今日一日だけ生きてみよう

卯月タラの日々のつぶやき

この日。

2015-05-29 00:37:40 | タラの日記
5月29日。
29年前の今日、息子が生まれた。
そして、14年前の今日、夫が突然の死を遂げた。

今年は、例年ほどの大きな心の揺れは無いかな。
と思ってたけど、やっぱりそうでもないかな。
この、何か、ぼやーんとした具合の悪さは、そこから来ているのか。

明日、娘が来るので、3人で息子の誕生日を祝う予定(娘が来るのはたまたま、娘の旦那さまが出張でいなくて寂しいからだそうです)。


うーん、何か他にも書こうかなと思っていたけど、やっぱり無理。

今年も夫の死に目を瞑り、息子におめでとうを言う。

夫にはゴメンと思うけど、そう決めないと、生きてこられなかった。
死んでいった人に思いを馳せるより、生きている息子の歳を数えてお祝いする、この日はそういう日、と、心に決めたんだ。

夫を偲びつつ息子を祝う、って両方できるほど器用でもないし、キャパもない。

息子、おめでとう。

今年も、やっぱりそれで精一杯だ。




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言い合い。

2015-05-20 22:56:30 | タラの日記
調子の良くない息子と、このところ疲れがたまってた私で、昨日は言い合いになって、2人して泣いてしまった。

息子の障害者手帳の更新期日が迫っていて、市役所に行かないといけないのだけど、今回は彼の不調を考えて、私が代わりに行くことにしたのだった。
でも、手帳の更新には写真がいる。
そればかりは私は代わりになれないから、駅前のスピード写真で撮ってきてね、と言ったのだ。

息子は、写真を撮るのがどうしても嫌だと言う。
そんなこと言われたって。

それが昨日の、私の出勤前のことで。
私は、出かける支度で忙しい時にゴネられたことと、来週は休みが少ないので、できれば今週のうちに市役所に行きたいと考えていて、日にちがないのでグズグズ言わないでさっさと写真を用意してほしいと思ってたので、イライラが募ってしまった。
そして、息子に「私が平気な気持ちで市役所に行くと思うか。私だって市役所に行くのがこわいのに、我慢して行くんだぜぃ。お互いがんばりましょう」と、チクリと意地悪を言ったのだった。

その後、なんだか吐きそうになってる息子に、「大丈夫?」と声はかけたけど、自分のことでいっぱいいっぱいになってた私は、さっさと出かけてしまった。

昨日は思いの外、仕事が次から次へとあれこれあって、ヘトヘトになって夜10時近くに帰宅。
それからゴハン作って、息子と食べていると、息子が「どうしても、スピード写真に撮りに行くのは嫌だ」と、また言う。
勘弁してくれよ、と私は思った。
貴重な休みを潰して市役所に代わりに行くと言ってるじゃないか。自分ばっかりが大変だと思うなよ。と、口にはしなかったけど、心の中はそんな思いでいっぱいで。

すると、息子が泣きながら「でも、あなたも我慢してるんだよね。がんばらなくちゃいけないんたよね」と言う。
「今朝はちょっと意地悪言っちゃったね、悪かった。あんな言い方して」と言うと、「まさかあんな風に言われると思ってなかった。お母さんはそんな人じゃない、我慢が足りないなんて言うはずないって、あれから半日、何度も自分に言い聞かせたけど、もし本気でそう言ったんだったらどうしようって、ずっとこわかった」と号泣し始めた。

ちょっと待って、と私は言った。
私が「がんばってほしい」と言ったのは、写真を撮りに行くという、一つのことだけだよ。それだけだよ。あなたの生活とか人生とかについてがんばれとか我慢しろとは一言も言ってないよ。そう受け取ったとしたら、それは誤解だ。

そう言うと、息子はまだ泣きながら、「所詮おまえの人生、がんばりが足りないんだよって言われたと思った」と言う。

「生きてるだけでがんばってるって、私は思ってる。その私が、そんなこと言うわけないじゃないか!」と、今度は私が泣きだした。

結局、誤解させるような意地悪を言ったことは私が悪かったと謝ったのだけど、一言でそこまで傷つく息子にも改めて驚いたし、その程度の信頼関係しかなかったのか、と悲しくもなった。
普段から、無条件で大事に思ってる気持ちは伝えているつもりだったから。

結局、改めて、「何ができてもできなくても、私があなたを大事に思う気持ちは揺るがない。そこだけはわかっていて。覚えていて」と話して、仲直りした。
「私もそんなにできた人間じゃないから、イライラすることもあるし、気をつけるつもりだけどひどいこと言っちゃうこともあるかもしれない。でも、根本にある、あなたの存在や人生を否定しないという私の在り方は変わらないから。愛情は揺るがないから」と話した。

意地悪言ったのは、私の余裕のなさ、イライラからだったけど、どこかで、大事に大事に育ててきた息子に対して、もう少しガサツっていうか、時には強いボールも投げちゃう、みたいなことがあった方が、彼は今より強くなれるのかな?っていう気持ちがあった。
「温室育ち」っていう言葉があるよね。私はなんとなく、息子に対して過保護だったのか?という後ろめたさみたいなのが拭えなくて。

でも、なんだろう。
やっぱり、彼は普通の、というか一般の多くの人の感性とは、違うものを持っているんだな、と、今回のことで感じた。
傷つきやすさが違う、というか。
そこが、障害と言われるところなのかな。

温室とまでいかなくても、やっぱり家は安全な場所でなくては。
揺るがない基地。私の役目はそこかと。

強いボールを投げられる体験も必要になるかもしれないし、嫌でもそういう時は来るだろう。
でも、私がわざとボールをぶつけるのは、違うかと。

そんなことを今日は考えていた。


そして、今やスピード写真などに頼らずとも、スマホで家で撮影した写真を、コンビニで証明写真サイズにプリントしてもらえる時代なのだということも、調べてわかった(何のためにケンカしたんだろう)。
さっき、私のiPhoneで息子の写真を撮って、登録したので、明日、コンビニでプリントして、それを持って市役所に行ってきます。

やれやれ。
でも、市役所がこわいのは本当です。
なけなしの勇気を振り絞って行きます。
ではまたね。

おやすみなさい。
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久しぶり。

2015-05-14 22:10:46 | タラの日記

娘とデート。

っていうか、娘、昨日、久しぶりに(多分2か月ぶりぐらい)、実家(ここ)に来て、2時間ぐらいおしゃべりしてったのだけど。

その時に、忘れ物をして帰ってしまい、夜になって気づき、「どうしよう」ということになり。

今日、娘は仕事が休みで、職場の仲良しの人たちとゴハン食べに行くという予定で。
私も今日は仕事がなかったので、忘れ物を渡しに行くよと言って、娘がお友達と待ち合わせる街まで、届けに行ったの(娘の家に行くよりは近い)。

4時にという娘の提案で待ち合わせて、忘れ物を渡したらすぐに別れるのかと思ってたら、お友達との待ち合わせは夜7時だと言う。
「えーっ」とびっくりして、そんなに時間があるんならお茶でもとカフェに誘い、うきうきとおしゃべり(昨日もしゃべったばかりだけど)。
それでもまだ時間があったので、デパートの中をあちこち見て回った。
娘が気に入ったTシャツがあったので、「荷物になるけど」(この後、私は帰るだけだけど、娘はお友達と予定があるので)と迷いつつ、買ってあげたくて、買って持たせた。

結局、6時半までぶらぶらして、ちょっとまだ名残惜しい感じで別れた。
楽しいひとときだった。


昨日は、娘が「遅れちゃったけど母の日のプレゼント」と言って、手作りのマドレーヌを持ってきてくれたのだった。
あと、娘の旦那さんから、私の好きなコリラックマのマスコットも。
それと、コリラックマのペットボトルカバー(これはカルピスのおまけらしい)。
「今年の母の日は何もないのね(息子は風邪で寝込んでるし)」と寂しく思ってたのが、一気に晴れやかに。
それで、私は夕飯のおかずを余分に作ってあったので、それを持たせたのだけど、娘、「これ私、おととい作った」と。
ええっ?
だってこれ、新しく買った料理本に載ってたレシピだよ?
と言ったら、娘も同じ本を買っていて、それでおいしそうと思って作ったらしい。
びっくり。
「でも、タラちゃん(娘はわたしのことを名前で呼ぶ)の作ったやつの方がきっとおいしいよ」と言って、もらってくれた。
今日、会った時、「昨日のおかず、おいしかった!」と言ってくれたし。
うれしかった。

本当にこのところ、娘も私も忙しくて、なかなか連絡も取り合えない感じだったので、久しぶりの触れ合いが心からうれしく思えた。
2人での今日のお茶もショッピングも、とても楽しかった。

先週はちょっと仕事の失敗で凹んだりしていたけど、またがんばろうっていう気持ちになった。
家族ってありがたい。
これで、息子の風邪が治ってくれたら、言うことないんだけど。
まだ辛そうです。

明日も仕事がんばるぞ。

ではまたね。
おやすみなさい。

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研修会、無事終了。

2015-05-04 17:34:14 | タラの日記
不安で仕方なかった、中野サンプラザでの研修、無事行ってきました。
今、帰りの電車の中です。
あまりに疲れたので、各停に乗って座って帰るところ。

今回のは、日本カウンセリング学会の、研修委員会主催の研修会で、カウンセリングとは何か、という基本的なところについて、広く浅く学ぶ感じでした。

カウンセリングの基本、プロセス、アセスメント、倫理、スーパービジョン、という5つのセッションから成っていて、セッションごとにレポートを書かなくちゃならなくて、それが大変で。

2日目(今日)の帰りに、そのレポートを出して、引き換えに修了証をもらうということになっていて。
つまり、お昼休みやら1日目の夜とかにひたすらレポートを書く感じなのだった。
昨日は、だから、ホテルとっておいて正解でした。家に帰ってたら、とてもレポートなんて書けないもの。
ホテルで書くのもやっとで。何しろ、昨日のセッションは20時までだったのです。

でも、慣れない1人でのお泊まりも、なんとかなりました。
寝つけない上に明け方に目が覚めてしまい、睡眠時間が4時間足らずでしたが。
1人もたまにはいいもんだな、と思ったお泊まりでした。
コンビニスイーツなど買って、夜更けに食べてしまったわ。
レポートがなければ、もっと解放感あっただろうな。

というわけで、なんとかなりました、というご報告でした。
明日は仕事です。
今日はゆっくり寝るぞ。
ではまたね。
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