文化・芸術 児童ふれる 第6向陽小 百人一首に夢中

2013-02-16 12:11:14 | 習 learn
 京都府向日市の二つの小学校で12日、文化・芸術にふれる取り組みが行われ、児童たちがハープ演奏や百人一首を楽しんだ。

 寺戸町の第6向陽小では、異学年交流を兼ねた百人一首大会が開かれ、4~5年生約130人が熱戦を繰り広げた。

 同小は3年前から、伝統文化に親しむ目的で百人一首に取り組んでいる。学習の成果を披露し合おうと、異学年での大会を初めて企画した。

 大会は、少ない札数で短時間に競技できる「五色百人一首」を使い、初心者とレベルアップの2コースに分けて実施した。

 児童たちは札20枚を目の前に並べ、下の句の場所を真剣な表情で記憶にとどめた。先生が上の句を読み上げると、「はい」と声を上げながら素早く札を取り合った。

 大会後には府かるた協会の井貝靖彦会長らの指導で、競技かるたも体験した。

■第2向陽小ハープの音色うっとり

 物集女町の第2向陽小には、ハープ奏者の内田奈織さんが訪れ、全校児童約580人が優雅な音色に聴き入った。

 府教委の「京の未来創造大使」事業で、内田さんはサクソホン奏者の福井健太さんと一緒に、「『世界にひとつだけの夢』コンサート」と銘打ち演奏を披露。「星に願いを」「アメージング・グレイス」などを奏で、ハープには弦が47本あることなども説明した。

 また、内田さんらはリコーダーを吹く6年生と「カントリーロード」を合奏。ハープとサクソホンに合わせて元気よく校歌を歌った児童たちに、内田さんは「世界に一つだけの夢を持ち、毎日を楽しく過ごしてください」と語り掛けていた。

【 2013年02月13日 11時53分 】


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