マッキンゼーで大前さんに叱られながら、経営者にアドバイスし、その後自分が経営者として
経営チーム仲間に助けられながら、自分で経営することがいかに泥臭いか、この経験が克明に
記述されています。
成功体験より、どこに苦労してきたか身内の意見なども赤裸々に記述されているので、大変勉強になります。
特に成功は確信していたとの記述、なぜなら世界一のメンバーに恵まれているので失敗しようがないはずといった記載はすごいです。仲間にどれだけ信頼をよせていたか、どれだけ仲間と修羅場をくぐりぬけてきたがわかりました。
それと川田さんって方が本当にすごい人だったようです。DeNAという会社がとても好きで、その理由として内部の清々しさ、気持ちの良さは川田氏の人格と仕事へのスタンスが組織に乗り移ったものだと思っているとハッキリ記述しています。
・誰よりも働く
・人を責めない
・人格を認める
・スター社員に嬉々とする
・トラブルにも嬉々とする
・俺は聞いていないといった言葉も概念も一切ない。
ちなみに大前研一氏は父親の次におっかなかったと語っています(超怖かったんでしょうね、本当に)。