楽団員が本格練習 長岡京、国文祭行事に向け

2011-04-18 14:43:54 | 式 celemony
10月の国民文化祭の行事として京都府長岡京市で開かれる「オーケストラの祭典」の本格的な練習が17日、同市天神の市立中央公民館で始まった。演奏の中心となる、同市や京都市を拠点とする交響楽団や管弦楽団のメンバー約50人が参加し、本番へ向けて音合わせをした。

 同祭典では、全国から約120人の楽団員が集まって演奏する。そのうち、中心メンバーは府内の57人。昨年度の練習は弦楽器だけだったが、この日から管楽器と打楽器の奏者も加わった。

 冒頭で東日本大震災の犠牲者を追悼し、黙とうした。音楽監督のバイオリニスト森悠子さんが「この時期の演奏は大変な意味を持つ。心を豊かにしながら、新しい国のモデルを作るという自覚を持って文化祭に臨みたい」とあいさつした。

 参加者の自己紹介に続き、全員が、前屈したり腰をひねったりしながら深呼吸した。チューニングのため、ゆっくりと長い音で音階を弾いた後、本番で演奏するフランク作曲の「交響曲ニ短調」とドリーブ作曲の「バレエ組曲シルヴィア」を約4時間かけて練習した。中心メンバーの練習は、9月まで計4回行われる。

【 2011年04月18日 11時18分 】


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