神坂智子さん、かなり好きです。
いえ、そういう割にはコミックスは友達が集めているので持っていないんですが・・・(苦笑)
神坂さんの漫画ってほんと面白い作品が多いんですよね。けして絵が上手い訳ではないのですが(神坂先生、ごめんなさい!!)、人の心の動きを描写するのが上手いっていうのか・・・キャラ達が自分の意思で考えて動いているって感じがする。ほんとイキイキと動いている感じがするのです。
このお正月、その神坂さんの代表作とも言える「蒼のマハラジャ」を再び読むことに・・・いえ以前にも読んだことがあったんですが、ラスト2巻がなくてどうなったのかウズウズしていた漫画だったのですが、ようやく揃ったそうで再び借りちゃいました(笑)
時は第2次世界大戦直前、イギリス統治下のインド。イギリス人の娘・モイラは父のインド大使という仕事の都合上、インドのラジャスタン地方の藩国であるジョドプールへ赴きます。そこでマハラジャ(インドの王様)の息子・シルバと運命的な出会いをします。インドを支配したいイギリスとイギリスからの支配から逃れたいインド。2つの国の思惑が交差する中、モイラは若くしてマハラジャとなったシルバと共にインドの為に奮闘するのです。
そして2人はその後に結ばれる訳なんですが、「インドの王様と結婚し、幸せに暮らしました、めでたしめでたし」というのではなく、インドの独立、そして同時に訪れたマハラジャの礎ともいえた王制の廃止という歴史の大転換、そして新たな国づくりと貧困、その地に根付く宗教、慣習、身分制度という当時のインドが抱える数々の問題に対し、若い2人が果敢に立ち向かっていく壮大なストーリーとなっています。
シルバに該当するマハラジャが本当にいたのか、そしてモイラと同じく外国人でありながらマハラーニ(マハラジャの妃)になって女性がいたかは判らないけど、きっと当時のインドではこういう苦労が沢山あったんでしょうね・・・シルバとモイラがひた向きに自分たちの国と藩民を守ろうとする姿、そして苦難が続こうともお互いを慈しむ姿は何度読んでも感動出来ます。
漫画好きの中でも評価の高いこの作品ですが、いかんせん絶版・重版未定なんですよね。しかも文庫とかも出てないし(涙)ちなみにネットで中古のチェックしたら全10巻セットで1万円っていう超高値がついてましたわ。復刊ドットコムでは交渉開始ラインになってますが、まだ復刊はしないようですし。
(注:2007年、文庫として復刊しました)
そんな訳で未読の方、内容もかなりお勧めですが、希少価値も高いので古本屋で見かけたら要チェックですよ~(笑)
いえ、そういう割にはコミックスは友達が集めているので持っていないんですが・・・(苦笑)
神坂さんの漫画ってほんと面白い作品が多いんですよね。けして絵が上手い訳ではないのですが(神坂先生、ごめんなさい!!)、人の心の動きを描写するのが上手いっていうのか・・・キャラ達が自分の意思で考えて動いているって感じがする。ほんとイキイキと動いている感じがするのです。
このお正月、その神坂さんの代表作とも言える「蒼のマハラジャ」を再び読むことに・・・いえ以前にも読んだことがあったんですが、ラスト2巻がなくてどうなったのかウズウズしていた漫画だったのですが、ようやく揃ったそうで再び借りちゃいました(笑)
時は第2次世界大戦直前、イギリス統治下のインド。イギリス人の娘・モイラは父のインド大使という仕事の都合上、インドのラジャスタン地方の藩国であるジョドプールへ赴きます。そこでマハラジャ(インドの王様)の息子・シルバと運命的な出会いをします。インドを支配したいイギリスとイギリスからの支配から逃れたいインド。2つの国の思惑が交差する中、モイラは若くしてマハラジャとなったシルバと共にインドの為に奮闘するのです。
そして2人はその後に結ばれる訳なんですが、「インドの王様と結婚し、幸せに暮らしました、めでたしめでたし」というのではなく、インドの独立、そして同時に訪れたマハラジャの礎ともいえた王制の廃止という歴史の大転換、そして新たな国づくりと貧困、その地に根付く宗教、慣習、身分制度という当時のインドが抱える数々の問題に対し、若い2人が果敢に立ち向かっていく壮大なストーリーとなっています。
シルバに該当するマハラジャが本当にいたのか、そしてモイラと同じく外国人でありながらマハラーニ(マハラジャの妃)になって女性がいたかは判らないけど、きっと当時のインドではこういう苦労が沢山あったんでしょうね・・・シルバとモイラがひた向きに自分たちの国と藩民を守ろうとする姿、そして苦難が続こうともお互いを慈しむ姿は何度読んでも感動出来ます。
漫画好きの中でも評価の高いこの作品ですが、いかんせん絶版・重版未定なんですよね。しかも文庫とかも出てないし(涙)ちなみにネットで中古のチェックしたら全10巻セットで1万円っていう超高値がついてましたわ。復刊ドットコムでは交渉開始ラインになってますが、まだ復刊はしないようですし。
(注:2007年、文庫として復刊しました)
そんな訳で未読の方、内容もかなりお勧めですが、希少価値も高いので古本屋で見かけたら要チェックですよ~(笑)
>蒼のマハラジャ
某トピで何度も吠えているように・・・
私、1~8、10巻は?年費やして集めました!
あとは9巻だけ
それがもう1年以上手に入ってません(涙)
8巻迄は抜けていた頃も、「ええいっ」と思って読んでいたけれど、やっぱ10巻だけは読めずにいます
やっぱり9巻が読みたいよ~
トピのこたりんさんに頼んで都内数ヶ所の古本屋を探してもらってけど、見つからず
以前捜索中です(笑)
トピで全国手配中だけど、見つからない
ほんと希少価値やね~
でも10巻迄揃った直後に復刊されたら、私は泣くかも!
本当にこの方絵はあっさりしてるんだけど、”生きてる!”よね^^
勝手に動いてるって感じさえする
なんであんなあっさりした絵なのに感情が見えるんだろ??
ほんと品薄ですね、これ。
そして鬼ついでに言うけど
ほんといいよ~これ!!
揃ったら絶対1から通して読むべし!!(力説)私なんて読みながら泣いたもん。
そういや私の友達もラスト確か2冊がなかったのよね・・・9巻だけわざと品薄に刷ったのか?角川よ!!
私もこっちのBOで9巻探してみますね。
見つけたら冊子で送るわ~
私は1,2巻しか読んでなくて、3巻以降1冊も見つからなかったので既にバラで探すのは断念しました。私は大人しく復刊を待つよ…。角川ってなんで復刊に参加しないんだ?他の作品もみんなそうよねえ。
今年もよろしくお願いいたします!
で、たれぞ~さん、ものすご~く漫画読んでますね。笑。
私はあまり普段漫画は読まないんですが、
実は最近めちゃくちゃ気になった作品がありまして。。。
もうすぐamazonから届く予定。。。うふふ。楽しみです。
ありゃ・・・なごいくさんも未読組でしたか。
ほんと角川のって絶版も早い割には復刊や文庫にならないですよね、なんでた?
そして新刊でもすぐ「入荷お知らせ」になるのよ・・・しくしく。
お陰で去年出版したばかりの「オルフィーナ」を集めるのに苦労したわ。なんなんだろう??
>matildaさん
去年はありがとうございました。
今年もまた宜しくお願いしますね。
えへっ、そうなんです、漫画好きなの(笑)
でも漫画を読まないmatildaさんがわざわざアマゾンで取り寄せた作品ってのが気になります~
何買ったんですか?そのうちブログに載るのかしら?楽しみにしとこ(笑)
私も~今回始めて読みました~
ってか~連載時にチラチラと読んでいたので
記憶には残っていました
ただ…結婚でハッピーエンドじゃなく
その後、待ち受けるであろう様々な苦難を乗り越えて
って所がスゴイです
この頃のインドは表からニュースで見る程度の
知識しか無かったのでマハラジャ制度の廃止も
インドにとっては良い事なんじゃろ~の~としか
把握していませんでした~それぞれの立場で物を
見ると違った世界もあるんだな~っとあらためて
感じることの出来たマンガでした~
面白かったね~(笑)
いかったでしょ~!!
私が出入りしている某トピでもすんごく評価が高いの、この作品
なのに中古で探すとなかなか無いのよね~
角川は絶版が早い割には文庫にもなり難いし、漫画好きには酷なトコです
たぶん、結婚しました、ハッピーエンドではここまで皆の心を掴まなかったと思うわ~
この作品の醍醐味はモイラとシルバが結婚した後からだと思うもん
いろんなことを悩み考え、そして皆の力も借りつつも自らの力で運命を切り開いていくトコがいいのよね~
>それぞれの立場で物を見ると違った世界もあるんだな~
そうね~
私もこの作品に出会わなかったらインドの藩制廃止をそういう視点でみていたんだと思うわ
色んな角度、視点で物事を見れるようになるってトコが漫画の凄いトコよね~
さすが満天さん、目の付け所が違う!!
やっぱり「姐さん」だわ~!!