前回「MONSTER」ですっかり浦沢さんの魅力に魅せられてしまった私ですが、今回もまた感動トピのおぽんちさんに浦沢作品を借りちゃいました(えへへ)。だって浦沢作品って人気があるせいかBOでも単価が高いし、しかも巻数が多いんですもの・・・・いつもありがとう~!!おぽんちさん
さて今回の「20世紀少年」、正直なトコ、「やっぱり浦沢直樹と言う漫画家は凄い!!」ってのが感想。
主人公・ケンヂは代々続いた酒屋をたたみ、事情があって姉の子・カンナを育てながらコンビニの店長として働いていた。そんな中配達先の大学教授宅の一家が突然失踪、そして小学校の友達だったどんきーが謎の死を遂げた。一見無関係そうに見えるこの2つの事件、実はある共通項が絡んでいた。それはケンヂ達が小学生の頃に友達と秘密基地ごっことして遊びの中で作ったあるマーク。仲間たちだけが知っているそのマークがどちらの事件にも絡んでいたのだ。しかもそのマークは今はある宗教団体のシンボルとなっていると言う。そして世界各地でケンヂ達が子供の頃に作った空想ストーリーと酷似した事件が巻き起こっていく・・・
不可解なその宗教団体とその中心にいる「ともだち」の名乗る人物は一体誰なのか?そして彼の真意は・・・
「MONSTER」は多種多様な人間関係をサイドストーリーとして絡めていますが、あれを人間関係という「横」のラインとするのだとしたら、こちら「20世紀少年」は現在に少年期ケンヂ達を絡める「縦」のライン。
しかもケンヂ達の過去に絶対関わっているはずの「ともだち」なる人物が全く特定出来ない。いえ疑わしい人は出てきても、やっぱり別なんですよね。次から次へと謎が出て来て全く先が読めない。そして子供が持つ独特の残酷を臭わせ危機的状況にハラハラドキドキさせながら、ちゃんと人の弱さ脆さと共に逞しさ優しさも教えてくれる・・・。
浦沢さんの作品はよくストーリーが練られているというか伏線に無駄がないですね。ほんと凄いエンターテーナーだと思います。これって映画化されても見ごたえあると思うな。
現在21巻まで刊行されてますが、まったくダラけることなく一気に読めて続きがとても気になる作品です。完結したら一気に読んでみるのもお勧めかも
さて今回の「20世紀少年」、正直なトコ、「やっぱり浦沢直樹と言う漫画家は凄い!!」ってのが感想。
主人公・ケンヂは代々続いた酒屋をたたみ、事情があって姉の子・カンナを育てながらコンビニの店長として働いていた。そんな中配達先の大学教授宅の一家が突然失踪、そして小学校の友達だったどんきーが謎の死を遂げた。一見無関係そうに見えるこの2つの事件、実はある共通項が絡んでいた。それはケンヂ達が小学生の頃に友達と秘密基地ごっことして遊びの中で作ったあるマーク。仲間たちだけが知っているそのマークがどちらの事件にも絡んでいたのだ。しかもそのマークは今はある宗教団体のシンボルとなっていると言う。そして世界各地でケンヂ達が子供の頃に作った空想ストーリーと酷似した事件が巻き起こっていく・・・
不可解なその宗教団体とその中心にいる「ともだち」の名乗る人物は一体誰なのか?そして彼の真意は・・・
「MONSTER」は多種多様な人間関係をサイドストーリーとして絡めていますが、あれを人間関係という「横」のラインとするのだとしたら、こちら「20世紀少年」は現在に少年期ケンヂ達を絡める「縦」のライン。
しかもケンヂ達の過去に絶対関わっているはずの「ともだち」なる人物が全く特定出来ない。いえ疑わしい人は出てきても、やっぱり別なんですよね。次から次へと謎が出て来て全く先が読めない。そして子供が持つ独特の残酷を臭わせ危機的状況にハラハラドキドキさせながら、ちゃんと人の弱さ脆さと共に逞しさ優しさも教えてくれる・・・。
浦沢さんの作品はよくストーリーが練られているというか伏線に無駄がないですね。ほんと凄いエンターテーナーだと思います。これって映画化されても見ごたえあると思うな。
現在21巻まで刊行されてますが、まったくダラけることなく一気に読めて続きがとても気になる作品です。完結したら一気に読んでみるのもお勧めかも
古本屋さんで探すのは難しそ~ですね
ネットで検索してみよ~と思います。
でもほんと高い・・・けど読んでみたい~
親にとっても子供を「選ぶ」っていうのも地獄の選択ですよね。普通はどちらも助けたいし選べないもの・・・。
>アナザーストーリー
なるほど!!
それはあくまで架空の事件(漫画の中での事件)のことですよね。
外国の方との共著ですか・・・面白そうだなぁ。でも1冊で1300円とはちょっと手が出ない。古本屋にあるといいんだけど
子どもの立場では当然の感想かも…。そして選びようもないのに選ばなければならなかった親も、本当に辛かったろうと…。
アナザーストーリーは『[もうひとつのMONSTER]ANOTER MONSTER』という本です。ヴェルナー・ヴェーバー 浦沢直樹共著・長崎尚志訳 となってます。
モンスターの事件の後にオーストラリアで起きた連続殺人事件(犯人は別人物)との間の繫がりを探るのに、モンスターの登場人物に事件についてインタビューするというドキュメンタリー形式の本です(約350ページ、定価1299円)。
>ヨハンの心の闇
確かに、あのお母さんのとった選択はどちらにも思えますよね。でもどっちも愛していたと思うんだよな。子供を持つ母として子供を選ぶってのはかなりの苦悩もあると思うし・・・う~ん、難しいトコロです
ゆっくり堪能してね^^だって浦沢作品ってじくり読みたいよね。
ハリウッド化は、ほんとど~なったんでしょう?あれから話訊きませんが・・・
テンマ、日本人に演じてもらいたいよ~
空のベット
そうか・・・たれぞ~さんの解釈であって欲しいね~。私はね、実は背筋がぞっとしたの。ヨハンの心は果たして救われていたのか?と思うところもあって・・・
お母さんが庇ったのか、間違えたのか・・・ここもすご~く引っかかっててね・・・
選ぶ事事態が・・・だけど・・・
あ~も一回読みたいよ~。これは何回も読み返したくなる作品だ~
おおっ!そんなモノがあるんですね・・・
どこかで探して見ようかな。
そういえば「モンスター」のハリウッド映画化って話がありましたが、あれってどうなったのでしょう???
>けいさん
ごめんよ~長らくお待たせして。
ただ今、「マスターキートン」を読んでいるのでもうちょっとお待ちくだされ(汗)
>空のベット
私の解釈は実はあの時ヨハンは意識を取り戻していて、満たされた思いを抱きつつ、人知れず新たな人生を歩みだすのに病院を抜け出した・・・みたいな感じで勝手に思ってます。
私的にこういうラストであって欲しいっていう願望かな(笑)
読みたいです。まさに読んだばかしで、さいっこ~におもしろかったです。
たれぞ~さん、あのラスト、空のベットってどう解釈されました?
そして、文句なしに面白い!
「MONSTER」はコミックの他にアナザーストーリーの読み物まで買っちゃいました。
ただ、スピリッツ等々を買わなくなって久しいので、「20世紀少年」はタイトルくらいで、筋の方はよく分からない…。けど、かなり期待できる内容のようなので、完結してから一気に読もうかな?
やっぱり浦澤作品はすごい人気ですね。
雑誌連載で読むのとは別にコミックスで一気読みも面白いですよね。
特に頭の悪い私は途中で複線が判らなくなるので読み返せるコミックスの方がいいみたい(笑)
完結はまだまだ先のようですが、是非コミックスでも読んでみてください
この4つはどれも面白かったです。
「20世紀少年」は毎週スピリッツで読んでますが、
完結したら一気読みしたいですね~(笑)。
おぉ、matilda)さんも読んだことありましたか!確かにこの作品、作中の時代の流れも何十年と経っているので進み方は遅いですよね。でも遅くてもダラけているって感じはまったく無いですよ。謎が謎を呼ぶって感じ。
今はね~あーーーっ!言っちゃいたい!でもネタばれになるから言えない(←ジレンマ)
・・・「あの人が再び」ってトコで察して下さい(笑)
>のほほんさん
そうそう、浦沢作品を読まれた方はたいてい「マスターキートン」をイチ押しされますよね。
私もただ今「マスター」を読書中!歴史モノが好きな私としてはツボですわ。これまた凄い面白い。どの作品も違うストーリー展開を持っているトコといい、ほんと浦沢さんって凄いです。
お陰で中古本屋でもお高いのよね・・・(なので買えない・涙)
のほほんさんも是非漫画喫茶で挑戦してみて下さい。ちょっと時間軸が行ったり来たりするので読むのに時間がかかるけどお奨めです
「MONSTER」もとてもよかったけど
私はなんといっても
「マスターキートン」が好きでした~
弟が集めていた「パイナップルアーミー」
を読んで彼のことを知りましたが、
「YAWARA!」といい、彼の作品は奥が深い!
どの作品もおもしろいですね~
20世紀少年は本屋で見て気になっていましたが、たれぞ~さんのブログ見てすごく見たくなりました。21巻だと買うのはちょっと無理だし、漫画喫茶にあるかな?