今日一日だけ生きてみよう

卯月タラの日々のつぶやき

自信喪失。

2011-04-24 18:20:39 | タラの日記

ようこそ、卯月です。
1週間、上がったり落ちたり、の妙なテンションで過ごしました。
月曜は学校疲れで寝てたと思ったら、火曜は早起きしてなんだかどこかに出かけたくなって、洗濯しながらウズウズ。たまってた洗濯物をすべてやっつけて、結局夕方6時過ぎに隣街に(わざわざ雨の中)、特に目的もないのに出かけて、帰ったら夜の9時だった。
水曜は、一日中、ネットの「知恵袋」の「どう見ても釣り」的質問と回答を見て回り、「なんだかものすごくくだらない暇つぶし」というのをやりたかったので、なんとなく満足。
木曜、洗面所の水道が壊れて管理会社に電話、水道屋さんに来てもらうために急遽、大掃除。水道屋さんが来て、あっけなく水道は直り。
金曜はなんだか元気が出なくて夕方までずっと寝ていた。
と、まあお気楽な感じの日々で。

そんな暮らしをしながらも、心の中はなんだか複雑で。

精神科に通い始めて、確かこの5月で17年になる。
通い始めの頃の私は、多分手のつけられないような混乱した状態で、何も信じられなくて、自分の運命とか周りのすべてを呪っていた気がする。
最近の私は、落ちるときもあるけど、ずいぶん落ち着いてきたし、おかしな衝動に走ることも、誰かを攻撃することもなくなったし、自分のことが前よりわかってきたし、ずいぶん成長したと思っていた。
何かにちょっと過剰反応することはたまにあるけど、それも個性の範囲に入るかなと思っていた。
根拠もなく「自分はまとも」(そもそもまともって何だ?)「自分はもう大丈夫」なんだと思い込んでいた。

学校に行くと決めたのは、この「自分はもう大丈夫」、つまり「内面に多少の問題を抱えてはいるけど、それは普通の人も変わらない、その程度だし、私は分別をわきまえた大人としてほかの人たちとやっていける」という妙な自信が大前提となっていた。

でも、学校に行ってみたら、なんだかそこが揺らいでしまって。
「分別をわきまえた大人」というのは、私がそうありたいと思っているだけのことで、自分自身は決してそんな立派なものではない。
私はやっぱり病んでいて、幼稚な思考しかできなくて、いつか自分をコントロールできなくなって周り中のいろんなもの、人たちをめちゃめちゃに破壊してしまう、そういう危険な人物なのかもしれない。という思いが強くなってきている。

クラスでは私は精神科に通院中、とカミングアウトしてるし、この間の授業(?)のときも、その場その場でできるかぎり正直に感じたことや考えてることをみんなの前で話した。
みんな、仲間の一人として何の違和感も持たずに受け入れてくれた。
うれしかったけど、不安になった。
私なんかを仲間に入れたら大変なことになるよ? 後悔するよ?
っていう気持ちが、こみ上げてくる。

自分の制御できる範囲に自分自身がある、と考えていたけど、それは間違っているのかもしれない、そう考えると、なんだか怖い。

今週から娘のスクーリングも始まるし、なんとなくそわそわしてて不安定になってるのかも。

昨日、学校に持っていく用のバッグと、先日買ったクリアファイルの表紙に貼るコリラックマのかわいいステッカーを選んで買った。
次回を楽しみにしていないわけではないのだけど。


学校行ってきた!

2011-04-18 23:38:49 | タラの日記

ようこそ、卯月です。

カウンセリングスクールの第1回授業を翌日に控えた16日土曜日、いつものクリニックに行ってひとしきりこの1週間のことを話した後、「明日、途中で具合が悪くなったら、帰ってきちゃってもいい?」と聞いたら、先生は「悪くなりっこないでしょう!」と笑顔で力強く言ってくれて、でも念のためにお守りとして頓服を処方してくれた。
それでもなんだか落ち着かなくて、帰ってからも「大丈夫かな、どうしよう」と緊張しまくる私に、息子が「明日、渋谷で友達に会うんだけど、(表参道のカウンセリングスクールに)近いし時間の都合もつくから、ビルまでついていってあげるよ」と言ってくれた。

17日、いつもは予定通りに家を出られないで遅刻する息子が、私と一緒に起きて支度して、ちゃんと予定してた8時25分発の電車に間に合って、一緒に目的地のビルを探してくれた。おかげでちゃんと行けた。ビルの入り口で別れて、息子はそのまま渋谷へ。「サンキュー!」

第1回授業はウィークリークラスとマンスリークラス(私はこっち)の合同で、定員各10名のはずだから20名、と思って行ってみたら、合計でも11人しかいなかった。
入学者が少なかったのは震災の影響もあったみたい、とお昼を一緒に食べたメンバーの1人が言っていた。
先生2人と生徒11人で、休憩を挟みながら、会議室のような教室で10:00~16:00、なんか「濃い」時間を過ごした。
カウンセリングを学ぼうという人たちばかりだからかな、みんなとても優しくて、勉強したいという志が同じだから、初めて集まったメンバーと思えないような雰囲気で、先生も一緒に一つの輪になって座って、いろいろなことを話した。
なんかほんと、「初体験」という感じの、不思議な時間だった。

楽しいことばかりじゃないのだろうし、これから私たちが学ぼうとしていることはとても難しくて重いことなのだということは、和やかな中にもひしひしと感じられた。
つらくなっていくかもしれない予感も正直ある。
でも、クラスメイトがいて、先生がいて、一緒に歩いていく。
ついていけるところまで、やってみよう、と思う。

緊張で妙なテンションになってしまっていたので、帰りの電車で酔ってしまい、持ってた薬をあれこれ組み合わせてのんで、なぜか無性に甘いものがほしくてチョコレートを食べて(??吐きそうなのに??)、なんとか帰り着いてまた家にあったチョコレートを食べまくってカルピスをのんで眠ってしまい、夕ご飯が夜中の12時とかになってしまった。

今日は疲れて何もできず、洗濯して買出しの予定だったのだけど、結局夕方まで寝てて、ピザをとってしまった。
昨日一緒にいたメンバーの多くは、今日、休まずお仕事に行っているのだろうな、と思いながら。

次回は5月13日の午後。宿題も出た。
隔週金曜午後、の予定なのだけど、学校行った翌日に娘のお弁当作って自分はクリニックへ、というのが大丈夫なんだろうか??

そんなわけで、いよいよスタートした学校生活。
なんか、山登りを始めたような心境です。

ではまたね。
おやすみなさい。


ちょっとリラックス。

2011-04-13 23:59:00 | タラの日記

ようこそ、卯月です。

このところまた余震が続いていて、ここにいてもこんなに不安で緊張するのに被災地の人たちは大丈夫なの?ととても心配に思っています。

都知事選の投票にいって以降、外に出ていません。
石原さんを応援してる人には悪いけど、私は開票結果に本当に落胆しました。
都民みんながあの人を選んだと日本中の人から思われるんだな。
残念。

投票所に行く途中の桜がきれいで、悲しかった。
去年の桜を、お友達のR子さん(去年の1月に天国に逝ってしまった)を思い出して泣きながら見たことを、思い出した。
今年も桜を笑顔では見られなかった。

先週1回も洗濯してなくて、娘に「着る服がないよ」と言われたので、月曜は洗濯して1日が終わってしまった。娘もあんまり調子がよくないので、「自分で洗え」とも言えなくて。
というか、仕事してた頃は「悪いけどやっといて」と家事を気軽に頼めたのだけど、仕事辞めたらなんだか変な負い目があって、前より「あ、私がやるから」というふうになっている。

昨日と今日はほとんど寝ていた。薬のせいで寝ちゃうのだけど、余震のせいもあってぐっすりは眠れない。とろとろ眠って起きて、という感じ。
今日は引越しの荷物を運んでるときに津波が来るという夢を見た。津波はともかく、引越しをまだ引きずってる?? 怖い夢だった。

心音と音楽が流れるベビーミニーのぬいぐるみ、今日届いた!
規則正しく流れる心音に、の~んびりゆっくりにアレンジされた「いつか王子さまが」。
聴いてて、ほわ~んとした気持ちになった。
ミニーちゃんの寝顔もベリーキュート。
震災後、初めて、リラックスできた。
ただ、基本「赤ちゃん用」なので、「抱っこする」ことを想定しては作られていなくて、「隣に寝る」仕様になっている。
何が問題か、というと、抱っこするとお腹にあるスイッチが押されてしまい、音楽が鳴ったり切れたりの繰り返しになっちゃうのだ。これは想定外。
で、ひとしきり音楽を聴いてから、電源を切って、抱っこしてお昼寝した。気持ちよかった。
ちなみに、この「スリーピー」(だっけ? 商品名忘れた。タカラトミー製)にはほかに、ベビーミッキー、ベビープー、ミッフィーがあって、それぞれ入ってる曲が違う。ミッフィーにしようか迷ったんだけど、「いつか王子さまが」が大好きなので、ミニーにした。
もう離れられないです。

ベビーミニーを抱っこして寝てる間に、娘が眼科に行ってきた。
先週、コンタクトにする!と眼科に初めて行った娘。うまく入れられなくて、「また練習に来てね」と言われてしょんぼり帰ってきたのだった。
「きっとこんな不器用な人はいないよ。今度行ってまた入らなかったらどうしよう」とずっと言っていたのだけど、意を決して今日、再挑戦に出かけ、「今日は入った!」とホッとした顔で帰ってきた。
でも、入れるのにすごく時間がかかってしまい、とても登校前の時間には入れられないよ、当分メガネだ、と言っていた。
23日に教科書を買いに行き、30日からスクーリングが始まるので、それまでにはもっと上達しているのでは、と思うけど。

私は、いよいよ最初の授業(?)が今度の日曜日に迫っている。
不安だけど、先週に比べたら少し安定してきていると思うので、なんとかなる、と思う。
楽しみでもある。

学校が始まったら、きっと少しずつ視野も広がっていくだろう。
こんなにうつむいて落ち込んでいられなくなる。

一所懸命勉強しよう。

じゃあまたね、おやすみなさい。


ユーミンのアルバム買ったよ。

2011-04-09 23:39:23 | タラの日記

ようこそ、卯月です。

一昨日の夜の地震で、揺れ自体より、テレビの「津波警報」という言葉を目にしたことで恐怖でいっぱいになってしまい、ここは津波の影響はまったくないのに、「堤防が壊れてるんだよ。またいっぱい人が死んじゃうよー」と思わずパニックを起こし大泣き。子どもたちが慌ててニュースからアニメ番組にチャンネルをかえてくれた。

今日、クリニックに行ったら「一昨日の大きな余震で、振り出しに戻っちゃったのかな。あれがなかったらもうちょっと冷静、というか元気になれてたのにね」と先生に言われた。
「誰が悪いとかじゃない。天災は誰のせいでもないし、原発はあなた個人でなくみんなの問題です。これからできることをしていけばいい」という先生の言葉に、ちょっと救われた。
「こんな状態で学校に行ったらみんなに迷惑がかかる」と話したら、「向学心に燃えている人が学校に行くことが、迷惑なはずがないでしょう」。
「刃物を振り回して人を刺しちゃったりしたらどうするの」と言ったら「あなたはそんなことしませんよ。そんなことする人じゃありません。大丈夫です」と、しっかり目を見て言ってくれた。
その言葉に安心した。
悪い情報ばかり集めないように、と言ってもらった。

帰り、ふとCD屋さんに寄って、ユーミンの新しいアルバムを買った。
最近、よくテレビに出てるのを見て、「やっぱユーミンはカッコいい」って思った。高校時代から「この人はスゴイ」って思って憧れっていうか尊敬っていうか、大好きだった。
子育てに悩み、模索してた頃は(いや、今も模索してるのか?)遠ざかってたけど、久しぶりに聴くユーミンは、やっぱりユーミンだった。
この間の「オールナイトニッポンTV」とか「僕らの音楽」とかで、素で話してる彼女は気さくで、自然体に生きながらも何かを超越した感じがあって、きっとこの人は伝説になる人なんだな、って思った。
そんな彼女のエネルギーがほしくて、アルバムを買って、今、聴きながらこれを書いている。

あとね、この間の水曜日の「ホンマでっかTV」で尾木ママがスタジオに持ってきてたベビーミニーのぬいぐるみ。「百発百中眠れる」っていう、赤ちゃん用の、心音(ママのお腹の中にいたときに聴いてた音)と音楽が内蔵されてるぬいぐるみ。
「百発百中」なのは大人でなくもちろん赤ちゃんなのだけど、尾木ママが薦めてたのと、あんまりにも可愛かったので、ネットで探したの。
アマゾンでは在庫切れでヤフーショッピングでも買えなくて、結局、富山県にあるベビー用の家具を売ってるお店に行き着いて、注文できた。
来週届くかな。
私、もしかして幼児退行してる? いや、もともと中身は多分4歳ぐらい。

明日は選挙の投票に行く。
いつも行かない息子も、選挙権を得たばかりの娘も、明日は行くそうだ。
多分、それぞれに思うところがあるのだろう。

少しずつ、元気を取り戻していけるかな。
でも、やっぱり「がんばろう、日本」みたいなのは私はいやだな。
ポポポポ~ン♪のほうがずっと元気が出るのに、ACに苦情が殺到したため順次差し替えていくとのことで、もう見られなくなっていくのかな。寂しいな。
あいさつ坊や、可愛いのにな。
不快に思う人がいるなら仕方ないけど。怖いニュースが続いていた中で、あのCMだけが癒しだった私のような人もどこかにいるかな。

じゃあまたね。おやすみなさい。


病んでいる。

2011-04-05 22:05:19 | タラの日記

ようこそ、卯月です。

大変な人たちが今も闘っている。
その人たちが、早く安心して暮らせるようになることを祈っています。

私は安全なところにいて、明るい部屋であったかいゴハンを食べて、布団にくるまって眠っている。
元気に日常生活を普通に送ることが、今できること。応援する側は元気でいなくちゃ。

頭でそう考える。

津波の被害の甚大さ、その惨状を、繰り返しニュースで見た。最近はあまりニュースを見ないようにしているけど、津波にのまれていく町の映像が、まだ焼きついていて離れない。
津波で家を流された人のツイッターやブログにたどり着き、それを必死で読んだけど、私には到底理解できない世界だった。
報道から思い浮かべる被災地の様子、それはほんとに甘いものだったと知った。
現実に、心が打ち砕かれる気がした。

夜中に目を覚まし、自分が布団の中にいることをわかるのに時間がかかった。
自分の周りにたくさんの遺体がある、それが夢なのか現実なのかがわからなくなっていった。
布団の中にいることを確認すると、申し訳なくて、泣いた。

自分の中に潜んでいた攻撃性が、自分に向かったり外に向かいそうになったりして、もはやコントロールがきかなくなっていた。
冷静になろうとすると、いっそう混乱していった。

吐き気がするまでパソコンやケータイにしがみついている自分が、病んでいる、と気づくまでに時間がかかった。

先週の土曜日、カウンセリングに行って、もうまともに話ができる状態でなく、ただ混乱して号泣して、わめいて、それを先生は受け止めてくれて、この間増やしてくれたばかりの安定剤を、またさらに増やしてくれた。

今はとりあえず、薬のおかげで落ち着きつつある。
っていうか、ぼーっとして、昼間も眠っていたりする。
でも、昨日行った眼科の待合室ではやっぱり震災のニュースをやっていて、パニックになりそうで大変だった。
私はそれでもテレビから目をそらすことができる。
被災地の人は、そこから目をそらすことはできないのだ。また悲しくなった。

「ひとつになろう、日本」みたいなCMを見ると、責められている気がする。
がんばろう、っていうメッセージを見るたびに、「ごめんなさい」と思う。
私には何もできない。
元気に生活することも、応援することも、今の私にはできないのだ。

吐かないように薬をのんでなんとかご飯を食べて、ガンガンする頭を鎮痛剤でなだめ、怖い夢を見ないような薬をのんで眠る。
そうやって、今週、なんとか生活している。

昨日、出かけたついでに、最近ファンになった「尾木ママ」こと尾木直樹さん(教育評論家)の新刊本を買った。
尾木ママのブログに癒されているので買ったんだけど、薬でぼーっとしてて、まだ読めない。
少しずつぼちぼち読んでいく。

17日から学校。
それまでに体調を整えて、しっかり勉強できる体勢にしようと思っている。

だらしなく凹んでいる卯月を馬鹿だと思ってください。
それでも応援してくださる方は、コメントをください。
よろしくお願いします。