すずめ休憩室

日々のこと、好きなこと、飼っていたペットのことなどなど・・・。
気の向くままにつづってみました。

あめせん

2007年05月28日 | どさんこ・ご当地ネタ
スーパーで久々に売られているのを見て、つい買っちゃいました。
「あめせん」です。煎餅もゴマと落花生の2種類があります

ようは南部煎餅に水飴がサンドされた物で、気をつけて食べないと中の水飴がタレちゃったり、あと歯にものすんごくくっついて、半分も食べると口が開かなくなる感じがして後悔もするんだけど(苦笑)、たまーに無性に食べたくなる。

なんかノスタルジーをそそるんですよね~。


昔に比べて、水飴の量が減ったような・・・これも時代の流れかな?(苦笑)

でもね~ちょっくら調べてみたらこれまた、北海道と東北(青森・盛岡近辺)しかないお菓子みたい・・・何故?(苦笑)

私があめせんにノスタルジーを感じる訳・・・それはかれこれ30年以上も前の昔、当時ウチの町には珍しい事に屋外プールがあったんですが、でもココは真夏でも30℃になる事なんて殆どない地域。
もちろん温水設備もない昔のプールで泳ぐには寒くて、屋外プールなど年に数回使えるかどうか?!だったんですけど、それでも夏休みとか暑い日は利用できる日があったんですね。

そんな時、そのプールの前にガンガンを自転車に乗せた行商のおじさんが、この「あめせん」を売りに来ていたのです。紙芝居もしていたのかな?あまりその辺りは記憶にないのだけど。

お小遣いなんて貰えなかった幼い頃、プールの帰りに買ってもらって食べたあめせんはびっくりするくらい美味しかった・・・特に、ウチは甘~い市販のお菓子はあまり買ってもらえなかったので、水飴の美味しさが強烈だったの(笑)

そして汽車通学をしていた高校の頃、その行商のおじいさんを見かけたことがありました。
お年を取ったのせいか、かつては自転車に積んでいただろうガンガンを背負って、汽車から降りて歩いてたんだけど、なんだか凄く懐かしくて、年はとっても元気そうで嬉しかった。

あれから20年・・・今、あの「あめせん」売りのおじいさん、どうしているんだろう??と、
あめせんを見る度、ふと思いだしてしまうのです。
元気だといいなぁ