自己と他者 

自己理解、そして他者理解のために
哲学・ビジネス・雑記・洒落物など等

世界報道写真展2013 in 東京都写真美術館 

2013-06-09 20:57:33 | アート・音楽・写真

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恵比寿ガーデンプレイス。

 宗教によっては、女性のスポーツを禁じていることがある。

罰則には手足の切断などもあるという。ソマリアでは文字通り、命を

かけないとバスケットボールの練習さえできない。

バスケットボール連盟が雇ったライフルを持った警備員が練習中の彼女らを守っている。

いかがか。多くの人間が平和を望みながら、いまだにバスケさえまともにできない国もある。

真の平和とはなんだろうか。

 暴力に耐えきれず、離婚を申し立てるも、寝ている途中に夫から酸をかけられて、妻であり母は視力を失い、娘は片目を失った。命を失わずにはすんだ。この組み写真はすごい。

よくこの母親と娘のなかに入り込んだ。入りこんでないと取れない写真だ。

世の中には暴力もいまだにあふれている。

どうやら平和を愛しいと思っていない人間もいるようなのだ。

ミサイルがなくなれば、銃を使う、銃がなくなれば弓を使う。弓がなくなればナタを使う。

戦争やいじめがなくならないように武器もこの世からはなくならない。

10万3381点から9部門の入賞作品を選んだという。気になったのは、このうち不幸を題材にしたのは何点だったのか。


『あの人と一緒にいられる時間はもうそんなに長くない』(あさ出版)

2013-06-09 00:49:23 | 小説以外 

千田琢哉著 『あの人と一緒にいられる時間はもうそんなに長くない』(あさ出版)

考え方が割と近いとおもったので立ち読みで半分は読んで、購入。

特に「どん底で、いちいち喚かない」の部分。

人生に未来は存在しない。今が過去になっていく。その積み重ねだと。

評判なんていうのは全て無視、

師匠との関係は守・破・離だと。

「良かった、タラコ唇になるくらい愛し合っておいて。」

などなど。ちょっとキザな部分もありました(たぶん著者が結婚しているなら奥さんに、

未婚なら恋人へのメッセージがかなり含まれている)が、恥ずかしげがないところが

すがすがしく、ためになりました。