新聞のコラムにロシアのウクライナ侵攻で、チャイコフスキーの大序曲1812年の演奏を中止する動きがあることに触れられている。
現状、やむを得ないと思うけれど、ちゃんと聴けば、祖国愛の音楽であって、軍事侵攻を礼賛する音楽でないことはすぐにわかると思う。
演奏が中止されていると聞くと、逆に聴きたくなってしまって、CDの棚を見たらカラヤン ベルリンフィルのものがあったので聴いたけれど、どうもしっくりこない。
僕は、この曲は、小学校高学年のころバーンスタイン指揮、ニューヨークフィルハーモニックの演奏で初めて聴いた。
当時、僕はLPでバーンスタイン指揮 ニューヨークフィルハーモニックのチャイコフスキーの交響曲5番の演奏をよく聴いていて、このLPはA面にチャイコフスキー交響曲第5番の一楽章から三楽章まで、そして、B面にチャイコフスキー交響曲第5番の第四楽章と 大序曲1812年が収められていた。
生まれて初めて聴いた演奏が、素晴らしい演奏だと、その演奏の響きが心の中でスタンダードになってしまうことって誰にでもあると思う。
バーンスタインのチャイコフスキーは本当に素晴らしかった。
交響曲第5番の第一楽章のリズムは 大地を一歩一歩踏みしめるように進んでいったし、大序曲1812年はとても情感豊かだった。
それで、カラヤンの1812年を聴くのをやめて、ネットで「バーンスタイン 大序曲 1812年」と検索すると、僕が当時聴いていたLPの音源と思われる演奏が出てきた。
聴くと、いやあ、懐かしい響き、素晴らしいなと思ってしまう。
それで、記憶の連鎖で思い出したのだけれど、幼稚園の頃から小学校低学年のころにかけて、ウクライナ民話「てぶくろ」の絵本をよく母に読んでもらっていた。
おじいさんが、てぶくろを落として、そのてぶくろの中にいろんな動物が集まってきて、最後はぎゅうぎゅう詰めになってしまうというおはなしだ。
最後にやってくるのは おおきなクマ
クマはみんなに あなたは 誰ですか と問われて
「うぉー うぉー のっそりぐまだ」と答える。
この「うぉー うぉー のっそりぐまだ」というセリフが僕のお気に入りで、何度もここを自分でも読んでいた。
懐かしいなと思う。
↓うぉー うぉー のっそりぐまだ。わしも入れてくれ。
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そして、当時もっともよく聴いていた音楽が 叔父が買っただけでちっとも聴かなかったチャイコフスキーの「白鳥の湖組曲」のレコード。
ロシアの音楽も ウクライナの民話も、暖かいものだと子供のころは心で感じていたなと思う。
もちろん いまもそうだけれど。
現状、やむを得ないと思うけれど、ちゃんと聴けば、祖国愛の音楽であって、軍事侵攻を礼賛する音楽でないことはすぐにわかると思う。
演奏が中止されていると聞くと、逆に聴きたくなってしまって、CDの棚を見たらカラヤン ベルリンフィルのものがあったので聴いたけれど、どうもしっくりこない。
僕は、この曲は、小学校高学年のころバーンスタイン指揮、ニューヨークフィルハーモニックの演奏で初めて聴いた。
当時、僕はLPでバーンスタイン指揮 ニューヨークフィルハーモニックのチャイコフスキーの交響曲5番の演奏をよく聴いていて、このLPはA面にチャイコフスキー交響曲第5番の一楽章から三楽章まで、そして、B面にチャイコフスキー交響曲第5番の第四楽章と 大序曲1812年が収められていた。
生まれて初めて聴いた演奏が、素晴らしい演奏だと、その演奏の響きが心の中でスタンダードになってしまうことって誰にでもあると思う。
バーンスタインのチャイコフスキーは本当に素晴らしかった。
交響曲第5番の第一楽章のリズムは 大地を一歩一歩踏みしめるように進んでいったし、大序曲1812年はとても情感豊かだった。
それで、カラヤンの1812年を聴くのをやめて、ネットで「バーンスタイン 大序曲 1812年」と検索すると、僕が当時聴いていたLPの音源と思われる演奏が出てきた。
聴くと、いやあ、懐かしい響き、素晴らしいなと思ってしまう。
それで、記憶の連鎖で思い出したのだけれど、幼稚園の頃から小学校低学年のころにかけて、ウクライナ民話「てぶくろ」の絵本をよく母に読んでもらっていた。
おじいさんが、てぶくろを落として、そのてぶくろの中にいろんな動物が集まってきて、最後はぎゅうぎゅう詰めになってしまうというおはなしだ。
最後にやってくるのは おおきなクマ
クマはみんなに あなたは 誰ですか と問われて
「うぉー うぉー のっそりぐまだ」と答える。
この「うぉー うぉー のっそりぐまだ」というセリフが僕のお気に入りで、何度もここを自分でも読んでいた。
懐かしいなと思う。
↓うぉー うぉー のっそりぐまだ。わしも入れてくれ。
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そして、当時もっともよく聴いていた音楽が 叔父が買っただけでちっとも聴かなかったチャイコフスキーの「白鳥の湖組曲」のレコード。
ロシアの音楽も ウクライナの民話も、暖かいものだと子供のころは心で感じていたなと思う。
もちろん いまもそうだけれど。