自己と他者 

自己理解、そして他者理解のために
哲学・ビジネス・雑記・洒落物など等

蛍火の杜へ

2012-06-20 00:49:25 | アニメ・コミック・ゲーム

あらすじⅡ⇔邦楽

あらすじ⇔洋楽

超、おすすめ。切なくて、きれいな恋の物語。人間蛍と妖怪としてこの世の山にすむギン。

山を彷徨っていた幼い蛍と人の姿をした妖怪ギンは出会う。やがて蛍は毎年夏に祖父の家を訪れては、ギンに会うために、山へ通うようになる。ギンは人間に触れられると消滅し、この世から消えてしまう。

 蛍は幼い時にはそのことを忘れ、触れようとしては、ギンに木の枝でハタかれる。最初は単に子供心からくる触れたいという思いだったが、温もりを感じたいという思いの強さへと変化し、成長していく蛍にとって、触れたくても触れられない。ものすごく切ない気持ちにさせられる原因となっていく。時には、木から落下しそうになった蛍を助けようと一瞬手を伸ばしかけて触れようとしたギンに、「良かった。絶対触れないでね」と普通のボーイフレンドならば助けてくれていたのにという思いと、消滅してしまうというギンへの複雑な思いを馳せる気持ちに揺れ「良かった。絶対に触れないでね。」と泣きながら懇願する。

どうやら、妖怪のギンと蛍では時の進み方にかなり差があるらしく、蛍は成長し、背丈もギンに近づいていく。

やがて、ギンも自分の心が魅かれていることを実感し、蛍に少しづつ思いを話すようになる。

そして、ギンは妖怪たちの夏祭りというデートに蛍を誘う。