家庭菜園とご近所つきあい

雪深かった北海道もみるみる間に雪解けが進み、日陰にかすかな名残を残すのみになりました。
でもまだ土の中は硬いので、畑仕事どころか土起こしもまだ先。４月下旬頃からかなぁ～？？

父が元気な頃は家庭菜園をしていた我が家
父が倒れてからもミニトマトやナスは食べ切れないほどの実をつけ、庭に手をかける暇もなく放置状態ではあったけれど、お弁当の彩りの助けてくれました


弟が帰省した10月のある日
朝食にミニトマトでサラダでも作ろうと庭に出たところ、赤い実は全くなく、まだ未熟な青い実のみ
もう寒くなって来たし、トマトも終わりなのかなぁと思っていました

するとお向かいの奥さんが父の様子を尋ねにやってきました
ひとしきり話した後、その奥さんが言った言葉・・・

「お宅のミニトマトが熟れて地面に落ちてて勿体無いからって、
お隣のＡさんの奥さんが誘って来たのでお庭から貰いましたから・・・」


しばし、唖然・・・・


なんでウチのトマトを採るのをＡさんが許可するんだ？？？


ちゅーか、100歩譲って、私が食べ切れないのを助けてくれたとしよう

でもその肝心の我が家が食べる分が全く無いくらいに採りつくすってどーゆーこと？！


でもこれからの事もあるし、トマトごときで険悪にもなりたくないので、笑って
「そうなんですか～どおりで今日採ろうとしたら無かったはずですね」と返しました

奥さんが帰った後、弟がボソリとつぶやきました
「これってドロ○ウと同じだよね・・・東京なら考えられない」と

やっぱりそう思う？？（爆）

でも弟には「これが田舎ならではの付き合いさ～」と答えて置きましたが
即日、弟に茎だけになったトマトを抜かせて、埋めさせましたともさ

その後、裏のオジサンも無断でウチの庭に入り込み、トマトを食っていたのが判明
父の野菜作りの上手さがこんな形ででるとは・・・
私なら例え隣であろうと余所のお宅の庭に勝手に入ることすら出来ないけど、父と親しかった分、そういうのに罪悪感とかないんだろーなぁ・・・（苦笑）


小さいけどせっかく畑もあるし、暖かくなったら節約も兼ねてピーマンやナスなんかを植えてみようかと思案中。
野菜作りはまったくの無知なんだけど出来るかしら？

こんなご近所さんたちも1人暮らしの「私が植えている」と判ったら、どう思うかな？？
やっぱりそれでも留守の時に採りに来るのかな～とちと思ったり（苦笑）


あっそうそう、まだ居たんだ
実はカラスもミニトマト好きなんだよネェ・・・