先日、朝のニュースの速報で、安倍首相が真珠湾に訪問する様子が流れているのを観ていたら、安倍首相がアリゾナ記念館に入られる前、稲田防衛大臣と岸田外務大臣の姿が映っていた。
その時、稲田さんが防衛大臣になられたのは、「好戦的ではない人物が防衛大臣である」と海外の国に向けてアピールしたいのが目的なのだなと思ったのですが、今日のニュースで稲田防衛相が靖国神社へ参拝されたニュースを観て、その意図はなんなのかなと気になり、稲田防衛相の事について調べてみたのです。
稲田さんはもともと政治には興味がなかった人であったのだけれど、「南京大虐殺のまぼろし」という本に出逢い、政治に興味を持ち始めたそうです。そして、彼女が政治家になろうとした大きな理由は国家の名誉を守るという大きな志を持ったからだそうです。
(興味を持たれた方は稲田朋美さんのオフィシャルサイトをご覧ください)
「国家の名誉を守る」。云うのは簡単であるけれど、日本は敗戦国であるので、不可能に近い事です。しかし、稲田さんはとても純粋ある人であるので、少しでも状況をよくしてゆこうという気持ちが今回の靖国神社参拝につながったのだと思うのです。もちろん、その行動に対して批判されることも承知の上だったでしょう。
国家の名誉を守る事を考えた時、安倍首相に同行した岸田外相が、26日に米側に優先的裁判権が認められる日米地位協定上の米軍族の対象範囲縮小に向け法的拘束力のある補足協定を結ぶ方針で実質合意を取り付けたことから察すると、いかに名誉を守ることが難しいかが分かります。
イデオロギーやアイデンティティーという言葉を持ちだすと、訝しく思う人もいるかもしれません。また、護国神社への公式参拝が政策による戦争につながると懸念する人もいるでしょう。しかし、稲田さんの場合、弁護士であり、二人の子供を育ててらっしゃる人であり、知的活動を通じて戦争時の事を理解していらっしゃるので、反戦意識は対して普通の人よりも強いと思うのです。
靖国神社には、A級戦犯者も合祀されているから問題になるという側面があるけれども、裁いた勝利国の裁きも、戦争の被害を拡大させた人であっても合祀に踏み切った人たちの判断も整合性に欠けていると思うし、ハワイにしても沖縄にしても、原住民の人達の立場から考えると、やはり整合性に欠けるのではないかと思います。
戦後70年を過ぎても、「謝罪が足りない」と批判される日本。敗戦国であるがゆえに逃れる事の出来ないポジションであるけれども、維新の為に命をかけて戦った西郷隆盛さんが靖国神社に合祀されないのは、日本がそれを赦さないからであり、日本人が日本人を赦さないのだから、他の国の人達が赦してくれないというのは、感情論として同じ表現方法である気がするのです。
それでも、「国家の名誉を守る」という、高い志をもって、日々を戦っておられ、しかも、家庭を理解ある旦那さんと共に守り、子供を育てていらっしゃる。もちろん、身体は一つであるから、気配りができない部分も多いでしょうけれども、そんな稲田さんの事を批難できる人って、perfect・humanなのだと思う。
そして、小池百合子都知事の事を述べた時と同様に、小池さんや稲田さんのような方が、女性リーダーのロールモデルになって頂けると、社会も変わってゆくのではないかと思うのです。
その時、稲田さんが防衛大臣になられたのは、「好戦的ではない人物が防衛大臣である」と海外の国に向けてアピールしたいのが目的なのだなと思ったのですが、今日のニュースで稲田防衛相が靖国神社へ参拝されたニュースを観て、その意図はなんなのかなと気になり、稲田防衛相の事について調べてみたのです。
稲田さんはもともと政治には興味がなかった人であったのだけれど、「南京大虐殺のまぼろし」という本に出逢い、政治に興味を持ち始めたそうです。そして、彼女が政治家になろうとした大きな理由は国家の名誉を守るという大きな志を持ったからだそうです。
(興味を持たれた方は稲田朋美さんのオフィシャルサイトをご覧ください)
「国家の名誉を守る」。云うのは簡単であるけれど、日本は敗戦国であるので、不可能に近い事です。しかし、稲田さんはとても純粋ある人であるので、少しでも状況をよくしてゆこうという気持ちが今回の靖国神社参拝につながったのだと思うのです。もちろん、その行動に対して批判されることも承知の上だったでしょう。
国家の名誉を守る事を考えた時、安倍首相に同行した岸田外相が、26日に米側に優先的裁判権が認められる日米地位協定上の米軍族の対象範囲縮小に向け法的拘束力のある補足協定を結ぶ方針で実質合意を取り付けたことから察すると、いかに名誉を守ることが難しいかが分かります。
イデオロギーやアイデンティティーという言葉を持ちだすと、訝しく思う人もいるかもしれません。また、護国神社への公式参拝が政策による戦争につながると懸念する人もいるでしょう。しかし、稲田さんの場合、弁護士であり、二人の子供を育ててらっしゃる人であり、知的活動を通じて戦争時の事を理解していらっしゃるので、反戦意識は対して普通の人よりも強いと思うのです。
靖国神社には、A級戦犯者も合祀されているから問題になるという側面があるけれども、裁いた勝利国の裁きも、戦争の被害を拡大させた人であっても合祀に踏み切った人たちの判断も整合性に欠けていると思うし、ハワイにしても沖縄にしても、原住民の人達の立場から考えると、やはり整合性に欠けるのではないかと思います。
戦後70年を過ぎても、「謝罪が足りない」と批判される日本。敗戦国であるがゆえに逃れる事の出来ないポジションであるけれども、維新の為に命をかけて戦った西郷隆盛さんが靖国神社に合祀されないのは、日本がそれを赦さないからであり、日本人が日本人を赦さないのだから、他の国の人達が赦してくれないというのは、感情論として同じ表現方法である気がするのです。
それでも、「国家の名誉を守る」という、高い志をもって、日々を戦っておられ、しかも、家庭を理解ある旦那さんと共に守り、子供を育てていらっしゃる。もちろん、身体は一つであるから、気配りができない部分も多いでしょうけれども、そんな稲田さんの事を批難できる人って、perfect・humanなのだと思う。
そして、小池百合子都知事の事を述べた時と同様に、小池さんや稲田さんのような方が、女性リーダーのロールモデルになって頂けると、社会も変わってゆくのではないかと思うのです。