太陽光発電で竹ツリー点灯 向日市商工会など1日から

2011-11-30 18:44:51 | 木 plants
竹を使ったイルミネーション(左奥)の電源として新たに導入された太陽光パネル=向日市・JR向日町駅前 向日市商工会などは、12月1日から市内の中心市街地で実施する竹のイルミネーションで、今冬は東日本大震災に伴う原発事故の影響から節電が求められていることを受け、太陽光発電による点灯を初めて行う。

 竹のイルミネーションは、市商工会や商店会、JR向日町-阪急東向日駅間の商店でつくる「向日えきえきストリート」が、世紀の替わり目を祝うイベントとして2000年に初実施し、以後、歳末の恒例行事として定着。地元特産の竹を使ったツリーに発光ダイオード(LED)を取り付け、毎年、師走の街を彩る。

 今冬は、原発事故の影響に伴う電力不足への懸念から電力会社が節電を各方面に要請。京都市ではイルミネーションの自粛を決める企業も一部出る一方で、向日市では「こういう時こそ、街を明るくしたい」と例年通り実施することに。ただし、節電要請にも配慮し、太陽光発電で点灯することにした。

 JR向日町駅前と阪急東向日駅そばの三角地の2カ所に、太陽光パネルを各2枚設置。1枚約70センチ四方で最大40ワットの発電が可能といい、昼間に蓄電した電力で竹ツリーの電飾を点灯させる。パネルは市商工会が購入したが、それ以外の機材の用意や取り付けは会員が協力した。

 蓄電量を考慮して、竹ツリーはJR向日町駅前で三つ(高さ各3メートル)、三角地は二つ(同各4メートル)と例年より少なめ。深田川橋公園も前を通る府道が工事中のため、今年は設置されない。また、点灯時間も例年は午後5時から11時だが、今年は午後9時までとなる。クリスマスの12月25日まで楽しめる。

2011年11月30日 12時00分

竹のあかり かまくら デザインライト(DS-011-1)
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