いかだ下り、大はしゃぎ 乙訓水辺フェス

2011-10-10 11:43:32 | 水 water
自分たちで組んだいかだに乗り、川遊びを楽しむ子どもたち(大山崎町・淀川) 乙訓青年会議所主催の「乙訓水辺フェスティバル」が9日、京都府大山崎町下植野の淀川河川公園であった。雲一つない秋晴れの下、多くの親子が川遊びや工作を楽しみ、環境保全の大切さを体感した。

 ○…淀川では、小学生20人が保護者と一緒に竹のいかだを作り、実際に乗って水辺での遊びを満喫した。

 親子は川岸で青竹を10本並べてひもで結び、縦3メートル、横1・2メートルのいかだを組み上げた。浮力を高めるため、裏側には発泡スチロール状の断熱材を張った。

 完成したいかだは川面に浮かべられ、児童はライフジャケットを着てわれ先にと乗り込んだ。流されないよう、岸に残ったスタッフがいかだとつないだロープを持って操作。子どもたちは水しぶきを浴び、気持ちよさそうにはしゃいだ。オール代わりの竹の棒を水に差し、ゆっくりとこぐ子もいた。

 同級生と参加した長岡第九小3年の山岸由歩さん(9)は「楽しくてあっという間だった。もうちょっと遠くまで行って、水の中で泳ぎたかった」と笑顔を見せた。

 ○…河川敷では「竹工作ブース」が設けられ、訪れた親子が竹馬や、同じように乗って遊ぶ「竹ぽっくり」を手作りした。

 参加者は用意された竹の棒に、足置きとなる短い角材を2本くくり付けた。節を残した短い竹丸太にひもを通し、「竹ぽっくり」も仕上げた。子どもたちは好みに合わせて足置きの位置やひもの長さを変え、使いやすくした。

 完成後は早速、広い芝生の広場で乗った。親が付き添う中、ゆっくり進んだり駆けだしたりと、思い思いに使い心地を試した。

 会場では竹繊維を使った和紙の手すき体験や水辺の生物をつかまえる「川の学校」もあり、多くの家族連れでにぎわった。

【 2011年10月10日 11時00分 】

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