ケンのブログ

日々の雑感や日記

ありがちな間違い

2018年11月30日 | 日記
昼間は暖かく夜になると寒くなるという日が
続いている。
町には咳をしたり鼻をすすっている人が多い。
これだけ気温の較差が大きいとそういう人が
出てくると思う。
朝、ラジオを聴いていたらラブソングというテーマでの
話題になった。
結婚式で英語のラブソングが流れている。
たしかにラブソングなのだけれど
歌詞を聴いていると不倫のラブソングだったり
彼女が死んでしまうストーリーだったりする。
そういう歌を結婚式で流してもいいのかと思う。
と女性のDJは言っていた。
たぶん英語の歌詞をよく吟味しないで
流すからそういうことになるのだろうけれど
世の中にありがちな話だなと思う。
映画男はつらいよで寅さんが
おいちゃんにアメリカ制の化粧水を
お土産に持ってくる場面がある。
「おいちゃん、これアメリカ制だよ。顔につけるやつだよ」と
寅さんがおいちゃんに言う。
おいちゃんはありがとうと言って
その化粧水をたっぷりと顔にすりこむ。
そこへ博がやってくる。
博は寅さんの土産の化粧水の
英語の表示を読んで
「お兄さん、これ頭につけるやつですねえ」と言う。
おいちゃんは驚いて
「ええ?頭につけるやつだったの?
俺、顔につけちゃったよ」という。
それを見て寅さんは博の幼い息子、光男に言う。
「いいか、光男、おじさんは英語の勉強をしっかり
しなかったからこういう間違いをした。
光男はしっかり英語を勉強してこういう間違いを
するんじゃないぞ」と。
それを聞いておいちゃんは
「なんか、寅の口からそれを聞くと
説得力があるなあ」という。
そして「まあ、顔でも頭でもどちらでもいいさ
両方とも体の一部だもんな」という。

なんか映画のそういう場面が懐かしく思い出される。


今年は暖冬?

2018年11月29日 | 日記
今日も昼間は暖かく、こう暖かい日が続くと
今年は暖冬なのかなと思ってしまう。
あまり暖かいとそれはそれで気象が異常なのではないかと
心配になってくる。
新聞を読んでいたら若いお母さんからの投書があって
幼い娘に「お父さんにラインしたら」と言ったら
「お父さんに直接言いたいからお父さんの帰りを待っている」と
娘に言われてはっとしたという内容のものだった。
本当にいつもラインをつかっているとなにげにラインする
といってしまうのだと思う。
僕もかつてラインを使っていたことがあるけれど
たしかにあれは一見、直接話したり
メールを送ったり、手紙を書いたりよりもハードルが低いように思える。
そういうものを使っているうちに感覚が麻痺してしまうということは
あるように思う。
かといって丁寧な伝達だけを考えていても
連絡がおっくうになってしまうし
何事もほどほどということが大切なのだと思う。
僕がすんでいる町は気づくとクリスマスのイルミネーションの
飾りつけができている。
そんな季節になったなと思う。

海峡

2018年11月28日 | 日記
この時期にしてはちょっと暖かい日かなと思う。
今日は雨模様の予報になっているけれど。
朝、ラジオを聞いていたら
太平洋というのはマゼランがマゼラン海峡を抜けて
大西洋から太平洋に出たときにその穏やかな海を見て
pacific sea と読んだことから平和な海ということで
太平洋となった、とその名前の由来を紹介していた。
そうか、それはいい名前だなあと思った。
その名の通り平和な海であるといいなと思う。
ロビンソンクルーソーを読んでいたら
南の海へいったクルーソーが
とにかくジブラルタル海峡を目指せばなんとかなる
というような表現が出てきた。
ジブラルタル海峡がどこか忘れてしまっていたので
調べてみたら地中海と大西洋をつなぐ出口のところ
ヨーロッパとアフリカの境目がジブラルタル海峡となっている。
それはそこを目指せばとりあえずヨーロッパには帰れる
はずだと思った。
ちなみに調べたついでに出ていたことだけれど
このジブラルタルは英国本土からは離れているのに
英国領ということになっている。
そういうところがなんだかんだ言っても
イギリスはかつての大英帝国だなと思う。
海峡を通るときの気持ちはそれを通ったものにしかわからないのだと思う。
津軽海峡冬景色は演歌の名曲だと思うけれど
もうあの歌に歌われた情景を実際に体験することは
できない時代になってしまったなと思う。

町を歩いていると十一月初旬には控えめにかかっていた
クリスマスソングがだんだん勢いを増してきているなと思う。


できるだけ快適に

2018年11月27日 | 日記
昼間は割りと暖かくても夜になるとずいぶん気温が
下がるというか寒くなる日が続いている。
一日の気温の較差が大きいなと思う。
くしゃみをしている人も多いので
なるべく体感温度に合わせて脱いだり着たりして
調節しなければ、と思う。
朝のラジオでDJが今はなんでもハラスメントの風潮に
なってしまったというようなことを言っていた。
セクハラはもちろんのこと最近はスメルハラスメントもあるとのこと。
スメルハラスメントとは臭いのハラスメントのことらしい。
それでスマホで臭いをチェックするアプリもあるというのだけれど
本当に実用的なものなのだろうか。
なんかちょっと首をかしげてしまう。
スメルハラスメントに関してDJはあるビルの敷地内で
大勢の人がタバコを吸っている。
あれは臭いが気になるというレベルを越えてむせました。
というようなことを言っていた。
そこにどの程度の煙が漂っていたのかラジオの言葉だけでは
知るすべもないけれど
あまり禁煙の場所が多くなるとタバコを吸える場所に
吸う人が殺到するようになる。
そこは吸う人にとっても回りを通る人にとっても
あまり快適な場所ではなくなる。
また、喫煙所でないところで
携帯灰皿をおもむろに取り出して
吸ってもなにか悪いことをしているような
顔でみられたりすることもあるし、、、
あまり禁止、禁止、というのも禁止するほうも
される方も快適さが損なわれてしまうようにも思える。
あるかたの本に私は決まりを作らないから
違反者を出すこともありません
と書いてあった。
そういう考え方は極端かもしれないけれど
それなりのポリシーはあるように思える。
できるだけ最大多数の人が快適に過ごせる
世の中だといいなと思う。

心に移りゆくよしなし事を、、、。

2018年11月26日 | 日記
ここ数日ぐっと寒くなったけれど
今日はまたに日中は暖かいお天気になっている。
ラジオではまた過ごしやすさが戻ったといっていたけれど
あまり暖かいとまた来年に大きな台風になったりするのではないかと
逆に心配になってくる。
台風は熱帯低気圧で暖かい空気で勢いが増すというようなことが
どこかに書いてあったような気がするので、、、。

青少年センターに来ている高三とおぼしき女の子が先日
友達とこんな話をしていた。
「ヒロトとはな、中学の時は仲がよくて塾でもいつも
一緒やってん。でもな、高校になったら全然、話しなくなってな。
それで二年以上過ぎてもうてん。
3ヶ月くらい前にほんまに久しぶりにちょっとだけ話してな、
それから、少しだけ話するようになったけど
今、もう一回ヒロトと話ができるようになるためのリハビリ期間やねん。
ちょっと練習せんと、もう一回話できるようになれへんわ」と言っていた。
まあ、僕にも高校生の時というのはあったので
こういう感覚は自分がその年齢だった頃にさかのぼれば
なんとなく理解できる。
本当に人間の十八才くらいの時の感覚
それに感性というものは独特のものだなとしみじみとおもう。
この年齢の時を逃したらきっともうこの感性は
戻らないと思う。
自分の経験上、、、。

一昨日自宅近くのR八幡宮に紅葉を見に行った。
ちょうど木の半分くらいが紅に染まった状態で
一本の木のなかに緑から紅のグラデーションが綺麗に出ていた。
こういう状態の時の紅は
まだ染まりはじめの紅だからかなり明るい色をしている。
紅でありながらなんかそこに光があるように思える。
今にも散りそうな葉の深い紅もいいけれど
光をたたえた紅はもっといいかなと思う。
僕にとってはまさに見頃という感じだった。
いつか京都の紅葉の名所のお寺に行ったら
そこに観光客から電話がかかってきていた。
紅葉が見頃かどうかの問い合わせの電話だった。
お寺の住職は本当に答えにくそうにして対応しておられた。
それはそうだと思う。
一口に見頃と言っても人によって感じ方が違う。
それでもHK電鉄の駅に出ている沿線の紅葉だよりのポスターを
見てみると多くの場所で見頃と表示してあった。
それは、妥当な判断だと思った。
お宮の境内の木が倒れていたりほこらも
倒れているものが一部あったので
宮司さんの奥さんとおぼしき方に聞いてみると
今秋の台風でやられたとのことだった。
でも木がほこらの間に倒れたので
ほこらの被害は最小限で住んだ。
やはり神様のものはそういうところで守られるのかと思った。
と宮司さんの奥さんはおっしゃっていた。
影ながら復旧を祈っておりますと僕は言ったけれど
あとで考えてみたらお宮の境内は宮司さんの家族にとって
自分の家の庭のようなものだから
庭の木が倒れるような台風が来たら
生きた心地がしなかっただろうなと思った。
それでも参拝客には早い復旧に努めますので
ご不便おかけします、と言わなければならないので
宮司さんの家族もそういう点は大変だなと思う。

昨日は大阪でマラソン大会があったらしく
ラジオのリスナーの方から
「昨日はじめて一度も途中で歩かずに完走できました。
でも今日は足が痛くて階段をまともに降りられません」という
お便りが来ていた。
タイムは二の次で、まず一度も歩かずに完走。
それが初心者の達成感になるのはマラソンをやったことのない
僕にもなんとなく想像がつく。
みんな、それぞれの段階に応じて目標があるのだと思う。

今、ロビンソンクルーソーという小説を読んでいる。
子供の頃、少年少女向きに抄訳したものを読んだことはあるけれど
大人向けの完訳を読むのははじめてだ。
この小説にロビンソン・クルーソーが、自分の境遇に
ついてプラスの側面とマイナスの側面を
書き出していく場面がある。
無人島にひとりですむことになったのはマイナスかもしれないけれど
船が難破したのに自分だけ生き残ったのはプラスだった。
無人島での暮らしがきつい点はマイナスだけれど
幸い難破した船からいろいろ生活用品を持ち出すことができたので
それは実に幸運でプラスの側面だ。という具合に。
そうだな、こうやって自分の境遇について
プラスの側面とマイナスの側面を書き出すことは
自分の境遇のなかで何がおかげさまなのかを
知る上でとても大切なことだなと改めて考えさせられた。