数日前、母からメールが来て、「いつも誕生日や母の日に、プレゼントもらうばっかりだったけど、今年は私からも誕生日プレゼント贈らせてください。何が欲しいかわからないので、今、一番欲しいものと値段を知らせてください」という内容で、たまげた。
そんなこと言うような人ではなかったのだ。
だって、前に「あんたって5月生まれだっけ?」と言ったぐらいで、人の誕生日なんか全くどうでもいい人なのだ。
何があったんだ?
息子も仰天して、どうしたんだろうね、と訝しんでいた。
同い年の野際陽子さんが亡くなったので、自分もいつなんどきどうなるか、と思って、私に形見を遺すつもりになったのか?
そういう感じならば、何か手元に残る、記念になるものをリクエストするのがいいかしらと、あれこれ考えた末に誕生石のペンダントを買ってもらうことにして、返信を打った。
そしたら、今日の夜、電話が来て、「あんたからのメール、間違って消しちゃったんだけど、何だった?」と。
ヤギさんゆうびんですかい。
大好きなクマのキャラクター(例の、あのクマですが)のショップで、誕生石ペンダントの受注生産があって、ちょうど予約受付が始まったところだから、それを買って欲しいのですが、と話し、値段を言うと、「いいわよ。じゃあ、そのペンダントに合いそうなワンピースも買いなさい」と。
で、いろいろ近況を聞くと、野際陽子さんのことは言ってなかったけど、同じ施設内で、急に認知症になった人がいるという話をしていた。
ついこの間まで本当にしっかりしていたのに、あっという間に様子がおかしくなり、スタッフの人たちもびっくりしているぐらいだという。
なんで私に突然プレゼントを?とは聞かなかったけど、なんとなく、やっぱり自分の年齢を考えて、しっかり元気なうちにと思ったのかもしれない。
姉のことも心配だったので、LINEでメッセージ送ったら、やはり小林麻央さんの訃報がかなりこたえたと返信が来た。
私は麻耶さんみたいには力になれないけど、応援しているからね、とまたメッセージを送信した。
がんばる、というスタンプが返ってきた。
でもまぁ、母の母は98歳まで生きて、最後までしっかりしていたので、母もそんな感じなんじゃないかと私はどこかで思っていて、まださほど心配はしていない。
姉の方は、日々、大丈夫だろうかと気にかかっているけど。
友達のところに、一昨日、2人目のお孫さんが生まれた。
私と同じ誕生日だね、と言い、おめでとうを言い合った。
新しい命が身近に存在することは希望に繋がる気がする。
自分が老いていくことを、納得して受け入れる、その助けになるような気がする。
孫、ちょっと羨ましいぞ。
そんなこと言うような人ではなかったのだ。
だって、前に「あんたって5月生まれだっけ?」と言ったぐらいで、人の誕生日なんか全くどうでもいい人なのだ。
何があったんだ?
息子も仰天して、どうしたんだろうね、と訝しんでいた。
同い年の野際陽子さんが亡くなったので、自分もいつなんどきどうなるか、と思って、私に形見を遺すつもりになったのか?
そういう感じならば、何か手元に残る、記念になるものをリクエストするのがいいかしらと、あれこれ考えた末に誕生石のペンダントを買ってもらうことにして、返信を打った。
そしたら、今日の夜、電話が来て、「あんたからのメール、間違って消しちゃったんだけど、何だった?」と。
ヤギさんゆうびんですかい。
大好きなクマのキャラクター(例の、あのクマですが)のショップで、誕生石ペンダントの受注生産があって、ちょうど予約受付が始まったところだから、それを買って欲しいのですが、と話し、値段を言うと、「いいわよ。じゃあ、そのペンダントに合いそうなワンピースも買いなさい」と。
で、いろいろ近況を聞くと、野際陽子さんのことは言ってなかったけど、同じ施設内で、急に認知症になった人がいるという話をしていた。
ついこの間まで本当にしっかりしていたのに、あっという間に様子がおかしくなり、スタッフの人たちもびっくりしているぐらいだという。
なんで私に突然プレゼントを?とは聞かなかったけど、なんとなく、やっぱり自分の年齢を考えて、しっかり元気なうちにと思ったのかもしれない。
姉のことも心配だったので、LINEでメッセージ送ったら、やはり小林麻央さんの訃報がかなりこたえたと返信が来た。
私は麻耶さんみたいには力になれないけど、応援しているからね、とまたメッセージを送信した。
がんばる、というスタンプが返ってきた。
でもまぁ、母の母は98歳まで生きて、最後までしっかりしていたので、母もそんな感じなんじゃないかと私はどこかで思っていて、まださほど心配はしていない。
姉の方は、日々、大丈夫だろうかと気にかかっているけど。
友達のところに、一昨日、2人目のお孫さんが生まれた。
私と同じ誕生日だね、と言い、おめでとうを言い合った。
新しい命が身近に存在することは希望に繋がる気がする。
自分が老いていくことを、納得して受け入れる、その助けになるような気がする。
孫、ちょっと羨ましいぞ。