自己と他者 

自己理解、そして他者理解のために
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俳優

2010-11-01 23:06:08 | 日記・エッセイ・コラム・メモ

香川照之という人。

彼は、すごい。オダギリ・ジョーの兄役を演じた『ゆれる』

家族には虚勢を張りながら、実は駄目な大人を演じた『トウキョウソナタ』

スゲーやな奴を演じて吉永小百合などを苦しめた『北の零年』

道案内役『剣岳』

最悪な性格のエリート(官僚だったか?)『ゴールデン・スランバー』

等など。確かに幅が広い。『シネマ坊主』でダウンタウンのまっちゃんが、「監督は、彼は器用なので、とても使いやすい役者でしょう」といったことを書いていた。

あるサイトで、司馬さんの『坂の上の雲』で正岡子規を演じた香川は、17キロもの体重を落とし、病気で苦しんだ正岡に、苦しむほど体重を落とすことで迫ったという。

妹役の菅野美穂は、病気を患った彼(正岡)の背中をさするシーンで、シナリオにはなかったが、

本当に痩せこけた体に触れ、思わず涙が流れたそうだ。これはすごい逸話だ。