久しぶりに映画。夕食後に晩酌を我慢して出かけた。
好きな映画というタイトルだけれど、そんなに好きではなかったです。
ジョニー・デップね・・・いつも極め付きの個性的過ぎる役がはまる人。
シザー・ハンズも、パイレーツ・オブ・カリビアンもあんまり好まず。
でも、この間、TVで放映していた「フロム・ヘル」
あれ、よかった!! 濃い顔だちが嫌いだったのですが、
あの、家族を亡くして自暴自棄になり、麻薬におぼれる警部の鬼気迫る演技。
素晴らしいハンサムぶりだったな・・・
でも、この映画では変な、チョコレートのカリスマです。
これが似合うのは彼だけね。
ティム・バートン監督は自分の望み通り楽しんで作っているらしい。
世界中から、たった5枚のゴールデンチケットを得て工場に招待された
5人の子供はチャーリーを除いて皆悪い子。それも画一的に誰が見てもわかるように嫌われる悪い子。これが道徳的でいやだな・と感じる。
これは、「ウンパ・ルンパ」。チョコレート工場で働いている小人で、
たくさ~んいるのですが、皆同じ顔です。
ウンパ・ルンパのダンスや、コーラスはとてもおかしくて笑えた。
シニア料金で1,000円。今年は随分(私としては)沢山観に行ってます。「ヴェニスの商人」を11/2に「ブラザーズ グリム」を11/11に観ました。その少し前には「蝉しぐれ」。
私もレディス割引や夜の割引を利用しています。
う~ん、「ヴェニスの商人」いいと思うけど、アル・パチーノの演技ね、シリアスすぎてしんどいかな?
「蝉時雨」はNHKの内野聖陽があまりにもよかったので、見たくない感じ。染五郎はいかがでしたか?
シェイクスピアの元のセリフを大事にしているので、シリアスというよりクスグリも充分効いています。
末尾にはセリフ無しの(原作にない)短いシーン/虚脱したアントーニオ...他/が幾つか。監督などの解釈なのだろうと推定しました。