「われに五月を」
もう6月に入ってしまったけれど、
kimiさんの「懐かしい歌・山羊に引かれて…」の記事で寺山修司を思い出した。彼は5月に生まれて5月に死んだ。
北国の地方都市の高校生だった私はその頃高3コースを読んでいた。
(ライバル誌は蛍雪時代)
巻末の文芸欄を読むのが楽しみだった。
担当は確か石堂淑朗と寺山修司だったと思う。
石堂の過激な評論!そして、その頃初期の俳句や短歌から抜け出して
前衛詩に向かっていた寺山修司のわけのわからない詩にあこがれていた。
でも私が本当に好きなのはこの第一作品集に入っている
センチメンタルな青春の叙情です。
私が大事に持っているこの本は彼が早稲田の学生だった
1957年の初版のものではなく、三回忌の1987年に新装再販されたものです。
故郷の訛りなくせし友といてモカ珈琲はかくまでにがし
もう6月に入ってしまったけれど、
kimiさんの「懐かしい歌・山羊に引かれて…」の記事で寺山修司を思い出した。彼は5月に生まれて5月に死んだ。
北国の地方都市の高校生だった私はその頃高3コースを読んでいた。
(ライバル誌は蛍雪時代)
巻末の文芸欄を読むのが楽しみだった。
担当は確か石堂淑朗と寺山修司だったと思う。
石堂の過激な評論!そして、その頃初期の俳句や短歌から抜け出して
前衛詩に向かっていた寺山修司のわけのわからない詩にあこがれていた。
でも私が本当に好きなのはこの第一作品集に入っている
センチメンタルな青春の叙情です。
私が大事に持っているこの本は彼が早稲田の学生だった
1957年の初版のものではなく、三回忌の1987年に新装再販されたものです。
故郷の訛りなくせし友といてモカ珈琲はかくまでにがし