鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【4337回】 家族を守るために稼ぐという価値観

2022年11月14日 | 親として

私自身、「なぜ働くのか?」と問われたとしたら、

最も根底にある考えは、

 

「家族を守るため」

「家族を幸せにするため、良い環境を用意したいから」

 

という考えです。

 

そういう考えに至ったのは、

幼いころから自分がやりたいと言ったことを

親にやらせてもらってきたことが大きいような気がします。

 

決して裕福ではありませんでしたが、

長男の私に対し、両親は良い環境をつくってくれました。

 

私が中学生の時、サッカーをやりたいといって、

当時、ブラジルの10番をジーコがつけていたのですが、

サッカーをやるのにジーコのユニフォームが着たいと、

親にお願いし、サッカーショップKAMOで

ブラジル代表のユニフォームを買ってもらったり、

大学4年間、本来通えることが可能なのにも関わらず、

京都で一人暮らしをさせてもらったりと、

今から考えるとかなりお金のかかる子どもだったと思います。

 

でも、自分がやりたいといったことに

反対をされたことは、記憶にありません。

 

コツコツと真面目に働く両親に受けた恩がありますから、

私自身、結婚して親になった時、

子どもがやりたいと言ったことは

全部させてあげられるだけの収入を得なければならない、

ということは、自分の頭の中にあったと思います。

 

最初に働かせていただいたメーカーで、

上司の大半にはメチャ、恵まれていましたが、

今で言うスーパーパワハラ、人格否定をする、

ひどい上司もいましたし、

今ならカスタマーハラスメントで一発レッドとなる、

暴言を吐きまくるお客様も結構いました。

 

辛いこともありましたが、

子どものために稼がなくてはならない、

という気持ちが強く、辞めようと思ったことはありません。

 

そしてコンサルタントになりたいと思い、

年収が350万以上下がって転職した時も、

とにかく稼げるようにならなければ、という使命感が強く、

会社に泊まり込み、徹夜で仕事ができたのだと思います。

 

自分のこの労働観のベースは、

私の両親(特に父親)の姿勢です。

 

だから自分も親になった時、

自分の生き方が子どもに

大きな影響を与えると分かっていました。

 

だから仕事に真面目に向き合えたのかもしれません。

 

皆さんが両親から受けた影響には、

どんなものがありますか?

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【4334回】 これからの時代を予測した子育てを

2022年11月11日 | 親として

DX化は、日本はまだまだ遅れていますが、

DX化が本格的に進めば、事務仕事は大幅に減少します。

 

すなわち、パソコンでデータの入力であったり、

見積書の作成、請求書の発行といった、

ひと昔前は企業や役所で不可欠な業務は

この世から無くなるのです。

 

またこれまで人間しかできなかった仕事も

AIが代わりに行えることがドンドン増えていきます。

 

トラックやバスの運転手も

自動運転技術が発達し、

ドローンによる輸送も本格化すれば、

必要とされる人の数は激減するでしょう。

 

この先、需要がある仕事は何かを予測し、

必要とされる能力を身につけておく必要があると思います。

 

10年前と比較すると

全く想像もできない世の中に向かっています。

 

学校の勉強さえそれなりに出来て、

言われたことはある程度、きちんと出来る、

というレベルの人が稼ぐことは難しくなるでしょう。

 

人と関わることが苦手で

事務や単純作業の仕事を希望する人は、

席の少なさに直面することでしょう。

 

壁にぶつかっても、

それを乗り越えるために自分で考えて工夫し、

乗り越えていける人であったり、

精神的にタフでちょっとやそっとでは心が折れない人、

量を圧倒的にこなせる人、

人と接することが好きで対人ストレス性が高い人などは、

これからの時代も重宝されることでしょう。

 

AI化、DX化が進む中、

世の中から必要とされる能力と人格を有するような成長を

自分の子どもにはしてもらいたいですよね。

 

そのために、親は一所懸命に仕事し、学び続け、

その姿を子どもに見せていくことが大切かと思います。

 

そして節目節目で子どもとしっかりと話し合って、

将来どうなりたいのか、そのために何をするのかなどを

考えさせるようにもっていくことが重要だと思います。

 

我が家の長男は自分で警察官になることを決めましたし、

次男は今、就職活動をスタートします。

 

どんな道を歩んでいくのか、

見守っていきたいと思います。

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【4327回】 新しい家族

2022年11月04日 | 親として

昨日朝から長男も帰ってきて、

娘(ミニチュアダックス)の火葬に全員で参加し、

家族揃って骨を拾わせていただきました。

 

家内は1日に何度も娘を思い出しては涙を流すので、

もう目は真っ赤で目の周りが腫れていましたし、

次男も現実を受け止めきれていないのか、

いつも元気なのにずっとテンションが低い。

 

もちろん、私自身も、仕事以外の場では、

とてもまだ現実を受け止められていませんでした。

 

本当は感謝して娘をお見送りしなくてはならないのに、

いつまでも引きずっている、女々しい鬼山家。

 

家内は

 

「とりあえず近くのペットショップ、見に行ってみる?」

 

と言ってきたので、家族揃ってお店にいきました。

 

そこにはたくさんの犬と猫がいましたが、

ミニチュアダックスの女の子が2人いたのですね。

 

2人とも、すごく人懐っこくて、

しかもかわいいのです。

 

金額は非常に高額でしたが、

家族皆がもう一度元気を取り戻し、

かつ旅立った娘にちゃんと感謝の気持ちを持てるような

精神状態にしなければならないと私自身、思いました。

 

ミニチュアダックスを抱っこさせてもらって、

笑顔になっている家内、長男、次男の姿を見て、

私、即決で飼わせていただくことを決めました。

 

決断力が無く、いつも優柔不断な家内は、

私の決断の速さにビックリしていましたが、

とにかく誰かのお世話をすることが生き甲斐な家内にとって、

この決断は良いだろうと思いました。

 

また次男も、ふと母親を見ると、

ため息をついていたり、涙を流しているのを見るのはつらい、

と言っていました。

 

ということで、娘の火葬の後、

我が家に新しい娘を2人お招きし、

これから新しい生活をスタートさせることになりました。

 

旅立った杏(娘の名前)も、

きっと理解してくれることと思います。

 

これまで家族にたくさんの幸せをくれた杏に

家族全員心から感謝し、

新しい娘2人を責任を持って育て、

かつ愛情をタップリかけて育てていきたいと思います。

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【4323回】 時間が解決してくれる

2022年10月31日 | 親として

娘が天に召されて以来、

私たち家族は心の中にぽっかりと穴が空いた感じです。

 

スペインから帰ってきた、いつも元気な次男でさえも、

何となく元気がありません。

 

家内に至っては、自分の父が亡くなった時よりも、

今回の方がショックが大きいそうです。

 

本当に最期の最期まで、娘に付き添っていました。

 

とても悲しいですが、娘の立場に立つと、

ここまで私たちの家全員に愛され、

最期まで皆に見守られたので、

安らかに旅立てたのでは、と思っています。

 

何かをしていないと、

どうしても皆、娘のことを思い出してしまいます。

 

私たちにたくさんの幸せを与えてくれましたから、

感謝の気持ちで見送らなければと、

頭では理解しているのですが、

心の中は、ぽっかりと穴が空いたまま。

 

あるがままを受け入れ、

後は時間が解決してくれると思っています。

 

私自身、精神的にはタフで、

大抵のことは引きずらないのですが、

今回はちょっと時間がかかりそうです。

 

お別れがこんなにつらいにも関わらず、

家内は喪に服した後は

また新しい家族を迎え入れたいとのこと。

 

家内が悲しんでいるところを見るのも辛いのですが、

誰かのお世話をしていないと

母としての使命感が湧いてこないタイプなので、

(次男も手がかからず、私も家にいないので)

今度は複数のワンコをお迎えすることを考えています。

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【4322回】 天に召されて旅立ちました

2022年10月30日 | 親として

我が家の娘(ミニチュアダックス)が本日、

天に召されて旅立ちました。

 

最期は苦しむことなく旅立ち、今は安らかに眠っています。

 

今年の夏まで、本当に元気で、

食欲もすごかったのですが、

この2週間前くらいから、

食べたものを吐くようになり、

病院に連れていったところ、

腎臓や膵臓の数値がひどくて、

投薬をしても数値が改善できなければ、

年を越すのは難しい、と診断していただきました。

 

昨日の夜、娘をはさんで私と家内と3人で眠ったのですが、

もう体力が無いのにも関わらず、

夜、私に寄り添ってくれたり、

こっちを見つめてくれたりと、

最期まで本当に可愛すぎました。

 

って、こういうことを書いていると、

涙が出て止まらなくなりますが・・・。

 

子ども達がまだ小さい時に我が家に来てくれて、

子ども達と一緒に成長してくれました。

 

車に乗るのが大好きで、

家内が私を送り迎えしてくれる時も

いつも一緒に来てくれました。

 

本当に、娘のおかげで、幸せで楽しい思い出を

鬼山家はたくさん、つくることができました。

 

この2週間ほど、家内は娘につきっきりで、

家内の体力や精神面が心配でしたが、

最期、苦しむことなく旅立ってくれてました。

 

親孝行な娘でした。

 

ペットを家族に迎え入れることは、

もう言葉にできないくらい、

楽しいことがたくさんありますが、

最期のお別れが本当につらくて・・・。

 

ただ、私たちの方針としては、

当然ですが、最期まで責任を持って看取る、

ということですから、ここから逃れる訳にはいきません。

 

しばらくは喪に服し、旅立った娘のことを思いながら、

また新しい家族を迎えたい、と家内は思っているようです。

 

生き物の命の尊さを改めて理解しました。

 

大切な家族を守れる力を持つこと。

クライアント様に貢献できるよう、日々精進を続けること。

 

私自身、生かされていただいておりますので、

悔いなきよう、生きていきたいと思います。

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【4287回】 我が家の子育て術

2022年09月25日 | 親として

我が家の子どもたちも、長男は23歳、

スペインでの留学を終え帰国した次男は21歳と、

もう二人とも成人しました。

 

実質、子育ては終了しているのですが、

子離れ出来ていないバカ親の私たちは、

子どもたちに絡む機会をつくっては絡むのですが、

まあ、それはご愛嬌で、

二人とも結構、ちゃんとした成人になっていると思います。

 

子育てに関して、もう98%は、

母性愛に溢れている家内に任せっぱなしでしたが、

私の子育ての基本方針は、

 

「自分の人生を自分で決断できる人間になる」

「人様にご迷惑をおかけしない人間になる」

 

の2つくらいで、それ以外の方針はありません。

 

そしてその2つを実現するために、

子どもたちが5歳を迎えるまでに、

お風呂に一緒に入る度に言い続けていたことがあります。

 

それは、

 

「なぜ勉強ができるようになった方が良いか?」

 

ということ。

 

勉強する人生を過ごすのも、

勉強せずに遊び呆ける人生を過ごすのも、

それは自分で決めなさい、

でも勉強した方が良い理由はこうだよ、

ということをまだ2~3歳の頃から、繰り返し言ってきました。

 

で、結論を申し上げますと、

我が家の子どもたちに勉強しろとか宿題やったか、

ということは一度も言わずとも、

うちの子どもたちは勝手に勉強し、

勝手に宿題をやり遂げるようになっていきました。

 

なので、勉強のことで、子どもたちとぶつかったことは、

私も家内も一度もないです。

 

で、子ども達に、私はどんなことを言っていたか?

 

それは、

 

「人間、本当にやりたいことは、いつ見つかるか、分からない」

「やりたいことが見つかった時、

大学を卒業をしている方だと受験資格があるが、

中学卒業の方の場合、選択肢が限られる場合がある。

また、一流大学を卒業している方と、

お父さんのように三流大学出の場合でも、

選択肢が限られる。

もし、本当にやりたいことが見つかった時に、

一流大学を出ていた方が、チャレンジする資格が

与えてもらえることが多いのが、日本という国なんだよ」

 

ということでした。

 

今の日本は、2005年頃に私が言っていたこととは

ちょっと違ってきていますが、

当時はまだ学歴重視の社会だったので、

こうしたことを繰り返し伝えておきました。

 

結果、我が家の子ども達は、

なぜ勉強した方が良いのか、という問いに、

 

「選択肢が増えるから」

 

という、幼稚園児らしからぬ回答をするようになりました。

 

で、子どもたちが小学生になる前に、

コンサルの世界に私が入り、

たまに帰宅しても、食後すぐに

ダイニングテーブルでに仕事をする父親と、

それを文句ひとつ言わずサポートする母親を見て、

ダイニングテーブルで勉強したり本を読むことが、

子ども達にとって当たり前になった、

という感じです。

 

結果、中学受験をする、と自分で決め、

志望する中学も自ら調べて決定し、

長男に至っては警察官になる、ということも

自分で決めましたし、

次男もスペイン留学から、

留学する学校、更には1年滞在するアパートも、

全て自分で決めて行動ができるようになりました。

 

まあ、親がいい加減で頭が悪い分、

自分で決めるようになったかもしれません。

 

私と家内の子どもにしては、

本当にいい感じで育ってくれました。

 

そんな子どもたちと、ワンコと過ごせる時間が、

本当に幸せで、何ものにも代えがたいくらいありがたい。

 

子ども達を見守り、

何かあった時にサポートできる親であるために、

私自身、まだまだ頑張っていきたいと思っています。

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【4280回】 家族揃っての時間

2022年09月18日 | 親として

スペインに留学していた次男が無事、帰国しました。

 

今年のゴールデンウィークとお盆の時期に、

私たち夫婦は次男に会うために、

スペインまで行ったわけですが、

それでも家に無事、帰ってきてくれた、

というのは、嬉しいものです。

 

バレンシアで住んでいたアパートは、

8月末に退去していて、

その後は友達の家に居候したり、

エアビーでいろんなところに泊まりながら、

ラスト3週間はあちこち旅をしていた様子。

 

スペイン語も日常会話はペラペラですし、

現地で本当に素敵な人たちとの出会いもありました。

 

そして9月末から、休学していた大学にも行くとのこと。

 

で、この週末、長男も帰ってきてくれたので、

久しぶりに家族全員、一緒の時間を過ごせました。

 

ちょっと早いですが、家族揃って私の誕生日も祝ってくれました。

 

仕事も好きですし、

旅行に行ったり美味しいものを食べるのも好きですが、

やはり家族で過ごす時間が何よりも大切です。

 

子どもたちがやりたいと言ったことは、させてあげたい。

子どもたちに良い環境をつくってあげたい。

家族で思い出をたくさんつくりたい。

 

そういう思いが、

自分の仕事のモチベーションにつながってきました。

 

成人した我が家の長男・次男が、

どんな人と結婚して家庭を築くのか、

それとも独身のままなのかは分かりませんが、

自分の家族を守れる男にはなるには、

やはり稼ぐ力を持たなくてはならない、と

小さい頃から繰り返し言ってきました。

 

これから先、どんな成長をしてくれるのか、

ちょっと期待しながら、見守っていきたいと思っています。

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【4274回】 長男から学んだこと

2022年09月12日 | 親として

我が社の長男は、ただいま警察学校で修行中。

 

9月末に卒業し、正式に配属となります。

 

警察官になる前から、警察学校在学中、

交通事故などを起こす訳にはいかないので、

車の運転を一切、しませんでした。

 

ところが、正式配属となる際には、

通勤用の車が必要な訳ですね。

 

警察学校在学中は、外出もままならないため、

先日、帰宅した際に1日で車を購入しました。

 

その車は先月に私たちが引き取りに行ったのですが、

車を全く運転していなかった長男は、

その車を一切、運転することなく、

昨日になったのですね。

 

で昨日、自宅から警察学校まで、

車に乗って帰ったのです。

 

もちろん、帰宅前の長男の車の運転に

私と家内は付き合いましたよ(←バカ親丸出しです)。

 

さすが警察官、

制限速度を完璧に守り、

右左折の際の巻き込み確認もバッチリで、

車間距離も申し分、無かったです。

 

すなわち、警察官としての自覚が

長男の言動から感じられた訳です。

 

自分は、社会人1年目に、

こんなプロ意識を持てていただろうか?

 

社会人としての自覚を持てていただろうか?

 

というか、今、自分はプロのコンサルタントとして

自覚や責任感、更には

クライアント様の未来を左右する提言をさせていただく、

という覚悟を持てているだろうか?

 

そんなことを考えるきっかけを

長男からもらうことができました。

 

仕事に対して、自覚を持ち、覚悟が決まっている人は、

年齢関わらずカッコいいと思います。

 

子どもから学ぶことは、

本当に多いなぁ、と感じた1日でした。

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【4265回】 幼少期の遊びが大切

2022年09月03日 | 親として

自分で言うのも何ですが、

私、車の運転は非常に上手いです。

 

普通の運転はもちろん、

車庫入れとか縦列駐車も得意です。

 

球技も比較的、人並み以上にこなせます。

 

これは、運動神経というよりは、

距離感を計るのが得意なのだと思います。

 

私が生まれ育った、

大阪府東大阪市の石切というエリアは、

昭和40年代の新興住宅地で、

山を切り崩して土地が造成されました。

 

近所には、正興寺山という公園があって、

そこに行くのに崖を登ったり下りたりするのですが、

毎日、それを繰り返すことで、

特に崖を下る際の段差などの距離感を計ることが

自然とできるようになったのだと思います。

 

同級生とかと一緒にこの崖を下ると、

皆の平均時間の3分の1程度で

道路に着くくらい、とにかく速かったです。

 

更に小学生の時に近所で流行っていたのが

ビー玉でして、これを穴に入れる際、

距離感を計って指の力を調節する、

ということをメチャやっていたので、

距離感をセンチ単位で取るトレーニングを

毎日、やっていたようなものです。

 

結果、距離感を計る能力が高くなったのだと思っています。

 

ここ最近、車を運転していて思うのが、

運転が下手な方が多いなぁ、ということ。

 

しかも若い男性で下手な方が増えているような気がします。

 

車庫入れだったり、車線変更だったり、

運転しながら前後左右の距離感の取り方が上手くない方が

結構多いよなぁ、と感じています。

 

たまたま、子どもの脳の発達についての文献を読んでいて、

幼少期から高層マンションに住んで、

自然に触れない環境で育った子は、

身体感覚に欠けることが多く、

結果、勉強などの暗記物は得意なのに

ある一定以上の応用力が無いというか、

機転が利かない、ということが多いそうなのです。

 

言葉にしても数字にしても、

何らかの過去の自分の経験とつながっていて、

その経験が身体感覚として蓄えている人と

感覚としてとらえられていない人とでは、

理解の度合いが異なるそうなのです。

 

幼少期に、自然の中でいろんなものに触れたり、

さまざまな身体的な経験が不足していると、

身体感覚が発達せず、結果頭では理解しているものの

感覚的に掴めていない人が増えるのでは、

と思っています。

 

子どもを育てる上で、

庭付きの一戸建てで花や虫、

ペットなどを飼ったり育てたりすることが、

子どもの身体感覚を伸ばすのにとても役に立つ、

ということを改めて理解しました。

 

だから子どもさんが幼少期のうちに

マイホームを持つことが欠かせないと

個人的に思っています。

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【4248回】 日本に帰国します

2022年08月17日 | 親として

今回の夏期休暇は、スペインのバレンシアに4泊、

そしてマジョルカ島に2泊というスケジュールでした。

 

そもそも、次男のスペイン留学が9月までなので、

8月はリスクを冒してでもスペインに行こう、と

かなり以前から決めていたのです。

 

たまたまGW前に海外旅行における隔離処置が

かなり緩和されたことと、

ドバイ経由でマドリードまで安く行けることが分かったので、

GWにもスペインに来ていましたが、

GWのチケットよりもこの夏のチケットとホテルを

前に予約していたくらい、絶対に来たかったのです。

 

次男が通っている学校も、

次男が仲良くしてもらっている友人も見ることができ、

家内と共に親として幸せな気持ちになっておりました。

 

そしてやはり自分にとって、

家族が最も大切であり、

家族が幸せでいてくれることが、

自分の幸せであることも再認識。

 

家族が無事で元気に過ごしてくれているだけで、

もう本当にありがたいことなのです。

 

次男はこの1年で、

いろんな国籍の友達をたくさんつくっていて、

ヨーロッパ中、あちこち旅行しまくり、

貴重な日々を過ごせたようです。

 

次男の友達も世界を股にかけて

仕事をしていたりして、

本当に良い友人と縁をいただきました。

 

私自身、今年のGWとこの夏は、

完全にプライベートの旅でしたが、

来年以降は仕事の要素を増やして、

建築物やインテリア、店舗巡りをしたいと思っています。

 

まあ家内も私も、バカ親なので、

子どもがいるところに来ると、

もう子どもしか目に入っていないのです(汗)。

 

ということで、今日、フランス経由で日本に帰国します。

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【第4189回】 発想と行動範囲の広さ

2022年06月19日 | 親として

スペインに留学中の次男は、

 

「ちょっとドイツとオランダに旅に行ってくるわ~」

 

と、ただいまオランダにいるようです。

 

スペインの学校で最初に仲良くなったのが、

オランダから留学に来てる子だったそう。

 

でもその子は次男よりも早くから留学に来ていて、

今年の春にはオランダに帰国したのですが、

その子に会いにいくのも旅の目的だったようです。

 

更に同じ大学の友達で、

ドイツに留学に来ている子とも会ったりと、

日本で言えば、隣の県に行く感覚で、

ヨーロッパ内をあちこち移動している様子。

 

それをインスタで見ていて、

実はとても嬉しく思っています。

 

ここ最近、読んでいる本の著者

(TVディレクターさんやフレンチの名店のオーナーシェフ)も、

過去、著書を読ませていただいたり、

動画を拝見したビジネス界の成功者も、

共通するのはインプットの量と質がハンパない、

ということなのです。

 

国を跨いで移動したり、

いろんな国の人とコミュニケーションを普通に取ったり、

ということをこの年齢で経験しておくことで、

発想力もつくでしょうし、

行動範囲も広がるでしょう。

 

私自身、30代後半まで海外に出たこともなく、

非常に狭い視野で生きてきたので、

子どもたちにはそうなって欲しくない、

とずっと思ってきました。

 

長男も次男も、若い頃から海外に頻繁に行き、

その中で長男は警察官を選択し、

次男は海外志向が強いので、

おそらく海外で働くことになるのかと思いますが、

とにかく発想力や行動範囲が広くなって、

親としてとても嬉しいです。

 

コロナが流行した2020年のGW、

実はオランダに行く気満々で、

特にオランダの美術館巡りをしたかった私たち。

 

次男に先を越されてしまいましたが、

私たちも来年にはオランダに行きたいと思います。

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