ケンのブログ

日々の雑感や日記

マスクを買うのに長蛇の列

2020年01月31日 | 日記
今日、大阪北のターミナルの近くにあるドラッグストアーにリポビタンDを買おうと思って立ち寄った。するといやに混雑している。レジの方を見るとかなり長蛇の列になっている。これはどういうことかと思ったらみんなマスクを手にレジに向かって列を作っている。

いやあ、しかしこんなにたくさんマスクを買うか?いくら新型肺炎と言ってもちょっと気を使いすぎかもと思って耳を澄ますと中国語を話す人達だった。

中国の人の爆買いとよく言うけれど、マスクをこれだけ箱ごとみんな買っていくのはちょっと尋常ではない。

やはり新型肺炎も日本人にとっては外国からの脅威という感覚だけれど中国の方にとってはまさに自分の国の中での脅威。それは恐怖感も次元の異なるものなのだとそのとき思った。

それに、自分のためだけではなく中国に住む知り合いのために買い求めている可能性もある。なにしろ中国では一万人が感染したと言われているのだから。

ただ、ドラッグストアの出口で中国の女の子が無理に入ってくるのを僕は道をあけて待っていたのに親の方は女の子にもっと脇を通るようにとゼスチャーで示すだけで僕には会釈もしてくれない。

こういうマナーは日本人と中国人ではちがうなと思う。たまたまその中国人がそうだっただけかもしれないけれど、、、。

マナーと言って思い出したけれどイギリスに旅行に行ったとき百貨店の売り場で女性に順番を譲ったことがある。微妙なタイミングで僕とその女性が相対する方向から列に並ぼうとしたので僕がその女性に先をゼスチャーで譲った。

その女性の会計が終わって店員の人が「次は誰?」と列に向かって聞いたとき、その女性は僕の方を店員の方に身振りで示して“next this gentleman” (次はこのジェントルマン)と言ってくださった。

あのときはジェントルマンの国の女性にジェントルマンと言ってもらってとても嬉しかったなと思う。ほんの一瞬の出来事だけれど、、、。

行きずりの人の何気ない一言がずっと心に残ることってあるんだなと思う。

冬も終わりに近づいて

2020年01月30日 | 日記
ネットのニュースサイトに世界保健機関が今回のコロナウイルスによる感染拡大が公衆衛生上の緊急事態にあたるかどうか判断する会議を緊急に開くと出ていた。

公衆衛生って言葉で思ったけれど日
本などの平均寿命の伸びはこの公衆衛生の改善によるところが大きいと思う。感染症などでなくなる人が減ると平均寿命は伸びる通りだと感じた。

緊急事態宣言もあまり簡単に出すとパニックなどにより様々な混乱が生じるだろうから慎を要することなのだと思う。宣言を出すのが遅れて感染が広がっても困るけれど。

慎重ね なりすぎるとね 運命も途方にくれちゃうよ という言葉が広瀬香美さんの歌の一節にあるけれどそのとおりだなと思う。

100円ショップでマスクを求める人が結構多かったし街を歩くとマスクで装備した人も多いように見えた。カラフルでおしゃれなマスクも多くなったなと思う。

求めればマスクが得られるというのも幸せな社会といえば言えるようにも思う。感染の拡大がなるべく少ないことを祈りたい。

それにしてもこの2日くらい一年で最も寒い時期とは思えないような温かい日になっている。結局今年は外に出るときセーターを一度も着たことがなくてこのまま冬が終わるのだろうかと思ってしまう。

それほど厳しい冬でなかったせいもあるかもしれないけれど冬が去るのもそれはそれで寂しい気がする。

冬といえば冬至の時期はクリスマスのシーズンでもある。本当に冬至の日の短い時分になるとクリスマスソングが恋しくなるけれど年が明けてこの時期になるともう春が近いという感じでクリスマスソングを聞いても季節外れな気がする。季節感というのは不思議なものだなと思う。

しかし、まだ、寒くなることもあると思うから気をつけたいと思う。

新型肺炎

2020年01月29日 | 日記
中国の武漢から帰国した200人あまりの方のうち2人が新型肺炎に感染していたとニュースに出ていた。中国に渡航経験のない運転手の方で中国の観光客が乗ったバスを運転した人が感染したというようなことも新聞に出ている。

中国の人から感染したっていうと中国が驚異のように思えるけれど世界で一番たくさんの人がなくなったのは中国で一番大変なのは中国の方なのかもしれない。

中国本土から離れている中国人はソーシャルメディアなどで家族と連絡をとっている場合も多いとあるサイトに出ていた。

しかし、やはり中国が感染源であるようなので中国からの情報には注意しなくてはと思う。個人レベルでの問題もあるけれど、やはり関係省庁の方にしっかりやっていただきたいという気持ちが強い。

こんなにマスクとか買ってきましたという感じでネットに載せている方もいらっしゃる。僕はウイルスとか菌とかそういうものはどこにでもおるもんやという感じの親に育てられたせいか、インフルエンザが流行だから顔をマスクで固めるという習慣はあまりない。

手洗いはまめにするようにして、あとは神に祈るという考え方になってしまう。あほかと思われるかもしれないけれど、、。

ただ、マスクはしないわけではなく寒暖差で鼻水が出るときはマスクをすると鼻の通りがよくなるので以前はしばしば鼻水対策でマスクをすることもあった。最近は寒暖差の鼻水もあまり出なくなったのでマスクの出番も減った。

僕は最近、体質がちょっと変わった面があって、普通にカレーショップでカレーを食べるとハンカチで拭わないとお皿の上に垂れるくらい汗が出る場合も結構あって、ついでに鼻水も洟垂れ小僧のようにたれてくる。それをズーッとすするともうそれ以上は鼻水は出ないということが多い。

きっと鼻の粘膜の血流がカレーの香辛料などでよくなってそれで一気に鼻が出るのだと思う。自分でもちょっと変な体質だなと思う。

ブログにそう書いた途端にまた以前の体質に戻って寒暖差で鼻水が出るようになるかもしれないけれど。

まあ、人間は自分の体でさえも自分の思い通りにならないことがいくらでもあるということだと思う。

アメリカでもコロナウイルス

2020年01月28日 | 日記
英国BBCのニュースサイトを見ていたらアメリカでは数日前にコロナウイスルの感染例が確認されシアトルの薬局では外科手術用のマスクが売り切れ始めているというようなことが出ていた。

日本だと手軽な使い捨てマスクでかなり性能のいいのがあると思うけれどこういうときに外科手術用のマスクってアメリカらしい大雑把さだなと思う。外科手術用だから感染を防ぐ力も強いともうけれどなんだか息もしにくそう。僕だったらしばらくつけてはずしてしまいそうな気がする。

しかしこのコロナウイルスのニュース、このように英国のサイトを見ると本当に世界のトップニュースの一つなんだなと思う。

2003年には中国からの海外渡航者が2000万人くらいだったのが2018年には1億5000万人にも触れ上がっていると出ている。それはこのコロナウイルスが世界の脅威になるのも無理はないなと思う。1億5000万人って日本の人口よりも多い。本当に中国は何事も桁外れだなと思う。

手洗いなどしっかりして感染の確率を少しでも低くしたいし、感染が拡大しないように祈りたい。

徳勝龍に「お前左四つだぞ」と北の湖

2020年01月27日 | 大相撲
大相撲初場所は徳勝龍が優勝した。北の富士さんが白鵬が休場すると誰が優勝するかわからないと言っていたけれと、本当に白鵬がいないときは優勝争いがいわばアナーキー状態の様相を呈するなと思う。この世界、第一人者がいるといないでは雰囲気が違ってくると言うことなのだろうか。

しかし、徳勝龍が優勝を決めて泣いた映像を見たとき、僕もこんなことで泣くなんてとあほらしく思いつつも泣いてしまった。今まで平幕優勝はもちろんあったけれどそれなりに上位で活躍した経験者が多い。本当に徳勝龍には申し訳ないけれどまったく意外性の優勝だった。

もちろん徳勝龍が優勝したことにも感動したけれど、こういう幕尻の力士にも優勝の機会が巡ってくる相撲という世界の奥行きの深さに感動した。

今日の新聞を読むと徳勝龍が一時在籍していた北の湖部屋の北の湖親方の言葉が載っている。徳勝龍が幕下時代ちゃんこを食べていると「お前。自分は押し相撲だと思っているだろう。左四つだぞ」と北の湖親方から突然言われたと。

読んだ瞬間、懐かしい、北の湖そのものの言い回しと思った。ぶっきらぼうだけれど、ここというときははっきり断定するように物を言う。そしてぶっきらぼうだからこそ逆に男らしい愛情が感じられる。まさに北の湖そのもの。

懐かしいなと思った。結局、その人の本当の思いが、その人の言葉になり、そして語り主が亡くなったあともそれが人の心に残っていく。そういうものだと思う。こういう平幕優勝というときにこういう形でその言葉が表に出てくるのも北の湖の人徳だなと思う。

もちろん徳勝龍がその言葉にはっとして覚えていたからこそ表に出てくる言葉だけれど。

人の心に残る言葉はかけておくものだなと思う。