ケンのブログ

日々の雑感や日記

巨人 大鵬 卵焼き 流浪(さすらい)の歌

2022年01月31日 | 日記歌入り
今、新聞に昭和の時代の名力士 藤の川さんの話題がコラムとして連日出ている。

その中に 昭和36年当時の子供が好きなものとして 巨人 大鵬 卵焼き と言われていたという話が出ている。

まあ、そうだったなあと懐かしく思い出す。

大鵬は強いと思っていたけれど、大鵬が引退したのは昭和46年 僕がまだ小学校3年になりたての頃だった。

なので、大鵬の現役時代の相撲はあまり覚えていない。

ただ、祖父といっしょにテレビを見ているとき大関清国が土俵に上がっていて、テレビ画面に5勝1敗というような字幕が出ていた。

それを見て祖父が これは清国は5回勝って1回負けたという意味だと教えてくれた。

それで、僕が祖父に「大鵬は何回くらい勝つの?」 と質問したら

祖父は「大鵬は13勝も 14勝もして優勝するよ」 と答えてくれた。

それをきいて 僕は 13勝 14勝って少ないと思った。

大鵬は強いので100回でも200回でも勝つと思っていたから。

要するに、当時はまだ 小学校に上がる前で、相撲が一場所15回相撲をとるということを知らなかったから、13勝というのは15回のうちの13回と思えなかった。だから、13勝は少ないと感じたのだと思う。

それで、僕は知らなかったのだけれど、巨人 大鵬 卵焼きに対して
大人が好きなものは 大洋 柏戸 ウイスキーと言われていたらしい。

そういえば、僕の周りでも大洋ホエールズが好きな人って、ちょっと変わった人が多かったなと思う。

本当に大洋が好きなのか 受け狙いで大洋のファンと言っているのかわからいような感じの人もいたように思う。

それは 僕が勝手にそう思っていただけかもしれないけれど。

僕が高校生くらいのころ 巨人 大鵬 卵焼きをもじって

江川 ピーマン 北の湖 というのがあった。

これは 巨人 大鵬 卵焼きと逆で子供が嫌いなもの。

江川はジャイアンツに入団するときに、ちょっと法の目をくぐりぬけるようなやり方だったし、北の湖はガチンコに強すぎて、憎らしいと言われていた。

僕も当時は、輪島のファンだったから、北の湖がどれだけ目の上のたんこぶだったか、、、。

でも、今になって振り返ると、江川も北の湖も本当にすごかったなと思い出す。

卵焼きで思い出したけれど、昭和の時代、オムレツ、カレーライス、サンドイッチ、焼きそば、スパゲティ、目玉焼きの頭文字をとってオカーサンヤスメは手抜き料理と呼ばれていたそうだ。

新聞に書いてあった。

新聞は、今ではこのオカーサンヤスメもじゅうぶんにお母さんの味となっているという文脈の展開になっていた。

まあ、確かに、ここに言われている6つの料理は お母さんがさっさと作ってくれたというイメージはある。

僕の祖母はカレーライスを作る日は 今日は洋食 と言っていた。

「おばあちゃん 今日の晩御飯は何?」と僕がきくと祖母は「今日は洋食」と答えていた。

それをきいて 僕は今日はカレーかと思っていた。

後になってカレーはインドで東洋つまり 洋食ではないと知ったけれど、大正元年生まれの祖母にとっては、日本食以外は全部 洋食だったのかもしれない。

なにしろ 一生 ボールという語彙が身につかなくて、野球のボールのことを小さな毬と呼んでいた人だから。

おばあちゃんは 自分のことを わっち と呼んでいたので 「おばあちゃん いつから自分のこと わっち って呼ぶようになったの?」と僕がきいたら
「わっち って 言うようになった時から わっち って言っとるわ」と答えた。

ようするに ものごころついたときには 自分のことを わっち と呼んでいたと言うことで、非常にわかりやすい説明だなとしみじみと思う。

ああ、なつかしいなと感じると同時に、もう祖母とそんな話をしていたころの祖母の年齢に自分が近づいているなと思う。

■流浪(さすらい)の歌

中島みゆきさんの「流浪(さすらい)の歌」をカラオケDAMの音源で歌いICレコーダーで簡易に録音したものをアップします。

聴いていただけるとうれしいです。

カントリーソングとは何かという一般的な定義を僕は知りませんが、この歌はカントリーソングだと思います。

歌詞にも 東の風は長距離バスが乗せてくる とありますから、西部をイメージしてしまいます。

中学生のころ「したくは何もないからただ裸足でドアを開けるだけ 形見になるようなものを拾うのはおよし そんなものは次の街ではただ邪魔になるだけ」という歌詞を見て、中島みゆきさんは本当にスケールの大きい人だなと思っていました。

中学生のころにはなにも感じていませんでしたが、今、「愚痴はあとからきいてあげるから 今は泣かないで」という歌詞を見ると これはやさしさと忍耐の極致だなと思います。

“”あとできいてあげるから 今は 泣かないで “”
とても大切な言葉ではないでしょうか。

あとまで待てなくて、早くしゃべりすぎて墓穴を掘る人もいるわけです。

あるいは聞いてもらう前に泣きわめいて取り返しのつかないことになってしまったり、、、。

あとできいてあげる というのは言う方も忍耐のいることです。

本当はすぐに聞いてあげて相手の機嫌をとったほうが楽かもしれない。

でも、今はそのときではない 今は その時間はないし 余裕もない。

また、あとで しかるべきときにね。

こういう、奥行きが現代の私たちには失われていると思います。

また、待つことでお互いに信頼が生まれるということもあります。

アプリで混み具合を事前にチェックして待たずに済む

そんなキャッチコピーばかり見ているうちに、待つことは損することだ と思い込んでいる人が多いように思います。

待ち時間も工夫次第でいくらでも意味のある時間にすることはできるわけですし、、、。

今の時代、こんなにのびのびとした歌は探してもみつからなくなってしまったなと思います。

この歌をアップするまでに動画サイトを見たら、ちあきなおみさんがこの「流浪のうた」を歌ったものがでてきました。

クセになって何度も聴きたくなってしまうほどうまい。ちゅっとしたこぶしの利かせ方が天才的。
ちあきさん自身が、たぶん流浪の人なので この歌がとてもはまるのではないかと勝手に想像しています。

↓↓中島みゆきさんの「流浪(さすらい)の歌」をDAMの音源で歌ったものです。













文明のゆくえ

2022年01月31日 | 日記
僕は、ガソリンスタンドはほとんどセルフのところに行く。

僕、営業をかけられることが苦手。

セルフなら、自分でガソリンを入れるだけなので、営業をかまされる確率が相対的には低いと思っている。

もう、カードとか勧めてこられるのがとても苦手なので、セルフのガソリンスタンドに行っても、カードの勧誘に会いませんようにと祈りながら給油しているくらいだ。

今日は、セルフのスタンドが混んでいた。

なので、若いスタッフの方が自動車を誘導してくれた。

それで、その誘導に会釈して従った。

そうしたら、僕がセルフで給油しているときに年配のスタッフの方が僕の方に歩み寄ってこられた。

自動会計などのやりかたを教えてくれるのだろうか。

でも、それは、液晶画面などに出てくる文字を読めばわかるし、、、と思いながらもちょっと嫌な予感がした。

年配のスタッフの方は「2円割引にしましょうか?」と言った。
「いいえ、僕は会員ではありませんので、割引はいりません」と僕は言った。
「だから、会員にして割引にするんですよ」とスタッフの方は言った。
正直言って、お前、喧嘩売っとるのかと僕は思った。

喧嘩して、人生取り返しのつかないことになっている人がこのところ続出しているので喧嘩はいけないと思って「だから、僕は会員にはなりません」と言った。

もう、それからは、ひたすら、再び声をかけられないことを祈りながら給油して会計した。

これが、もし、訪問販売だったら、
本来は、会員の勧誘をする目的で近づいてきて、2円割引と目的と異なることを言ったら、端的に言えば、訪問販売法違反になる確率が高いと思う。

2円割引で、30リッター入れても60円安くなるだけだし。


60円くらいなら、ヨーグルトドリンク飲むのを一回我慢すれば挽回できるし、、、。

その60円が大きいという人もいるかもしれないけれど、僕は自動車が軽という時点ですでに節約しているという考え方なので、、、。

本当に、訪問販売法違反に準ずる不当行為として、消費者ホットラインに相談しようかと思ったけれど、一つまちがって逆恨みされてもこわいし、、、。

ガソリンスタンドって事務所でもないし、もう、給油している人に近づいてきて、会員の勧誘という本当の目的と異なることを言ったら、悪徳キャッチセールスか、訪問販売法違反と思われても仕方ないと思う。

以前も家具を買ったとき、販売員の方が、これは現金でお買い求めいただいたら1000円割引しますと言ってくださったのでお言葉に甘えたら、会計の時、いきなり「このQRコードリーダーを読み込んでください」と言われた。

QRコードを読み込んだ瞬間にコカーンと音がして、ラインで友達になっているしくみらしい。(音はコカーンかカキーンか知らんけど)

そんな、あほなと僕は思って、「もう、割引はいりませんので、ラインの友達はお断りします」と言った。

そうしたら販売員の人は「では、伝票を書き換えます」とおっしゃって、たちまち値段が1000円アップになってしまった。

もちろん、僕は、ラインで友達とか、ポイント付与とかそういう面倒に巻き込まれるくらいなら割引はいらないと思っているので1000円アップはいいのだけれど、一度、書面にした値段をまた上げるなんてそんな商売のやり方、長年、商人の街、大阪にいたので、一度も経験したことがない。

本当に、あの時は感じ悪かったなと思う。

それで、このように、ポイントの会員とかそういうのを勧誘してくるときに、一歩間違えば喧嘩になりそうなやり方をしてくる人って、僕の経験則では、圧倒的に年配のスタッフの方が多い。

それも、一度、定年退職して、嘱託で働いておられるような年齢の方が僕の経験則では多いように感じる。


若い人は、今、カードのキャンペーン中ですのでよろしければ、というような感じて言って来られる場合が多いように思う。

それで、断る場合も、若い人は、大丈夫です、と言って断る場合多い。

大丈夫ですって何?と思って過去に調べてみたら、

カードはいりません というと角がたつこともあるので

カードは大丈夫 といえば、カードはなくても大丈夫 という意味で、事実上断りの表現として若い人同士だったら通じるらしい。

たぶん年配の人は、カードの勧誘というのはデジタルアプリで顧客情報を取って、顧客を大資本に囲い込むための方便という意識が低くて、アナログの時代の会員勧誘の意識で、やっておられるので、一つ間違えば喧嘩というような勧誘のしかたになってしまうケースが多いのではないかと個人的に想像している。

本当に、年寄りが若い人から尊敬されない時代と言われている。

例えばガソリンスタンドでも危険物を取り扱う、という職務領域なら、年配の人の長年のカンと経験がものをいうということもあるのかもしれないと想像する。

しかし、デジタル方式での会員の募集という領域になると、年配の人は、アナログ時代の感覚でやってしまって、とんちんかんなことになるのではないだろうか。
とそんなことを考えながら新聞を開くと

脱炭素行動「見える化」という見出しで、個人の二酸化炭素削減量に関してAIやアプリと抱き合わせでデータをとっていこうという話が載っている。

何のことはない、実質的な目的は再生可能エネルギーへの転換を促進するという話だ。

半径、何十メートルもの風車を回せば、乱気流が起きる可能性があると言っていた方が、また、AIで、電力の消費量をデータ化すれば、今に、人間がエアコンの温度設定をするのではなくAIがこのくらいが適正と判断した温度に人間が合わせなければならない時代になるとおっしゃっていた。

それで、新聞に載った、脱炭素「見える化」の模式図を見ると個人が「見える化」の共同事業体に提供するデータとして、エアコンの温度設定変更 という項目が書いてある。

もう、きっと風車の話をしておられた方のおっしゃったとおりになっていく可能性はかなり高いなと思う。

文明というのはそれほど長い間持続するものではなくある予想よると一万年、しかし、この調子だと1000年くらいではないかとの仮の予想が、生命科学の先生の著書に書かれていたけれど、本当に、ここまで来たら、人類はとおからず滅亡すると思っているくらいの方が案外、気が楽になるのではないかと思えてきた。

それはともかく いちにち いちにち 無事でありますように それを第一に願っていきたい。









ねずみ 多様性

2022年01月29日 | 日記
新聞の人生相談のコーナーに50代の専業主婦の方の相談が出ている。

“”80代の両親の住む実家にネズミが出るようになった。

最初は天井で物音がする程度だったけれど、次第に食物をかじるようになり、あたりにころがる排泄物は臭くて不潔だ。

両親は捕獲器を置き、就寝前には食べ物を収納するなどの対策をしているというけれど気休めにもならない。

衛生的にもう限界だと思い、業者による駆除を提案するも父の拒否にあっている。

父は、駆除してもまたネズミは来るからと言って聞かない。“”

との相談だ。

本当に、こういう相談を読むと、人によって何を気にするかというのは、まちまちだなと思う。

僕は母方の実家で子供のころ暮らしていた。

母の父、つまり僕の祖父があんこの製造工場を経営していたので、小豆の倉庫にネズミがいて、それが本宅の天井にも侵入してきていた。

もう、倉庫に小豆がある以上は、ネズミがいることはある程度やむを得ないと家族が考えていたのだと思う。

天井でネズミが、ガサゴソ言うので、僕が祖父に「天井でガサゴソ音がするよ」と言ったら、祖父は「あれは、天井でネズミが運動会をしているんだよ」と言っていた。

まだ、僕は小学校に入学する前の年齢だったので祖父にそう言われて、まあ、そんなものかと納得していた。

天井にネズミがいたら、もう、夜にはネズミは、台所などに来ていると考えるのが当たり前。

相談しておられる主婦の方は、はじめは天井で物音がする程度だったけれど、やがて食物をかじるようになった、と書いておられるけれど、そもそもネズミは食物のある所に来るので、主婦の方が気づいていないだけで、もう天井で物音の段階でネズミは下に降りてきて食物をかじっていたはずと思う。

僕の家は、ネズミが食物をかじるどころか、茶ダンスの木材までかじっていた。

だから、茶ダンスはネズミがかじった跡でボロボロだった。

おばあちゃんが適当にニスをぬったりしてごまかしていたと思う。

ネズミ捕りもあった。

ネズミ捕りにかかったネズミを、祖父が、ネズミ捕りのかごに入ったまま、水槽にザブーっと沈めるときは、思わず目を覆った。

本当にあれだけは、子供心にもネズミがかわいそうで見ることができなかったなと思う。

ネズミの排泄物が不潔で臭いも気になると主婦の方は書いておられる。

本当に、その通りと思う。

でも、僕の家は、ネズミがいるので、近所で飼っている猫がよく来ていた。

それで、僕の家の庭で日なたぼっこをして気持ちよくなった猫は、僕の家の庭で、排せつして帰っていくという日々だった。

それで、近所の家に、お前の家の猫が、うちに来て、排せつして帰っていったと苦情を言いに行くこともなかったと思う。

まあ、そういうのも、適当に根気よく掃除していたのだと思う。

猫のふんなどで土が肥えていたこともあるかもしれない。

僕が、小学校の頃、庭に植えたチューリップはいつのまにか庭の中で野生化してしまい、球根をそのまま、土の中に放置していても毎年花をさかせて、祖母がそれを教えてくれた。

まあ、田舎なので、ネズミがいるうちは何も僕の家に限ったことではなかった。

例えば、僕が育った地方では、奥さんが
「朝、起きてきたら、知らぬ間に、頭の黒いネズミが、冷蔵庫の漬物を食べてたよ」と言えば、それは、旦那さんが夜中に、冷蔵庫の漬物を勝手に食べたということで意味が通じる。

まあ、そんなものだと思う。

衛生面が気になるのは、確かにその通りで油断は禁物だけれど、過度に気になってしまうのは、潔癖症の傾向もあるのかもしれないと思う。

ただ、何が気になるかは人それぞれなので、こればかりは、気にするな、だけで片付けることは出来ないと思う。

僕の場合は、新しく、転居した家で、特に小豆の倉庫などないのに、ネズミが走り回るようになって、そのころ、僕は高校生になっていた。

衛生面のことは、僕はほとんど気にならなかったけれど、高校生の頃の僕はネズミの音が気になって仕方がなかった。

それで、母が、ゴキブリホイホイのような粘着式のネズミ捕りを買ってきてくれて、うまくそれにネズミがかかって、あの時はほっとしたなと思う。

ただ、ネズミでも菌でも、ウイルスでも、それが存在することで、自然界のバランスはとれている。

生物学的にはそういうことになると本に書いてあった。

そういうものを、短絡的な視点で悪者扱いして、なんでも退治しようとか、絶対に避けなければと思い込んでしまうと、逆にそれが好ましくない結果を招くことがある。

大きな範囲で言えば自然、小さい範囲で言えば人の世界は、多様性があることでバランスが取れているし、多様性があるからこそ、変化に対応できるということは忘れてはいけないと思う。

多様性のない、単一的な集団は、変化に弱くて滅びやすいということをいつも心のかたすみに置いておきたいと思う。

多様性があるからこそ、変化に対して、様々な手段を講じることができるということを意識しておきたいと思う。










共通テスト問題流出 WINDING ROAD

2022年01月28日 | 日記歌入り
今日の新聞に共通テストの問題が流出した事件で容疑のある女性が出頭したと新聞に出ている。

出頭=有罪ではないけれど、たぶん判決などが確定したころには、この問題も忘れ去られている可能性もあると思うので今のうちに感想を書くことにする。

僕は、予備校に20年ほど勤めていた。

予備校職員時代には、10月過ぎくらいになると、例えば、成績優秀者を書いた掲示板の紙を破り捨ててしまう生徒が出てきたりしていた。

晩秋の頃、つまり、大体、どのレベルの大学に自分が合格しそうかある程度先が見える季節になると、成績優秀者の紙を破る子とか、校舎に落書きする子などが出てくることが多かった。

僕自身も、そういうのはある程度、仕方ないと思っていたし、たぶん、僕以外の人もある程度仕方ないと思いながら、そういう事例の処理を内々にしていたと思う。

生徒を攻める気持ちよりも、そういう風に生徒を追い込んでしまった環境を反省する気持ちの方が強かったように思う。

今回の、問題の流出というのも、言葉遣いは乱暴だとは思うけれど、そういう事例の延長線上にあるもののように思う。

ただ、本番の試験で不正行為となると、内々に済ますわけにはいかないし、これも、不適切な言い方とは思うけれど、もし、出頭された女子学生の方が本当に犯人だったとすると、ある意味、お気の毒と思ってしまう。

こういうことって、不正に合格することを目的でするというよりも、追い詰められて、適正な判断力を失ってする場合が圧倒的に多いから。

なぜなら、こんな不正をしても、難関大学には合格できないと断言してもいいくらいだから。

そして、ありていに言えば今どき、大学は少子化で生徒不足に苦しんでいるから、難関以外の大学なら、特に不正などしなくてもどこかに合格するし、、、。

共通テストは、時間との戦いなので、デジタル機器で受信した解答を試験管の目を盗みながら、写すという方法では、とても高得点は望めない。というのが適正な判断力を持つ人の考え方だと思う。
これでは、女の子は、仮に不起訴になったとしてもこういうことをしたということは、多かれ少なかれ一生ついて回ってしまうように思う。

本当に、不適切な言い方とは思うけれど、女の子にはお気の毒と思ってしまう。

ただ、こういうことで、甘い処分にしていると、ばれてもたいしたことないぞということになって、手口が巧妙化する恐れがあるから、もちろん厳正に処分することは大切だと思う。

2011年に京大で英語の二次試験の和訳問題をやはりデジタル機器で外部にもらして、外部から解答を受け取っていた子がいた。

あの時の、解答が新聞に当時載ったので、見たら、いかにも英語を当時普及し始めた自動翻訳機で訳したというような訳文だった。

あの訳文では京大に合格しないし、採点をする人が不正に気付く可能性も高いと思った。

今回は、マーク式の試験なので、京大の二次試験とは違うけれど、試験会場という制約されば場所で、デジタル機器で解答を外部から受け取って難関大学に合格というのは限りなく不可能に近いと言って大丈夫と思う。

予備校で、解答速報などを作った経験のある人なら、試験の時間内に、外から解答を受け取って、合格答案を作成というのは限りなく不可能に近いと身をもってわかることと思う。

でも、東大の学生の方がちゃんと大学入試センターに届けたからよかった。

やはり、頭のいい人は不自然なことには気づきやすいし、気づいたらどのように動くべきかを知っているなと思った。

ことが起きたときに、どのように動くか冷静に考える力は、今のようにシステム化した時代にはよりいっそう求められることと思う。

いずれにしても、なるべく穏便にことが進むように祈ります。

■WINDING ROAD
綾香×コブクロさんのWINDEING ROADをカラオケDAMの音源で歌いICレコーダーで簡易に録音したものをアップします。

聴いていただければ嬉しいです。

動画サイトを閲覧していて、結婚披露宴で新郎新婦の友達で歌のうまい、男女3人組が出てきて、この歌を披露しているものを過去にいくつか見ました。

本当にこの歌にトライして、うまくハモッている人は、動画で見る限りではうまい人が多いと思います。

僕は、だれもハモる人もいないので、綾香さんとコブクロさんの一人二役です。


↓↓綾香×コブクロさんのWINDING ROADをDAMの音源で歌いました。


御嶽海大関へ 彼女の生き方

2022年01月27日 | 日記歌入り
■御嶽海大関に

新聞の一面に御嶽海の大関昇進伝達式の写真が載っている。

見た瞬間、最初に思ったこと。

いやあ、おかみさん綺麗な人。

黄色とも薄茶色ともいえるような色を基調にした着物、身のこなしも込みで、よく似合う。

まあ、素晴らしいこと。

着物や紋付がこういうときについてくるのも相撲の楽しみのひとつだなと思う。

紋付はあまり見てないけど、、、。

そして、その写真の下に出羽ノ海部屋と書いてある。

それを見た瞬間に思ったこと。

ああ、三重ノ海の部屋や。と。

僕、中学生のころ輪島という力士に夢中だった。

輪島が勝った後、よっしゃ、輪島勝ったぞと思いながら歯を磨いていたら、力が入りすぎて歯ブラシの柄が折れてしまったこともある。

もう、歯を磨いていて輪島のことを思うだけで、力が入って歯ブラシを折るくらい輪島に夢中だった。

それで、その当時、この力士は手ごわいぞと僕が思っていたのが三重ノ海。

もう、勝っても、負けても、気迫十分で来るから油断ができないといつも思っていた。

二代目若乃花は三重ノ海との相撲で立ち合い待ったした。つっかけて勢い余った三重ノ海は待ったした若乃花の肩をぐっとついたら若乃花はその場でしりもちをついてしまった。

尻もちをついた若乃花はむっとしていたけれど、あれは公平な目で見て、単に三重ノ海の気合が入りすぎていて、勢い余ったという感じなので、それで三重ノ海の印象がわるくなることはなかった。

むしろ、むっとした方の若乃花のほうが、あれでむっとするようでは、というような感じだった。

まあ、そういう印象をあたえてしまうほど三重ノ海という人は気迫のこもった人だった。

そして、待ったの後、2回目で立って、若乃花はもうしりもちをついた時点で集中力が切れていて、三重ノ海が勝ったと記憶している。


でも、大相撲の力士が気合とは何か 気迫とは何か というお手本を言葉ではなく身体で見せることは、とてもいいことのような気がする。


でも、御嶽海の伝達式の写真を見て、御嶽海について書かないのは 失礼かと思った。

しかし、僕、御嶽海の相撲あまり見ていない。

これは、いけないと思って、ユーチューブを開くと、2022年一月場所の御嶽海の全取り組みを連続再生できる動画があった。

相撲は、大体、一番10秒くらいで終わることが多いから、15番連続再生するのに3分ほどしかかからない。

御嶽海の相撲を連続再生して思ったこと。

下からあてがうことと、おっつけを基本にして、相手に体を密着させて攻めていくのがうまい。

逆に、体が相手に密着した攻めだから、ありていに言えばいまひとつ花がないというか地味に見えてしまう。

このあたりが、僕自身、御嶽海が強いことは知っていてもあまり、目に入らなかった理由なのかもしれない。

それで、なぜ、相手に体を密着させるのかと考えてみてみたら、御嶽海は、身体が大きい割に腕が短い。

だから、相手に圧力をかけようと思ったら、体を密着させておっつけを基本に攻めていくのが最も理にかなっていると気づいた。

逆に攻められると意外ともろいのも、腕が短いことと関係あると思う。

腕が長ければ、腕でたぐりながら、回り込んだり、引っ張り込んで、逆襲することができるけれど、腕が短いのでそれがなかなかできない。

だから、攻め込まれると案外もろいと思った。

しかし、攻めていく形が、より安定すれば、いろいろ幅もでてくると思う。

新聞には出羽ノ海部屋の先輩、三重ノ海の談話は載っていなかった。

ネットを探したら出ているはずと思って探したら出ていた。

こんな談話だ

“”「質、量も大切だが、稽古への考え方が大事。力を抜かず、気を抜かず、一日一日に集中してほしい。誰のためでもない、自分の人生。一生懸命やることだ」と(御嶽海に)一層の精進を求めた。“”と。

本当に、御嶽海には、頑張ってほしいと思う。


“”力を抜かず 気を抜かず一日一日集中してほしい。誰のためでもない自分の人生。一生懸命やることだ“”

という三重ノ海の談話を見た瞬間 いかにも気迫の人、三重ノ海と思うと同時に八王源先生のことを思い出した。

八王源先生と一緒に、テレビで相撲を見ていた時、テレビ画面に、三重ノ海のすがたが写った。それを見て八王源先生はこう言った。

「この男はね、(優勝回数とかそういうことやなくて)、もう横綱になっただけでオレは花を咲かせたと思っとるよ」と。

そのとき僕は、同時代の輪島や北の湖に比べて地味な存在だった、三重ノ海にぴったりの言葉と思って、感心して納得してしまった。


確かに、三重ノ海は遅咲きの横綱だったので、優勝回数は少ないけれど、公益財団法人になる前で一番大変な時に相撲協会の理事長にもなった。

そして、相撲協会を定年になっても、後輩力士の大関昇進にあたってコメントを求められる。

本当に、八王源先生の言っていたとおりだなあとしみじみと思い出す。

■ 彼女の生き方
 
中島みゆきさんの「彼女の生き方」をカラオケDAMの音源で歌い、ICレコーダーで簡易に録音したものをアップします。

聴いていただければ嬉しいです。

“”死んでいった男たち 呼んでるような気がする
生きているやつらの言うことなんか聞かないが“”

中学生 高校生の頃、中島みゆきさんの歌の中でこの歌が一番かっこいい歌と思っていました。

いまも、そうかもしれません。

↓↓中島みゆきさんの「彼女の生き方」をDAMの音源で歌いました。