硝子戸の外へ。

優しい世界になるようにと、のんびり書き綴っています。

選挙が終わって思う事。

2024-10-29 11:08:09 | 日記
衆院選挙が終わったけれど、SNSを観ていると不正疑惑や批判の応酬が続いていてもやもやする。

不正疑惑が起こった議員は、なぜ不正疑惑が起こっているのかを説明しなければならないし、当選の合否が出た後に野党間で批判し合うのも違うように思う。

もし、実際に不正があるのだとしたら、なぜ不正までして議員に執着したのか、その理由が知りたい。正当な手続きを経て当選していたなら、少しでも国がよくなるように応援もしたい。
しかし、疑念を残したままでは、応援も出来ず、批判はなくならならず、誰かが真相を明らかにしようと働きかけるのではないか。
もし、国会議員として国政においてやり遂げたいことがあるのなら、堂々と主張し有権者に訴えてゆけばよいだけであるように思う。
ただ権力や私財を増やしたいだけや、市井の人として一般企業で働く事はプライドが許さないだけなら、未来の日本のために今すぐにでも辞してほしい。

また、野党間での批判は、分裂を促すだけで国益にはつながらないのではないか。
野党がまとまらなければ、何も変わらないし、選挙の意味さえも無くなる。
もし、それが狙いで、SNS上での批判が、誰かの指示によって意図的に繰り返されているのだとしたら相手にしてはいけない。
有権者は、批判する者に対して応酬などせず、ブレずに信じる政党を応援する。これに尽きるのではないかと思う。


政治についてのモヤモヤの真相は決して明白にはならないだろう。
この歳になって、ようやくそれが政治というものであるらしいことだけは分かってきた。
そんな奇々怪々な組織に対して私達が出来る事は、信じて票を投じた議員さんが国や国民を裏切らない様にその姿勢をしっかり見続ける事ではないかと思う。

闇バイトは怪しいものである。

2024-10-22 18:20:36 | 日記
ネット上の闇バイトからエントリーをして犯罪に手を染めてしまう人が後を絶たない。

これだけ大ごとになっているのに、なぜ闇バイトに手を染めてしまうのか不思議でならなかったが、どうやら、その理由が、彼らは情報弱者だからだという。
テレビニュースや新聞はもちろんのこと、ネットニュースでも扱っているのに、彼らはその情報にアクセスしていないのである。

きっと、彼らは、今、社会でどんなことが起きていているのかまったく興味がないのだろう。

そして、いつでもネットにアクセスできる環境であるがゆえに、自分の好きなことしか見ないのであろう。しかも気に入らないものは自由に飛ばせてしまえる環境である。

おそらく、そういう思考の人達は、コストパフォーマンスやタイムパフォーマンスを気にするからこそ、シンプルに労働と対価の交換条件が高い仕事を選んだのだろう。
そこから推測すると、彼らは、この社会には楽して大きな利益を得られる仕事は存在しないということも知らないのかもしれないし、また、アドバイスを求める人もいないのかもしれない。

しかし、そういう人物だからこそ、悪知恵の働く人たちにとって、恰好のターゲットになるのだろう。

自己の選択で娯楽を自由に選べる。一家に一台しかテレビのない時代を通過してきた僕としては、夢のような環境だけれど、その利便性の弊害がここにきて顕著に表れ始めたように思う。

そして、それはネットユーザーの中でも、ネットユーザーには認識できない「大きな格差」が生じてしまったと言えるのではないかと思う。