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150万人目は福井県小浜市の羽田喜代子さん(76)で、長女と初めて山荘美術館を訪れた。受け付けを済ませると職員から拍手が起き、認定証と記念品の図録や書籍が贈られた。羽田さんは「思いがけないことでうれしい。美術鑑賞は好きだし、家業が漆器製作なので参考にもなる」と喜んだ。
内藤規夫館長は「素晴らしい設備と環境に恵まれた美術館なので、乙訓地域の方々が友人を連れて多く来ていただけるような、身近な美術館を目指したい」と話している。
同美術館は1996年4月に開館。実業家の加賀正太郎が天王山中腹に建てた大山崎山荘を改修して本館とし、建築家安藤忠雄氏が設計した新館を併設した。モネなどの絵画とともに、春の桜、夏のスイレンなど四季折々の自然を楽しめ、全国から多くの人が訪れる。
【 2011年04月22日 11時21分 】
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