自己と他者 

自己理解、そして他者理解のために
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サトラレとCOCCO大丈夫であるように

2010-10-24 21:14:35 | 映画

①『サトラレ』

安藤政信主演。

周囲に自分の思念が直接伝わってしまう病気、通称サトラレ。

しかも彼らのIQは例外なく180以上。

国家財産ということで、サトラレ保全委員会なるものが。

この委員会は、本人がサトラレであることに気づかないように(気付かれると自殺に発展する恐れがあるためとの設定)、政策的に国民に周知・アナウンスし、国家的にサトラレを警護&監視するというもの。

安藤は医者の道を志、一位で医大に入学。しかし、サトラレゆえにオペをできないでいたが、最初のオペのチャンスをつかむ。しかし、その患者は、自分を育ててくれた祖母だった。

ぼろぼろ涙が・・・。自分が外科医としてメスを握り、ガンである祖母の体からポリープを切り離そうと努力するも転移が酷くて、切り離せずに、閉じるしかなかった。

この無念が、病院にいる病院側関係者、警護任務の人たち、患者、さらにはすぐそこで眠っている祖母に聞こえてしまう。「ちくしょう、一緒に住んでいながら、なんでもっと早く気付いてやれなかったんだ、ごめん、ごめん、ごめん・・・」と何度も心の中で謝る主人公。

泣けてきた。

安藤政信、良い役者だと思うが、ショートフィルムで観て以来、何の作品に出ているのかわからない。

②COCCO大丈夫であるように

純粋過ぎて、いつ壊れてしまうかわからないようなシンガーソングライター。

2か月の旅(ツアー)で、黒砂糖しか、口にしたところを見たことがないとのこと。

沖縄や六ヶ所村がクローズアップされていた。六ヶ所村の人から手紙をもらい、青森市民ホールで歌った。

アメとムチの現状を初めて知り、しかも沖縄に構造が似ていると言っていた。

ライブ中にそう話していた。

樹海の糸、SING  A SONG NO MUSIC NO LIFEがやっぱり良い!!

ウィキペディアみたが、変わっているね。

フィルム撮影にこだわっているとのこと。ここはなんとなくわかる。