しい青年です。
金髪、カーリーヘア 青い目。 本当に、萩尾望都様の 漫画の男性のように
美しいです。彼がもう少し若ければ、エーリクにぴったりです。

マリーとフランシスの恋をする様子は リアリティありすぎ。みていて、あるある
ってことばかり。 オードリーヘップバーンが好きといった、ニコに、彼女の
ポスターを買って、ニコののアパートのそばをうろつく フランシス。
マリーは オードリーそっくりの髪型、洋服で、ニコの目に現れる。

ニコは 二人をわざと競わせてる 様です。

この映画 ノンケに 恋をする、ゲイのつらさも 描かれてます。よくあるBL漫画の
ようで、この映画の監督、もしかして、日本の漫画よんでるんじゃ。。。って思ったりして。

この恋の終わりは 苦ーーいEND です。監督、主演のフランシス(本名忘れました)は
こんな苦い恋を何回もしてるのかなあ。と、思わせるような終わり方。ニコのかなり、
きつい台詞で終わります。 
マリーに対しても、マリーが必死な感じですがりつくような目で話しているのに、
ニコは ”今、ぼく、台所に、火をかけっぱなしみたいで。。はやく戻らないと”
日本語にすると、そうでもないけど、映画の中の言い方は本当に、詰まんなさそうに、
あんたがなに言っても、僕には全然重要じゃないんだよ みたいな感じだったんですよ!!

苦い終わりだけど、最後のエピローグで1年後がでてきます。二人はすっかり 回復して、
そして、また、新しい恋の予感?  て感じで終わります。

この映画は とても 綺麗な映画です。本当に萩尾望都の漫画のような世界でした。
セックスシーンも 綺麗です。(マリーもフランシスもしっかり、セフレは いるんです
残念ながら、ニコのセックスシーンはありませんでした。)3人がベッドに寝てるシーン
ありますけどね。
ちょっと気になったのはBGMです。”BANG BANG"が、何回か使われていて、この音楽
”KILLBILL" で、使われてましたよね。どうも、そのイメージが強くって、変な感じでした。

でも、腐女子の方なら絶対好きになる映画ですよ。