尾張地方にファミレスや映画館、ゲームセンターなどに遊びに来た人が共通で自動車を止められる駐車場がある。
そこのファミレスで食事をして自動車に戻ってきて中で煙草を吸っていたら、窓から「ちょっとすみません」と声がする。
見ると警察官が二人立っている。
「車に危険なものは積んでませんよね」と一人の警察官。
「そうですね積んでません、ちなみにたばこの吸い殻も自分で持ち帰りますので駐車場にはほかしません」と僕。
「ちょっと中見てもいいですか」と一人の警察官。
「はいどうぞ」と僕。
いっそのこと潔く中を見てもらって 注意を受けるべきことがあれば話を聞いておいた方が身の安全と思って自動車からも降りた。
逆らって公務執行妨害になるのもいやだし、、、。
法に触れることを現行犯としてしているわけではないし、過去に法に触れることをしたという証拠があるわけでもないのでその場で逮捕とかはまずありえない話だし。
いつか 寅さんの映画で 寅さんがいざ住居不法侵入というときあわててしまって義理の弟のヒロシに「おいヒロシ 110番って何番だ」と言ってしまったシーンがあったけれど 本当にお巡りさんとか警察とかは自分には関係ないと思っているといざというとき、どんな考え違いを起こすかもわからないので日ごろから心の準備は必要だなと思う。
ちょっとした落とし物を拾っても 交番に届けるとかしていると少しでも警察官に慣れるのに役立ったするとおもう。
こんなことブログに書いていいか悩むところだけれど いつか ある町の繁華街にある交番に カードがたくさん入った財布を届けたら ちょうどそこのお巡りさんはヤンキーの子にお説教をしている最中で手が空いてなくて 僕が「拾い主の権利は一切放棄しますので」と言ったら「はい 放棄でいいですね。わかりました」だけで終わってしまったことがある。
やはりお巡りさんも人間、忙しいときは 書類の作成はきっと後回しで その場は「はーい」で終わってしまうんだなと思った。
ブログに書いていいことがどうかわからないけれど、場面が特定できないように書いているからきっと大丈夫と思う。
さて その駐車場で僕に声をかけてこられた警察官はプライバシーの侵害にならない程度に(たぶん) 僕の自動車の中を懐中電灯で照らしてみていた。
そとは 夕刻で暗かったから。
「たばこも高いでしょう」ともう一人の警察官。
「僕は吸ってるのは430円です」と僕。
「たばこも吸いにくくなったでしょう」と警察官。
「そうですね」と僕。
「ちょっと安全のためにこれはやってますから気を悪くしないでくださいね」と警察官。
「はい」と僕。
法に触れるものは自動車に積んでいないはずだし、もし積んでいたとしてもそれは故意ではなく過失によるものなので警察官に声をかけられてもそれほど、おどおどする必要はないのでそこはありがたい。
ただ、僕が警察官に声をかけられているのを見ている人もあるから、警察に声を掛けられる人ということで 怪しまれるのだろうか それとも逆に声をかけられても何もなかったから箔がつくのだろうか、と考えたりする。
どうでもいいことだけれど。
それにしても 若いころ私服警官に職務質問されたこともある僕だけれど 相変わらず怪しまれるんだなと思う。
その原因は 行動パターンが一般的なものとは少し異なっているということなのだと思う。
まあ いまさら考えても仕方のないことだけれど。
僕は今、マンションと実家を往復する生活をしているから自動車に積むものも何かと多くなるし、、、。
でも たまに 警官に声をかけられるのはいいけれど あまり頻繁だとやっぱり相手はある意味、公権力なので不安になってくる。
お巡りさんには 市民が不安ならない程度のパトロールをお願いしたいと切に願う。
僕自身も、尾張のおまわりさんに逮捕されて 裁判でも負けて人生終わりにならないように気をつけたいと思う。
ちなみに、吉幾三さんの「おら東京さ行くだ」という歌の歌詞の一節に「お巡り毎日ぐーるぐる」というのがあるけれど お巡りさんの「まわる」と「ぐるぐる」が意味上の掛詞になっていて旨い表現だなと思う。
それはともかく いちにち いちにち 無事に過ごせますようにそれを第一に願っていきたい。