ハーバード・ビジネス・レビュー2006年11月号をチラ見。
セオドア・レビット『マーケティング近視眼』を読む。
鉄道産業は輸送産業と再定義できる。
環境・技術、ニーズ、産業構造など様々な変化の結果、鉄道産業は自動車の普及によって低迷しているが、事業を定義しなおすことで、新たな事業ドメインを開拓できる。まだまだ成長が期待できるというものだった。
金言なり。
「木に穴を開けたいな~」と思った人がいたとして、ホームセンターに買い物にいく。
・しかし、企業は、その消費者がドリルを欲していると思ってはいけない。木に穴をあけることができれば、ドリルである必要はないのだ。
・消費者は、洗剤など本当は欲してはいない。汚れが落ちればいいのだから、洗剤が必要ないことに越したことはない。
事業を定義しなおすときに最も必要な視点は、消費者の視点である。