昨日、大切な仲間のライブに行き、まだ興奮が冷めやらぬ感じ。
彼の選曲にも毎回、注目しているのだけど(実にセンスのある、そして幅広い選曲をしてくる)、今回はKinKi Kidsの「僕の背中には羽根がある」が飛び出してビックリ!
50代に入った彼が歌っても何の違和感もなく、寧ろあらためて曲の良さを再認識することに。素敵だった。
今回(も?)私はリクエストをたくさんしてしまったのだけど(仕切りたがり屋?)、もっと彼の選曲に任せればよかったのかなぁ、でも、彼の歌声で、あれもこれも聴きたくなってしまうのだった。
そして、洋楽を何か聴きたい、とリクエストした子(大人だけどな)がいて、不意に始まったのが、「悲しみのジェットプレイン」で。
これは私と、亡き姉の思い出の曲。
姉が高校生(私は中学生)の時、ギターを弾き始めた頃に、洋楽にどハマりして、その頃いろんな海外アーティストの曲を聴いていたようだったけど、特に好きだったのが、ピーター・ポール&マリーという3人グループだった。
彼女の部屋からいつも聴こえてきていたレコードの中で、特に印象深かったのが、「悲しみのジェットプレイン」。
そして彼女(姉)自身、よくギターを抱えてこの歌を歌っていたのだった。好きだったんだろうな。
大人になっても、私は折に触れこの歌を思い出して口ずさんだりしていた。
その頃まだタイトルを知らなくて、かなり後に歌詞でググって、「悲しみのジェットプレイン」という曲名であり、何が「悲しみ」であるのか、その意味を知った。
当時のジェットプレインといえば戦闘機であり、恋人を置いて戦争に行く歌であったのだ。
3年前に姉が亡くなり、私はふと「悲しみのジェットプレイン」を思い出した。
そして、姉と聴いた洋楽何曲かと一緒にプレイリストを作り、毎日毎日、それを聴いていた。
昨日、何気なく始まったこの歌のイントロで、ぶわっと涙が溢れた。
ライブの彼に、この姉との思い出の曲だという話をしたことがあったかどうか思い出せないけど、それにしても、あまりにも優しい彼のギターと歌声に、子どものように私は泣き続けた。
いろいろビックリさせてもらったけど、全体的に感動的なライブだった。
仲間たち、生で会えたりzoomの画面で会えたりした人たちと、感動を共有できて、嬉しかった。
zoomでのライブも悪くない。
また是非!と言って別れた。
とてもいい日になった。
彼と仲間たちに感謝!
今日は何も予定なくゆっくりしている。
明後日、zoomで勉強会に参加する。テーマは、児童の困窮と虐待について。
体験談を話すのは、キャンナスふなばしという訪問看護ボランティアグループの代表、佐藤亜希さん。
私の愛する姉の、愛する長女である。
アルコール依存症であった母(私の姉)を持ち、機能不全家族で虐待されて育ち、看護学生時代に結婚し、その後も離婚、再婚、夫の暴力、2度目の離婚、自身の重度の鬱の発症など、波瀾万丈な人生を生きてきた、私のかわいい姪。
今はそんな苦労を少しも感じさせない、明るく元気な、そして幸せな、3児のママ(上2人は独立)、そして看護師として働きながらボランティア活動にと幅広い活躍をしている女性なのだ。
勉強会で自らの体験談を語ると聞いて、私はどうしても聞きたいと思った。
同時に、聞くのが怖いとも。
姉の問題飲酒が家族にどんな影を落としていたのか、知らないわけではない。
姉が子どもたちにした仕打ちを、知らないわけではない(全部知っているとは言えないが)。
それらを、私は冷静に聞けるだろうか。
でも、愛する姪は、自分を客観的に見ながら8時間かけて資料を作ったと言っていた。
強い人だ。
私がメソメソ、オロオロしてどうする。
姪は、児童支援に関わる人に聞いてほしい、実態を知ってほしいと言っていた。
児童支援に関わる人。私もその一人である。
覚悟を決めて、心して姪の発表を聞こうと思う。
今週で、私の充電はひとまず終わる。
あまりゆっくりでもなく、なんだかバタバタ過ごした感じだ。そしてまだバタバタする感じ。
でも、そのバタバタも、私的なもので、追い立てられる感じではなかったので、気持ちは楽だった。
来週からは仕事のバタバタが、いよいよ始まる。
また、ご報告させてくださいね。
では!