たまびと日記 2

記憶力が衰えないようにとブログに記録しているのに、
記録したものはどんどん忘れていくという悪循環に陥っています。

パールハーバー

2016-12-12 16:02:37 | 日記
前回の記事で、若い理学療法士との会話を載せましたが、振り返ってみて、ケネディ大統領という言葉にも暗殺の言葉にも、
彼の反応が薄かったことに気付きました。
ケネディ大統領がアメリカのテキサス州ダラスで拳銃で撃たれたのは1963年11月のことでした。
生まれていなかった時代のことを言われても、まったく興味が持てなかったのだと思います。
今度会ったら「今日本に来ているケネディ駐日大使のお父さんで、彼女はお父さんが殺された時、まだ小さな子供だったのですよ」と言ってみようかしら。
たぶんそれでも反応は薄いだろうとは思いますが。(汗)



先日読んだのですが、日本がハワイの真珠湾を攻撃した日と同じ12月8日の新聞に「大学の教授に『真珠湾はどこにあるでしょう』と質問された大学生が『三重県』と答えた」と書いてありましたが、
作り話かもしれないと思っていました。
しかし、今回の理学療法士との会話の経験から、年配者が記憶に留めるパールハーバーは、若い人にとっては、想像することすら難しい遠い昔の出来事なのだとわかりました。


パールハーバーでは、日本軍に奇襲されて海に沈んだ戦艦アリゾナの上に、白い記念館が建てられています。


歳月が経つにつれ人々の記憶から戦争は遠ざかり、そうして繰り返され、地球上から戦争が無くなるなんてことはありえないのだと思うようになりました。
でも諦めたらおしまい、日本がどのようにして太平洋戦争に突き進んでいったのか、繰り返し学習し、若い人も戦争はしてはならないことと、
心に刻みつけてほしいと願っています。

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かまぼこ兵舎

2016-12-10 11:25:56 | 日記
通っている整形外科で、若い理学療法士の男性が言いました。
「患者さんから、『このあたりもすっかり変わってしまった』と言われるのだけど、どんな風に変わったのかがよくわからない」と。
そこで私は聞いてみました。
「昭和記念公園がある場所は、もとは何だったかご存知
若い男性は「出身地が遠いので知らない」と答えました。
知らないなら多少の知ったかはバレないでしょう。(汗)

今『国営昭和記念公園』になっている場所はアメリカ軍の基地だったこと、
暗殺されたケネディ大統領のミサがあり、参加したことをとうとうとしゃべりました。
その時私は高校1年生だったと思います。
高校の英語の先生の知り合いが基地の中に住んでいて、先生と友人たちと一緒にそのお家を訪問しました。
着いてすぐに「今日はケネディ大統領のためのミサがあるので一緒に行きましょう」と誘われました。
暗殺された翌日だったのだと思います。
進駐軍に所属していたその家の主の車で立川基地の中を走りました。
奥様や4人のお子様方も一緒でした。
基地の中は、平屋の建物やかまぼこ型の建物が整然と並んでいました。
その中の1軒がチャペルになっていて、私と同じくらいの年齢のダイアナと言う娘さんと並んで座りました。
備え付けの讃美歌集を見ながら讃美歌を歌い、歌い終わって顔を上げると、祭壇の両側に並んで立っていた軍属の男性がみんな泣いていたのです。
この事件の重さを知って驚いたことを覚えています。

理学療法士の男性に「かまぼこ型の家ってわかりますか」って聞いてみたら「知らない」と。
知らなくて当たり前ですよね、今はもう見かけることすらないのですから。
進駐軍が日本に持ち込んだものらしく、多分鉄板で出来ていて、かまぼこと同じ形をしているのです。
当時かまぼこ兵舎と呼んでいたので、元は兵舎だったのでしょう。
中は柱もなく、かまぼこ型の空間になっていました。
絵を描いてみたのですが、多分こんな感じだったと思います。(汗)
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上弦の月

2016-12-08 15:28:30 | 日記
昨夜6時40分、見上げた夜空に上弦の月。


上弦の月とか下弦の月とか、歌に出てきたり物語に出てきたりするから聞いたことはあるけど、どう見分けるのって思いませんか。
夕方から夜にかけて見える半月は上弦の月で、昼間は見えなかった月が暗くなってから見え始め、これから西に沈んで行くところです。
吉田拓郎さんに「上弦の月だったっけ」って聞かれても困るけど、この写真のように見えたなら上弦の月だと思いますよ。(笑)
二人でお酒を酌み交わし、これから夜が更けていく場面でしょ
下弦の月は深夜に出て昼の間に沈むので、朝の空に白い半月が見えたら、それは下弦の月だそうです。
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転機の年

2016-12-07 11:15:01 | 日記
人生には何年かに一度、転機が訪れるということを聞いたことがあります。
男性と女性では違うとか、7年に一度、8年に一度、10年に一度とか説は様々あるようです。
あまり実感はなかったのですが、一つ電化製品が壊れると、続けてほかの物が壊れるという体験は何度かしたことがあります。
物が壊れるという現象も、この転機説と関係があるらしいのです。

今年、我が家で最初に買い替えることになったのは軽トラックでした。
古い車で以前から調子が悪かったのですが、とうとう新しく買わなければならなくなったようでした。
次に屋根の上の太陽熱温水器から水が漏れるようになりました。
これは長年使って十分元はとれたので、使用をやめることにしました。
それなのに、今度はガス風呂が突然湧かなくなってしまったのです。
昔家を建てた時のまま、タイル張りの浴室だったので、これを機にユニットバスにリフォームすることにしました。
予想外の出費です。(汗)
そうこうしているうちに、弟から「母が食事をとらなくなった」と連絡があったのです。
孫、ひ孫、みんなで会いに行きましたら、飲み物が飲めるようになり、それから2週間後に亡くなりました。
母が亡くなった後もトラブルは続き、夜テレビを見ていたら、突然部屋の電器が消えました。
テレビは消えなかったので、翌日“いえびと”に電器を見てもらったら、「グローの買い置きが無いからすぐには直せない」と言われました。
夕方になっても直してくれないので、私が自分で豆電球を捩じり直したら、電器は普通に点きました。
その後、異常なし。
そのあとは“いえびと”の部屋の空調が暖房のみ点かなくなるということが起きました。
私が「灯油ストーブで我慢して」と言ったら、“いえびと”は不満そうでした。
ところが次の日の朝には普通に暖房は点いたのです。
私たちが耄碌して機器の使い方に疎くなった、あるいは耐用年数が過ぎたというのもあるのでしょうが、あまりにもトラブルの続き過ぎです。
そして最近トイレのウォシュレットの水がポタポタと漏れるようになったのです。
もういくつトラブルが重なったのかわからないくらいです。

そのほかにも、ここには書けないことも起きているし、なにより一番のショックは猫のピーちゃんが死んでしまったことです。
死んだのは5月だけれど、私の涙はまだ枯れません。
ピーちゃんはひどい口内炎になり、食べ物が食べられなくなって死んでしまいました。
悲しくて悲しくて、まだテレビの猫番組を見ることさえできません。

この1年を振り返ってみると、まさに転機の年だったのかもと思わざるを得ないのです。
来年はどんな年になるのだろう・・・上向くのだろうか・・・いい年になるようにと祈るような気持ちです。
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月と金星

2016-12-04 13:59:14 | 日記
3日、日の入り1時間後の午後5時25分ですが、もう辺りは闇に包まれています。
ふと見上げた南西の空にキリッと鋭い三日月の姿があり、久し振りに美しい月を見たと思いました。


月の斜め下には明るい金星が寄り添っていますが、この時間はそのほかの星は何にも見えませんでした。

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