軍歌をよく歌われるお年寄りがいる。現代ならばその思想に疑問をもつ方も見えるけれども、年齢から考えるとそれはごくごく普通である。
しかし僕の謎はそこではないのです。そのお年寄りが口ずさまれる曲の中の歌に「歩兵の本領」という歌があるのですが、認知症も進んでいるので、歌詞がばらばらで単語もおぼつかない。したがって歌詞の意味も分からないのだけれど、何度も聴いているうちに力強く歌う部分の歌詞は間違っていなさそうなので、ネットで検索すると「歩兵の本領」という歌であった事が分かった。
しかし、僕がもっとも不思議であったのはこのメロディーがすぐ覚えられた事。歌を聴いていると違う歌詞がぼんやりと僕の中に浮かんできた事なのです。
ネットの素晴らしい処は此処である。そのルーツ、そしてその後どう転じていったかが調べられているので、ぼんやりとした記憶を辿り気になる項目をクリック。
すると意外な事実に辿り着いたのです。
「歩兵の本領」のメロディーは「聞け万国の労働者」と言う歌に転じて歌い継がれていて、それを以前耳にした事があったのです。
それは、遠い遠い昔の話。僕が社会に出たばかりのゴールデンウィーク。メーデーという集会に強制参加という形で参加した時の事です。
その頃は社会がどんなものか全く興味がなく、沢山の企業の労働組合が集まり旗を揚げ壇上から声高らかに述べているおじさん達やよく分からない行進が政治結社のデモ行進と重なり、今は何も感じなくなったが、当時は不快であったことをうっすらと覚えています。
そして、その会場で流れていたのが「聞け万国の労働者」だったのです。ユーチューブから流れる歌は僕の中の埋もれていた記憶を掘り起こしてゆく。
メーデーと言う集会はその後、何年かして「家族で訪れる事の出来る行事」へと姿を変換していき、「あの集会」ではなくなった事に安心感を感じた記憶があるが、もうずいぶん昔の話なのでそれもぼんやりしたものでしかない。
色々調べてみると改めて分かった事や疑問に思う事がいくつか出てきたけれど、それはまた成熟させてから述べる事として、もやもやしていたものがネットと言うツールを使いスッキリさせた瞬間は大変うれしかったのです。
本当にいい時代です。
しかし僕の謎はそこではないのです。そのお年寄りが口ずさまれる曲の中の歌に「歩兵の本領」という歌があるのですが、認知症も進んでいるので、歌詞がばらばらで単語もおぼつかない。したがって歌詞の意味も分からないのだけれど、何度も聴いているうちに力強く歌う部分の歌詞は間違っていなさそうなので、ネットで検索すると「歩兵の本領」という歌であった事が分かった。
しかし、僕がもっとも不思議であったのはこのメロディーがすぐ覚えられた事。歌を聴いていると違う歌詞がぼんやりと僕の中に浮かんできた事なのです。
ネットの素晴らしい処は此処である。そのルーツ、そしてその後どう転じていったかが調べられているので、ぼんやりとした記憶を辿り気になる項目をクリック。
すると意外な事実に辿り着いたのです。
「歩兵の本領」のメロディーは「聞け万国の労働者」と言う歌に転じて歌い継がれていて、それを以前耳にした事があったのです。
それは、遠い遠い昔の話。僕が社会に出たばかりのゴールデンウィーク。メーデーという集会に強制参加という形で参加した時の事です。
その頃は社会がどんなものか全く興味がなく、沢山の企業の労働組合が集まり旗を揚げ壇上から声高らかに述べているおじさん達やよく分からない行進が政治結社のデモ行進と重なり、今は何も感じなくなったが、当時は不快であったことをうっすらと覚えています。
そして、その会場で流れていたのが「聞け万国の労働者」だったのです。ユーチューブから流れる歌は僕の中の埋もれていた記憶を掘り起こしてゆく。
メーデーと言う集会はその後、何年かして「家族で訪れる事の出来る行事」へと姿を変換していき、「あの集会」ではなくなった事に安心感を感じた記憶があるが、もうずいぶん昔の話なのでそれもぼんやりしたものでしかない。
色々調べてみると改めて分かった事や疑問に思う事がいくつか出てきたけれど、それはまた成熟させてから述べる事として、もやもやしていたものがネットと言うツールを使いスッキリさせた瞬間は大変うれしかったのです。
本当にいい時代です。