自己と他者 

自己理解、そして他者理解のために
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映画『やさしい本泥棒』

2016-03-06 21:34:22 | 映画

ミケランジェロもよかったですが、こちらもかなりおススメです!! 

立て続けにナチスドイツを舞台にした映画。

里子に出された少女の道中、弟を亡くし、

母との別れから深い悲しみに暮れる。

しかし、受け入れ先の主人(心温かい人)と

奥様(最初は嫌味ばかりだが実は根っこはうまく感情表現できないだけの良い人)、

すぐに寄ってきた親友となるルディと新天地で暮らし始める。

少女リーゼルが最初は字の読み書きができなかったが、

父親やユダヤ人のマックス、町長の婦人との交流から徐々に本を読む喜びに

目覚めていくところが最大の見どころ。

ナレーターが死神だったとは最後まで気づかず(苦笑)

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原作:マークース・ズーサック『本泥棒』
映画名:やさしい本泥棒 The Book Thief
監督名:ブライアン・パーシヴァル
主演:ジェフリー・ラッシュ, エミリー・ワトソン, ソフィー・ネリッセ
発売年:2015年6月
販売元: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 131分
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映画『ミケランジェロの暗号』

2016-03-06 08:38:33 | 映画

時代1943年ナチス台頭の舞台はドイツ。ユダヤ人の画商家族が主人公。その中心は息子。ナチスが他国へ侵攻するのを機に財産没収を恐れ、スイスやアメリカに画廊の絵画を逃がそうとする。
それを立ちふさがって邪魔をするのはその家族の元使用人で息子の友人のルディだった。
ミケランジェロの本物の絵をベルリンが求めている。その絵をこの家族が所有していたのだ。贋作をいくつか作って眼を晦ます。この絵はもともとイタリアのものということもあり、ムッソリーニとヒトラー、イタリアとドイツの交渉の重要材料の一つになっていたのだ。

最後の家族と親友の勝ち誇った顔に思わずガッツポーズ。

モーリッツ・ブライプトロイは、『ゲーテの恋』や『ワールド・ウォー』にも出演していたのですね。

ちなみにゲオルク・フリードリヒは、プロイセン王家の子孫とのこと。

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映画名:ミケランジェロの暗号
監督名:ウォルフガング・ムルンベルガー
主演:モーリッツ・ブライプトロイ, ゲオルク・フリードリヒ, マルト・ケラー
発売年:2012年2月
出版社: 東宝 105分
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