漫画や本の感想を別ブログ「漫画の重みで床が抜けたらどーする?!」に分けてからやや暫くたちますが、あちらで紹介したあの本から江戸時代の動物絵に興味が沸いて、買ってみたのがこちら
江戸時代の絵って言うと、「浮世絵」を思い浮かべるけれどそれだけでなく、ここに書かれている絵は毛のフワフワ感が伝わってきそうな写実的なものがあり、デフォルメされて漫画ちっくなのがありとさまざまで面白い
伊藤若冲の今にも飛び出てきそうな迫力のある鶏もいいけれど、猫好きな私としてはどーも歌川国芳に心惹かれてしまう
猫好きで知られた歌川国芳
彼の描いた猫絵はそれを見たネズミも逃げると言われたほどなのだとか・・・
しなやかで迫力のある猫から、擬人化した猫、あるいはコミカルに洒落っ気たっぷりの猫まで、彼の描く猫達はどれも素敵で面白い
彼のセンスは現代の漫画にも通じるんじゃなかろーか
名作「猫のすずみ」
暑い夏、涼を求め川遊びにやって来た芸者(猫)
手を差し出す船頭(猫)のニヤけた目と芸者猫のしゃなりしゃなりとした柳腰がたまらん
「金魚づくし百物語」
水を飲むふりをしながら、鉢の中の金魚を狙う猫と猫の思惑などっくにお見通しで臨戦態勢の金魚たち
横で慌てふためいている小魚にも笑える
あとこんなのも・・・
「猟人にたぬき、金魚にひごいっ子」
♪たんたんタヌキのキ○玉は~風もないのにぶ~らぶら・・・の8畳敷きのタヌキのキ○玉です(爆)
ちゃんと子タヌキも隣でぶらぶらしているのがまた可愛い
金魚は???と思ったら、この絵を黒く塗りつぶすと
なんと、なんと・・・・
金魚が現れるんですよ~
遊び心が満載でしょ??
なんか、コレ見てからますます歌川国芳に興味が出てしまって、でもこの手の美術本はお高いんだよな~(苦笑)
江戸時代の絵って言うと、「浮世絵」を思い浮かべるけれどそれだけでなく、ここに書かれている絵は毛のフワフワ感が伝わってきそうな写実的なものがあり、デフォルメされて漫画ちっくなのがありとさまざまで面白い
伊藤若冲の今にも飛び出てきそうな迫力のある鶏もいいけれど、猫好きな私としてはどーも歌川国芳に心惹かれてしまう
猫好きで知られた歌川国芳
彼の描いた猫絵はそれを見たネズミも逃げると言われたほどなのだとか・・・
しなやかで迫力のある猫から、擬人化した猫、あるいはコミカルに洒落っ気たっぷりの猫まで、彼の描く猫達はどれも素敵で面白い
彼のセンスは現代の漫画にも通じるんじゃなかろーか
名作「猫のすずみ」
暑い夏、涼を求め川遊びにやって来た芸者(猫)
手を差し出す船頭(猫)のニヤけた目と芸者猫のしゃなりしゃなりとした柳腰がたまらん
「金魚づくし百物語」
水を飲むふりをしながら、鉢の中の金魚を狙う猫と猫の思惑などっくにお見通しで臨戦態勢の金魚たち
横で慌てふためいている小魚にも笑える
あとこんなのも・・・
「猟人にたぬき、金魚にひごいっ子」
♪たんたんタヌキのキ○玉は~風もないのにぶ~らぶら・・・の8畳敷きのタヌキのキ○玉です(爆)
ちゃんと子タヌキも隣でぶらぶらしているのがまた可愛い
金魚は???と思ったら、この絵を黒く塗りつぶすと
なんと、なんと・・・・
金魚が現れるんですよ~
遊び心が満載でしょ??
なんか、コレ見てからますます歌川国芳に興味が出てしまって、でもこの手の美術本はお高いんだよな~(苦笑)
ほんとこの国芳って方、多才というか、遊び心があるというか、色んな絵があって見てて飽きないんですよ~
ネットとかで色々みているんですが、やっぱりアナログの私は紙で見たいな~と(笑)
でも高いんですよね~こういうの
私も田舎住いのせいか、なかなか美術鑑賞の機会が無くてね
たまーに行くと図録を買ってしまいます
この本は薄いんですが、どーも私の好みに嵌っているようでたーにみてはニヤニヤしてます(笑)
haroharoさん
でしょ~!!
ほんと、江戸時代って心が豊かというか、発想力があって面白いですね^^
いい例が江戸時代の看板
あれもとんちが効いててシャレてますよね~
現代は色々物質面で恵まれているけど、発想力や想像力と言う点では劣るのかも??
国芳は美人画も描かれているんですが、やはり猫画がいいですわ~
くまさん
おお~おひさしぶり~
元気だったかい??
くまちゃんからお借りしている本。中々お返しできなくてごめんよ~
時間がなくて長編物はじっくり読めないのよ
もう少し待ってて~
くまちゃんも国芳お好きでしたか~
うふふ、なんか嬉しい
>「相馬の古内裏」っていう巨大骸骨
これも国芳の代表作ですよね
ほんと、デッサン力というか、画力がないと描けない絵ですよ
その基礎がしっかりしているから、猫絵も輝くんだろうな~
>不気味さと滑稽さが同時に感じられるようなところが
まさに!!
国芳の絵つてそういうトコありますよね~
不気味なトコもあるけどそれだけじゃないというか
くまちゃんの好みのツボが似ててなんか嬉しいですわ
いや~ん、れいくさんも国芳お好きだったのね~♪
いつも思うけど何気に趣味かぶるよね(爆)
>荷宝蔵壁のむだ書
これ、知らなかったので、検索して画像を見ました~
すげー!!ウケるっ!!!
ほんと落書きみたいなんだけど・・・(苦笑)
国芳の美人画もそうだけど、この方って、ちゃんとデッサンが出来ているから、ただの落書きじゃないんだよね~
ピカソも抽象画を描く前はすんごい写実的な絵もかいていたし、やはり基礎が出来ていてこそのこの絵なんだろうな~
でもOKだした版元も買った江戸っ子も凄いと思うのは同感(笑)
満天さん
おお~満天さんもお好きでしたか~
江戸好きだもんねぇ^^
この人の凄いなと思うトコは写実的なものはよりリアルに、簡素化する時は極限まで簡素化し、尚且つ遊び心を忘れていないトコ。
猫文字なんてみているとほんとラブリ~って思う
この本で1800円くらいかな~
でも薄いの(苦笑)
国芳だけじゃなく、同時期に活躍した画家さんの絵もあるから、値段なりはあると思うけど・・・
こういうのって古本はなかなかで無いし、ハマると金額がはるからなぁ・・・
金欠のたれぞ~さんには悩みドコですわ~
トミー。さん
うふふ、トミーさんはきつとお好きだと思ってました~
いいな~国立博物館で「猫のすずみ」の絵葉書売って居るんだ~
以前どこだかで「にゃんとも猫だらけ」という国芳の猫絵を集めた美術展が行われていたそうで、行きたかったな~と思っています
北海道にもいつか来ないかしら・・・
>図録
私はエジプト展に行く時は必ず買って来ます
だってメチャ混みでゆっくり鑑賞しているヒマないから、後でじっくりと楽しもうと思ってね
でもほんとこういうのはお高い・・・し、場所も取る
悩みドコですわ~
きふぃみさん
ええ~!!きふぃみさんもお好きだったの?!
嬉しいわ~
「金魚づくし・・・」のマウスパットまで持っているなんて!!
ほんと茶目っ気たっぷりで、いいよね、このセンス
私も欲しいよ、それ!!
トミー。さんといい、きふぃみさんといい、東京の国立博物館で買われているのね
今度、上京するときはココはチェックだ~
歌川国芳、アッシも好きです♪
アッシは「相馬の古内裏」っていう巨大骸骨(笑)が印象的な画が特に好きです。
一番上の猫の画も動きが想像できるようでイイですね~~!!
最近昔の日本画の…妖怪や空想上のものが描かれてあったりする奇妙な作品に興味があります。不気味さと滑稽さが同時に感じられるようなところが好きなのかな~東照宮の象の彫刻なんかも面白いですよね。
美術本…アッシも欲しいですけどやっぱ値が張りますもんね~…^^;
いまより洗練されていたのかもしれないね。
よくある 美人画よりか猫のほうが断然いいと思ってしまいます。
面白い絵だな~と思ったことがあります。
色彩が渋くていい感じだし、絵柄が面白いですね。
買われたのですね~
私は美術館には滅多にいかないせいか、昔フンパツして買った本は
たまに見直すことありますよ~
多分たくさん持ってないせいだと思います。。
宝物が増えましたね
殺伐&雑然としたPC周りが、そこだけなごみモードです(笑)
江戸人の想像力とセンスは素敵ですよね~。
他にも 国芳 の猫絵ハガキがあって、行くといつもポーっと見てて何を見にわざわざ博物館まで行っているのやら。
私も満天さんのように展覧会に行くとその図録などを買っていたものですが、後からはあまり見ないのよね。高いし最近はネットでも探せば絵がすぐに見られるので買わなくなりましたね~。
ウチのママ母さんの実家が寺じゃったんだが
そこの襖絵に歌川国芳の絵があった
(もちろん、本物じゃ~ないっす…笑)
この絵が…子供の頃はエライ恐くっての~
(ハハハハハハハハ)
少し大人になった頃に見て
やっぱりスゴイと気がついただ
この本。高そうだの~~~
昔、好きで美術本を結構買ったことがあったが
結局、時々しか見ないということに気が付き
やっぱ、飾れるフェイクが一番だの~と思ったのだが…
フェイク作品の値段の高さは、美術本の比ではなかった。。。(笑)
マンガチックというか、今でも通じる面白さがあるよね
特に好きなのが落書きみたいなやつ(タイトル忘れちゃった)
中学生の頃、ノートや教科書の端っこに描いたのと大差ないようなあれを売り物として世に出すのか!?と
そしてそれを手間隙かけて版画にしちゃった当時の版元はスゴいわ(爆)
そしてお金を払ってそれを買った当時の人はもっとスゴい!
まぁきちんとした実力があるからこその遊び心で、それを許容したんだろうけど