ケンのブログ

日々の雑感や日記

大晦日

2018年12月31日 | 日記
大晦日
スーパーマーケットに行く。
ベートーベンの交響曲第9番第四楽章のメインテーマが
BGMに流れていた。
比較的原曲に忠実なアレンジだけれど
原曲にある音で省いてある音がかなりある。
その音を心のなかで補って聴いてみる。
音楽と言うのは実際になっている音が
もちろん大切な訳だけれど
そこからイメージすることで聴き手が
得られるものも多いと思う。
よいイメージを作る音楽はきっといい音楽なのだと思う。
夜にはNHK交響楽団の演奏で本物の第九交響曲を聴く。
引き締まっていて結構迫力のある演奏だなと思う。
紅白歌合戦でたまたま乃木坂46が映っていた。
この人たちをアイドルと言うくくりで
考えるならばなんか山口百恵には
はるかに及ばないように思える。
今の若いひとが僕くらいの年になったときには
乃木坂46はやはり素晴らしかったと思うのだろうか。
今の僕が山口百恵は素晴らしかったと思うように、、、。
それはちょっと未知数だと思う。
昨年か一昨年か忘れたけれど
米津玄師の打ち上げ花火という歌を聴いて
いいなと思った。
今年、彼のレモンという歌をユーチューブで聴いて
これも結構いいなと思った。
この歌もたまたま今日紅白歌合戦で聴いた。
ずっと目を閉じて歌っている。
ちょっとひ弱な感じに見えたりする。
歌い終わったあとスタジオにいた紅白の出演者が
米津さんに声をかけた。
米津さんがしゃべった。
紅白のある出演者が「米津さんがしゃべるのはじめて聞きました。
スタジオミュージシャンですからね」と言った。
それを聴いてほとんどコンサートをせず
スタジオでレコーディングばかりしていた
グレングールドというピアニストを思い出した。
米津さんはひょっとしたら
みんながスマホなどのデジタル媒体で
音楽を聴く時代のアーチストなのかも知れないと思った。

故郷の光景

2018年12月28日 | 日記
今日は大阪から東海道本線にのって
故郷の岐阜に帰ってきた。
大阪は晴れ、彦根に来たら知らぬ間に雪が降っていた。
雪は米原を過ぎて二つ目か三つ目の駅まで続いた。
大垣を過ぎる。電車が揖斐川の鉄橋をわたる。
しばらくしてまた鉄橋。
なだらかな川の曲がり具合だなと思って堤防沿いの
標識を見ると長良川と書いてある。
この川の曲がり具合、いいなと思う。
なんか見慣れた景色。
大学生の頃、徳島出身の友人に
長良川が日本一と思うと言ったら、
そんなの吉野川が日本一だよ、と答えが帰ってきた。
それもまたその通りだなと思う。
岐阜駅で降りる。
駅前のバスターミナルにいく。
僕の前に十九才くらいの女の子が並んでいた。
郡上にいくバスを待っている。
しばらくすると女の子が五六歩先を見て微笑んだ。
すると同じ年頃の男の子が
女の子に歩み寄って
「なんか、似ていると思った」と言った。
似ているもなにも女の子本人に違いない。
高校を卒業してお化粧をして
ちょっと雰囲気が違ったのだと思う。
しばらく男の子と女の子は話をして
バスに一緒に乗る雰囲気になった。
男の子が先に並んでいた僕を気遣うそぶりを
見せたので
「いいですよ。どうぞお先に」と僕は言った。
男の子と女の子は僕より先にバスに乗った。
僕はそのあとでバスに乗った。
乗車してしばらくすると女の子は
運転手に歩み寄って
「整理券取るの忘れました」と言った。
「ああ、ここ始発やから整理券は1番で
わかりますから取らなくていいですよ」と運転手は言った。
都会ではきっと見られない故郷の光景だなと思う。

今年も残りわずか

2018年12月27日 | 日記
朝ラジオを聴いているともうクリスマスソングは
全然かかっていなくて本当に年の瀬になったなと思う。
明日が官庁御用納だからそれはそのはずだと思う。
僕がすんでいる地域の私鉄の駅にも
明後日からは休日ダイヤになると張り紙が出ている。
隣の町の市民交流センターも
明日は午後五時で閉館となっていて
明日が官庁ご用納めであることをうかがわせる。
僕がすんでいるマンションは今、十二年に一度の
修繕工事をしている。
昨日は工事のひとが忙しそうにしておられたけれど
今日はもうひっそりとしている。
工事の責任者のかたが十二月二十七日から
お休みをいただきますと申し訳なさそうに
おっしゃっていたのを思い出した。
まあ、足場を登ったり降りたり
ハードな仕事なので年末年始は
ゆっくり休む必要があるように思う。
なんか気温の方も上がったり下がったりのようで
昨晩寒かったかと思うと
今日の午前中は日差しが強くて結構暖かかった。
今年がもうじき終わろうとして
平成もいよいよのこり少なくなり
新しい年がどんな年になるのかと
そんなことも思ったりする。


エリザベス女王 クリスマスのメッセージ

2018年12月26日 | 日記
十二月二十五日付けのジャパンニュースを読んでいたら
イギリスのエリザベス女王がクリスマスのメッセージを
録音したと書いてあった。
録音したと言うのはたぶんテレビ放送のための録音なのだと
思う。
それを読んでいると、エリザベス女王は
メッセージで次のようなことを語ることになる
と未来形でつづられている。
そのエリザベス女王の言葉のなかで
僕の気に留まったところを紹介します。

たとえお互いに大きな相違があっても
他の人を尊敬の気持ちをもって仲間の人間として
扱うことがつねにより大きな理解へのよき一歩となる。

何年もの間、私が体験してきた多くの変化を通じて
信念と家族と友情が私に常にあったのみならず
私にとってそれらは個人的な安心と新たな自信の
源であった。

なんか読んでいるとやはり
いいことが書いてあるなと思う。
信念と僕が書いた部分は英語では
faithとなっていて別に信仰と訳しても
かまわない言葉だと思う。
信仰と家族と友情。
それは、そういう三つのものが
安心と新たな自信の源になれたいいなと思う。
家族と言うのは日本風に考えれば
結局、父、母、先祖に繋がるので
そういうものに自分の希望を求めると言うのは
洋の東西を問わず大切な考え方であると思う。

日本も英国もそうだけれど
皇室や王室からこういう政治的に
あるていど中立なメッセージを国民が
受け取れるのはいいことだなと僕は思う。

今日ラジオを聴いていたら
もうクリスマスソングは流れていなくて
いよいよお正月も近くなってきたなと思う。

※エリザベス女王の言葉はロイター通信の記事として
ジャパンニュースに掲載されたものを僕が日本語に訳しました。

クリスマスデイ

2018年12月25日 | 日記
クリスマスデイ。
だけれど、みんなもうよいお年をと挨拶している。
日本はキリスト教文化圏でないので
そういうところは本当にさらっと流れていくなと思う。
ここ二日、ヨーロッパの教会で
演奏されるクリスマスキャロルやオラトリオを
いくつかユーチューブで聴いた。
そういうのを聴きかつ映像を見ていると
やはりこういう音楽はヨーロッパの教会で
聴かなければと思う。
ただ、そう思う一方で我らの救い主イエスキリスト
といつも思い続けるのはちょっと僕には難しいなと思う。
僕の場合は基本が神道なので
どうしてもいろんな教えのありがたいところだけ
という感覚になってしまう。
映画 男はつらいよで
ある年のお盆に御前様が寅屋に行き
「今日はお盆で予定がつまっておりますので
お経は少々短めに」と言う。
それにたいして寅さんのおいちゃんは
「へい。ありがたいところだけ」と答える。
そういう感覚が僕は好きだなと思う。