記録。

娘に赤ちゃんが宿ったらあげようと思っていたノートがあるはずなのだが、どこにしまったのか思い出せず、夜遅くにあちこちひっくり返していた。
私が、娘を妊娠中に、いろいろメモしていたノート。

前置胎盤、逆子で自然分娩は難しいと告げられ、おまけに切迫早産で、入院しましょうと健診のたびに言われ、2人目なのに不安がいっぱいだった、その頃。

結局は、もう赤ちゃんがくるっと回って逆子が直る時期は過ぎたので帝王切開になりますね、と言われた翌週の健診で、なんとわが娘は何事もなかったかのように頭を下にしてエコーに映っていたのだ。
ドクターもビックリ。
で、自然分娩できました。なんと人騒がせな。

でもね、その妊娠中のメモノートが、娘にとっては何かの参考になるかもと、この28年間、とっておいたのだ。

それが、どこを探しても、出てこない、そんな時。

代わりに出てきたのは、もっともっと後の、私の手帳だった。
それが、2001年、夫が亡くなった年のもので。

これは偶然なのだろうか。

しばらく夢中で読み返してしまった。

そして思った。
私が今、こんなに疲れて元気なく弱っているのは、この時に一生分のエネルギーを消耗してしまったからだったのだな、と。

それぐらい、夫の死の直前から後、私は息つく暇もないほど、駆けずり回っていたことが、手帳を見てわかったのだ。


ため息しか出なくて、しばらくうずくまっていた。


また今度、ノートを探そう。
夫よ、私をさんざん振り回したのだから、娘と赤ちゃんはちゃんと守ってよ。
おじいちゃんになるのだからね。

桜。

いつの間にか、満開になっていた。
周りの景色を見ている余裕が、このところなかった。

どうしてだろう、桜を見ると涙が出てしまう。
毎年、不思議な気持ちになる。

ずるずる。

寝込んでいます。
いや、寝込んでいました、かな。
明日は仕事に行けそうなので。
ああ、また仕事に穴をあけてしまった。
迷惑ばかりかけています。

先月から何かと忙しく。
前にも書いたけど、団地の自治会選挙管理委員をやっていて、この時期、選挙の準備で、日曜日がほぼ全部つぶれるという有り様。
話し合い以外にも、投票用紙をポスティングして回ったり。
と思うと、嫌がらせの文書が来たりのトラブルが起きたり。で、また臨時集会。

まだしばらく続きそう。
早く選挙終わって、無事、自治会の役員さんが決まってくれれば。


娘のお腹の赤ちゃんは、今のところ無事に育っているようです。
娘の携帯が壊れて通話ができず、LINEのメッセージのやりとりしかできないので、やきもき。

自分が妊婦だった時のことはもうあんまり記憶にないけど、娘の妊娠の方が不安になってる気がする。
あんまり干渉しても嫌だろうし、かといって、ほったらかしてもいられない。

こういう時って、どうしたらいいの。

ちなみに、私の母という人は、私が初めての妊娠を興奮気味に電話で告げた時、こういうリアクションでした。
私「ねえ、びっくりしないで聞いてね。私、赤ちゃんができた」
母「あらそう、びっくりしないわ」
ガチャン。ツーツー。

妊娠期間中、勿論、アドバイス的なことは何もなく。
そんなやりとりも全くなく。

幸い、姉が半年違いで、2人目を妊娠中だったので、姉とはその時期、とても頻繁に長電話していた。
いろいろ教えてもらった。

今回の娘の妊娠を、一番に告げたかったのは、姉だったのに。
初めておばあちゃんになる、アドバイスをたくさん欲しかったのに。

でも、きっと天国で守ってくれているよね。


息子も風邪ひいてなかなか治らず、長々と不調だし、気温差が大きいせいかなと思ったりする。
私も、疲れが取れない。

みなさんも、身体に気をつけて過ごしてくださいね。

ではまた。

孫？？

突然ですが、11月に孫が生まれることになりました。

昨夜、娘からの報告を受けたばかりなので、まだ実感が湧かず。

初めての妊娠で、仕事のこともあるし、不安や考えることがいっぱいだろうと思って、「旦那さんが頼りになるから大丈夫だと思うけど、どんな小さなことでも何か不安やわからないことがあったら言ってね、私たちみんながついているから安心して」と言ったものの。

いやぁ、多分、私の方が娘本人より動揺している。

ひたすらそわそわして、どうしようどうしよう、何をしてやれるんだろうと、ぐるぐるしている。

前に、街角で鑑定士を名乗る霊能者みたいな怪しい人に呼び止められだ時に、「これから大きな変化がありますよ。あなた自身というより、ご家族、お子さんに大きな変化があり、それがあなたの幸せにもつながるでしょう」と言われたのを思い出した。

自分で占っても、今年は大きな変化、転機の年、と出る。
何度占っても、そう出るので、何かあるなぁと思ってはいた。

でもな、こういうこととは。

う、嬉しいけど、いやぁ、どうしたらいいの。

退屈が好き。

息子が仲間とカラオケに行くと言って出かけたので、珍しく家に一人。
早く目が覚めたので、早々に洗濯も終わったし、気になりつつ見ないフリしてたトイレもピカピカに磨いた。

さて、何するかな。

と言って、だいたい何もせずに、布団に寝そべって手帳(日記兼の、大切な相棒)を広げ、好きな音楽を聴きながらぼーっとしたり何か書いたり読み返したり考えを巡らせたりしてるうちに、あっという間に時間が過ぎてしまう。

赤ん坊の頃の私は、ガーゼのハンカチを1枚渡しておけば、いつまでもそれで遊んでいるような子だったらしい。
幼児の頃は、ずっと何時間も同じ絵本をただひたすら黙って眺めているので、家にいるのかいないのかわからないほどだったという。

そう、私は、退屈というものを感じない人なのです。
あるいは、退屈が好きなのかもしれない。


ああ、でも、そうだ、今日はね、団地の自治会の役員を決める選挙の手伝いをしないといけなくて、夕方1時間と、夜1時間半くらい、拘束されるんだ。
今年、自治会の選挙管理委員をやっているので。

いつの間にか寝ちゃったりしないように気をつけねば。


年度替わりの時期。
学校とか幼稚園とか、私みたいに保育園とかに身を置いていると、なんとなく落ち着かない感じになるね。
でもね、この仕事も4年目に入るし、ようやくオタオタする場面が減ってきたので、この春は、不安というよりも、素直に、ただがんばろうって、意気込み？みたいなのを抱いている。

楽しい一年になりますように。


ではまたね。
ごきげんよう。

奇跡？

去年の4月にチケット取れてから、ずっとずっと楽しみにしていた、日本武道館のユーミンのコンサート。
この日のために、お休みももらって、よし、行くぞ！
という当日、朝、38度超えの熱。

いや、前の日も熱はあったのだけどな。

なんでだよ、と半泣きで、娘にLINE。
仕事が休みだったら、代わりに行ってもらおうかなと思ったりして。
でも、娘は超多忙で、無理との返事だった。

どこでもドアでもあればいいのに。
武道館での時間はともかく、都心までの往復、こんな高熱でどうする。

悩みつつ、とりあえず解熱剤と咳止めを飲んで、祈るような気持ちで、ギリギリの時刻まで寝ることに。

すると、だ。

え？
15時半に家を出る予定だったのだけど、14時、目が覚めたら、なんと、平熱。
身体も軽い。

キツネにつままれたような感じで、とにかく支度をして、出る。
座って行けるコースを選んだので、ラクに行けた。

武道館の混雑は想定内。
年齢層が高めだから、いくらか落ち着いた印象。
ずっと前に椎名林檎のライブで訪れた時とは違う。

でもね、ところどころ、ああユーミンのファンだなぁと思われる、オシャレな人たちも。

さて、コンサートについては、詳しくは書かないけど、やっぱりユーミンは、すごい。なんて素敵！とあらためて思った。
何十年もやってきたユーミンもすごいんだけど、私が胸を打たれたのは、観客の人たち。
泣いてる女性、踊ってる男性。
この、踊ってる男性、というのが、私の前の席の真っ白白髪のおじさんなんだけどね、私の知らない曲の振りまで覚えていて、ユーミンとぴったり合わせて、しかも、さりげなく、そっと(この控えめさが大事)踊っているのだよ。
青春だったんだね、と、そのおじさんや、会場のほかのたくさんの観客の人たちのこの半生に想いを馳せ、泣きそうになった。

ユーミンの懐かしい曲では、私自身の青春も思い出し、うるっと来たりもしたけどね。

具合悪くなることもなく、コンサートは無事終わって、新宿から特急で座って帰る。


行けてよかった。
本当に、よかった。


で。
翌朝、38度の熱である。
なんじゃ？

息子が言う、コンサート当日は、私の父の命日だから、父が行かせてくれたんだよ、と。
そして、私は、その前日が姉の誕生日だったので、姉のお祝いもかねて、遺骨を入れたブレスレットを連れて行ったのだけど、姉も行きたいと思って応援してくれたのかもと思ったりしている。


熱、その後、下がった。
明日は仕事に行けるかと。

ポプテピピックの第3巻も届いたし、嬉しいよ。

ではまたね。

熱です。

2月は休まず出勤できて、やったね！と思っていたら、3月に入るなり風邪を引いて、今日は仕事も行けず。
熱はそれほど高くないのだけど、すごいハナミズと頭痛、これって花粉症が悪化してるのか？ いや、でも、喉もすごく痛いから、やっぱり風邪なんだろうな。

どうかこれ以上酷くなりませんように。

明日、お姉ちゃんの誕生日だ。
生きていたら62歳になるはずだった。
そして、明後日は、なんと父の命日なのだよ。
あの世で父娘で酒を酌み交わすのかな。
私の夫くんも、仲間に入れてくれたら、楽しそうかも。

ではまた。