ケンのブログ

日々の雑感や日記

郡上節の歌詞

2019年07月31日 | 日記
大阪天神祭の日に
郡上節さわぎの中から
大阪天神さんにちなんだ歌詞を引用した。
歌詞の細かいところは記憶があやふやだったので
ネットのサイトで歌詞を参照した。
そのとき他の歌詞もパラパラッと読んでいて
自分は覚えていなかったけれど
味わい深いものがまだまだあることに気づいた。
たとえばこんな歌詞

♪無理になびけと言うのは野暮よ
柳と女は風しだい♪

何よりも岐阜のような田舎の盆踊りの歌の歌詞が
こんなにいきな内容であることに
驚いてしまう。
しかし女性のことに限らず
世の中、時勢に逆らって無理をしても
あまりいいことはないのが常とも言える。
本当に風になびく柳のように
素直にありたいとは思うけれど
それがなかなか、、、と思う。

♪色のこ白いべっぴんさんに惚れて
からすみたよな苦労する♪

本当にべっぴんさんに惚れたのが
苦労の始まりというのは世の中に
よくある話で心憎いような歌詞だなと思う。
いったいだれが作ったんだろう。
白いとからすが対になっている修辞も本当に
見事と思う。

♪よそで陽気な三味線きいて
うちで陰気な小言きく♪

本当にこんなことあるあるという話ばかり。
逆にうちで小言ばかり聞かせていると
よそに陽気な三味線を聞きに行って
帰ってこなくなってしまうか
帰ってきても上の空になってしまうかもしれないので
注意が必要だとしみじみと思う。

ヒラパーで熱中症

2019年07月30日 | 日記
今日の朝ラジオを聞いていたら
パーソナリティーがヒラバーで着ぐるみを着る
役のひとがいろいろ無理をして
熱中症でなくなったということを話していた。
それで、ネットでニュース検索をしてみるとこんな記事が
載っている。

大阪府枚方市の遊園地「ひらかたパーク」で28日夜、
着ぐるみショーの練習をしていたアルバイトの男性が
熱中症で死亡したと、府警枚方署が29日に発表した。
同署は、業務上過失致死の疑いもあるとみて遊園地の関係者から勤務管理の状況などを聞いている。

 発表によると、男性は山口陽平さん(28)(大阪府枚方市)。
山口さんは28日昼に園内を着ぐるみで歩いた後、
午後5時頃から屋内の練習場で、ジャージー姿で
着ぐるみショーの練習をしていた。午後7時半から屋外ステージに出て、
妖精の着ぐるみ(重さ15キロ)姿で、ダンサーらと一緒に
通し稽古を実施。約20分後に呼吸が荒くなり、
スタッフに抱きかかえられて控室に移動した後、
意識を失ったという。その後、搬送先の病院で死亡が確認された。
山口さんは数日前から風邪気味だったという。

記事はさらっと書いてあるけれど
ラジオのパーソナリティの話では
この記事に書いてある以外にも
いろいろと無理をしたというような感じだった。
記事を読んだとき本当にお気の毒とおもった。
僕は予備校に勤めていたとき
予備校のマスコットキャラクターだった
カンガルーのぬいぐるみに入って
広告用の写真撮影をしたことがある。
真冬の撮影だったけれど
暖房の入った部屋で着ぐるみのなかに入ると
その中は半ば密閉状態で
写真撮影のほんの30分くらいの間
入っているのがやっとだった。
その30分の間にも
何回か背中のチャックをあけて
うちわであおいでもらった記憶がある。
そのくらい暑かった。
眼鏡をかけてなかに入ると暑くて眼鏡が
真っ白になってしまうので
僕はかなりの近眼だけれど眼鏡をはずして入った。
ただ、それではあまりに目が見えなくて不具合が
あったので二日目にはなんとか眼鏡をかけて入ったけれど。
なんしか、そのくらい冬でも暑かったと記憶している。

それは写真撮影用のマスコットの着ぐるみと
ヒラパーの着ぐるみショーの着ぐるみでは
材質、構造そのた違うかも知れないけれど
この暑い時期に着ぐるみに入って
ショーの練習などすればそれは、、、
と思ってしまう。
こういう着ぐるみのなかに入ると
ちょっと普段と違う自分になったようで
気分がハイになったりするので
着ぐるみのバイトのひともつい無理をしてしまったのかも知れない。
しかし、回りも無理するなよと止められなかったのかとも思ってしまう。
本当にいろいろと悪いことが
重なってお気の毒と思ってしまった。
やはり、こういうときは本人も
そして回りも、無理をしないということを
第一に考えるべきなのだとおもった。

昨日のジャパンニュースの紙面に
モンスーンによる洪水でインドの
ムンバイ付近の駅で立ち往生した
列車に閉じ込められた700人が
救助隊によって救助されたという記事が出ていた。
掲載された新聞写真を見ると
列車は本当に見渡す限りの沼地の中に
ぽつりと取り残されているように見える。
その写真を見るとなんか雄大な眺めだなあとも
思ってしまう。
列車の事故の形態にもお国柄が現れるのかなとも思う。

また今日の新聞を見ると
JR東日本の武蔵境駅で
プリペイドカードで支払う
無人の売店の第一号店ができたと書いてある。
無人会計になると
お買い物をしたときの毎度ありがとうございます
という店員さんからも言葉も聞けなくなってしまうんだなと思う。
というか今の店員さんって
もうすでにポイントカードの有無を客に聞いたり
そのほかマニュアルで会計の時にしなければ
ならないことが多いから
ありがとうございますという余裕がほとんどないというのが
現状だけれど。
これまで生きてきて、新幹線が岡山まで開通した
博多まで開通した
こんな高速道路ができた
というニュースに接すると
なんか便利になったものだなあ
快適になったものだなあという思いで
そういうニュースを受け止めていた。
無人の売店ができたというニュースに接すると
そんな技術が完成して喜ばしいというよりも
売店まで無人になってしまって
そんな味気ないことでいいのだろうかと思ってしまう。


七月二十九日

2019年07月29日 | 日記
梅雨が開けてから暑い日が続く。
今日も暑い一日になっている。
ただ、もう一週間もすれば
暦の上では秋。
この暑さももうしばらくなのではないか。
そう思うと暑さもたえれるような気がする。
梅雨が長いとそういうメリットがあるかもしれない。
どっと暑くなるけどしばらくすれば
暦の上ではもう秋と。
今は、いろいろ気候が変になっているので
暦の上で秋になってから
どのような天気になるかは
わからないけれど、、、。
ネットのニュースフードに
知らぬうちに自分が検索した
キーワードに関連した
ニュースやコラムが流れてくる。
検索してからそのワードが
ニュースフィードに反映されるまでに
三日とかからないように思う。
ちょっとそういうニュースやコラムを
開いてみるととってつけたような
ないようであることもしばしば。
正しい内容を伝えようとするより
むしろ疑問を抱かせて
次々と検索してくなってしまうような
記事である場合も多い。
ちょっと怖いなとも思う。

京都市交響楽団第636回定期演奏会

2019年07月28日 | 音楽
昨日は京都コンサートホールに京都市交響楽団
第636回定期演奏会を聴きに行った。
指揮は高関健さん。
スメタナの連作交響詩「わが祖国」全曲が演奏された。
六曲の連作交響詩のうち
コンサートの前半では最初の三曲が演奏された。
第一曲の冒頭
二本のハープがとても印象深いテーマを奏でて始まった。
わが祖国って録音、生演奏通して
もう何十年とまともに聴いたことないので
わが祖国ってこんな風に始まるんかと思った。
ハープはたっぷりと歌っていて
ちょっと夢見心地でいい感じだった。
第三曲でクラリネットのソロが出た。
プレトークでクラリネットのソロは
こういう意味という話を指揮者の高関健さんが
してくださったのだけれど
ボーッとして話を聞いたいたので
肝心のどういう意味なのかを聞き落としてしまった。
しっかり話を聞いておけばよかったと思った。
曲想に応じて演奏のテンポが速くなったり
遅くなったりした。
速いところは僕自身、演奏に乗っていける
感じでなんかいいなあと思って聴いていた。
遅いところもよかったけれど
もう少し情感がこもっていれば、とか
弦楽器のアンサンブルがもう少し彫りが深ければ
とか思う場面もあった。
前半を通して
いろんな場面があったけれど
けっこうあっさり味の演奏なのかなと思った。
20分の休憩をはさんで
後半には連作交響詩の第4曲から第6曲が演奏された。
第四曲で音が小さくなったとき
弦楽器のアンサンブルがもう少し精緻なものであればと
思った場面があった。
ほんとうにたまにしか聴かない曲なので
よくわからないけれど
第五曲と第六曲は続きで演奏されたのだと思う。
第五曲の演奏がだんだん進んでくると
なんだか音楽の迫力が高まってくるように思えた。
ただ、マーラーの交響曲第一番の
第四楽章のように
曲が盛り上がってきてもう終わりかと思うと
また盛り下がって続きがあるみたいな感じで
最後の方はちょっと聴いていて集中力が途切れてきた
という面もあったと思う。
これは単に僕が曲をよく知らないせいだと思うけれど。

スメタナの我が祖国全曲をコンサートで聴いたのは
1980年代にNHK交響楽団で聞いて以来
30年以上ぶりなのでよかった。

演奏が終わったあとのカーテンコールの
終盤に
日本のお祭りのはっぴとも
ハワイの民族衣装とも区別のつかないような
上着を着た太った男性が
客席から花束を持ってステージの方へ
突進していった。
客席からの花束贈呈は禁止やがな
誰かコンサートホールの係りのひと
止めにいかんと
高関さんやオーケストラのメンバーが危ないと思った。
でも、その男性はそのままステージの上に
かけ上がってしまった。
危ないと僕は思った。
しかし、高関さんは冷静に花束を受け取った。
さすが高関さんとおもった。
こういう怪しいひとがステージにかけ上がったときには
あわてふためくと相手を興奮させて
よりいっそう危険度か増す。
さすがは高関さんそのあたりも冷静に
自分に危険が及ばないように心がけておられるとおもった。
ところがその太ったひとは
高関さんに花束を渡すと
客席には戻らず
コンサートホールの楽屋の方に引っ込んでいった。
僕は近眼なので違っているかもしれないけれど
シルエットから判断して
あの花束を渡した人は指揮者の下野竜也さんだなと
その時おもった。
コンサートがひけたあとロビーに残っていたひとに
あれは下野竜也さんでしたよねと問いかけると
そうですね下野さんだと思いますよとおっしゃっていたので
あれはきっと下野竜也さんだったのだと思う。
下野さんってこういう役回りもなさるのかと
それもけっこう印象に残る出来事だった。


土用の丑

2019年07月27日 | 日記
台風が近畿に接近しているようで
マンションの外に出たらかなり風が吹いていた。
しかしおかげさまでその時は雨が降っておらず
風が強いと言っても台風にしては
まだたかが知れているという感じだった。
そのたかがという考え方が
油断を生んでいけないのかも知れないけれど。
コンビニなどでは何日か前から
7月27日は土用の丑の日
鰻弁当予約受付中というちらしが出ていた。
そうか今日は土曜日で土用の丑かと思った。
どんぶりのチェーン店で今日は
鰻を食べようかと思った。
しかし、まあ店に入ってからメニューをみて
最終的にカレーにするか鰻重にするか決めればいいと思った。
店にはいると鰻重など食べている人は誰もいない。
みんな牛丼の並みとかそういうものを食べている。
僕は暦はまめにチェックする方だけれど
そもそも今日は土用の丑と意識している人が
少ないのかもしれない。
それにどんぶりのチェーンで鰻重を注文する人って
普段も滅多にいないし。
もし鰻を食べるにしても
せっかく食べるのならもっと落ち着いた
雰囲気の店にいきたいと思うのかもしれない。
その辺のところはようわからんけど、、、。
鰻重と言ってもいろんな種類がある。
鰻が二枚はいって特鰻重を筆頭に
鰻重並、鰻重大盛り
半分鰻をトッピングあとの半分は
牛丼のトッピングになったうな牛もある。
せっかくたまに食べるのなら特鰻重にしようかと思った。
しかし、まわりにそんなもの食べているひと
誰もいない。
大概のひとは普段、自分が注文するものを
今日も食べている。
なんかそんなところで特鰻重を注文したら
あいつ特鰻重か みたいな雰囲気になりそうでいやだなと思った。
かといってご飯が一杯のところに
鰻が一枚だけの鰻重並みではちょっと物足りない。
いろいろ考えて牛丼と鰻丼のあいがけになっている
うな牛にした。
僕が岐阜県で慣れ親しんだ鰻は
炭火で香ばしく焼いたものだけれど
ここの鰻は蒸した感じで
なんだかとても柔らかい感じがする。
それでもおいしいといえばおいしい。
鰻と牛といっぱいで二度おいしいという感じになっている。
キャラメルとアーモンドの粒で二度おいしい
アーモンドglicoのように。
僕が食べ終わる頃、近所のおじさんが
店に入ってきてやはりうな牛を注文した。
うな牛の選択はよかったように思う。
おいしいものを食べるたびに
八王源先生が
たまに食べるでおいしいのといつもおっしゃっていたことを
思い出す。

喫茶店に入るとアメリカ人とおぼしき
家族が来て飲みものを飲みながら話をしていてる。
父親と小学校高学年
それに高校生くらいの二人の息子、それに
高校生くらいの一人の娘が話している。
日本の父子が話していると
どんな親子でもなんとなく親子という感じで
話しているけれど
アメリカ人とおぼしき父子の話す様子を見ていると
友達どうしあるいは対等な人間どうしの
会話であるように感じられる。
こういうのもお国柄のちがいなのかなと思ったりする。
でもこのアメリカ人のお父さんきっといい人なのだと思う。
子供たちが楽しそうに話している。